HANGAME
[三星火災杯]イ・セドル決勝行き失敗… '天敵の輪'切ることができなかった

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▲イ・セドル9段(右側)がコ・ジェ9段に1勝2敗で敗れて決勝進出に失敗した。 通算相手戦績は3勝10敗に広がった。
 

2016三星火災杯ワールド囲碁マスターズ準決勝3局
イ・セドル、コ・ジェに中押し負け…相手戦績は3勝10敗

期待したイ・セドル9段の決勝進出が挫折した。 個人的には2012年三星火災杯を優勝した後に切れていたメジャー世界大会の優勝脈を引き継ぐことに失敗した。 韓国囲碁は2連続中国棋士間の決勝戦を許容した。

双方1勝1敗で対抗した中で2日大田市(テジョンシ)サムスン火災ユソン研修院で開かれた2016三星火災杯ワールド囲碁マスターズ準決勝三番勝負最終3局でイ・セドル9段が宿敵コ・ジェ9段に敗れた。 188手中押し負け。

再びニギリの結果、黒を握ったイ・セドルは丈夫で厚く対局を設けたが序盤の局面は円滑ではなかった。 布石では、はやい着手から一貫したコ・ジェが先んじた。

優勢を意識したためなのか中盤に入ってはコ・ジェから緩い手が出てきた。 機会をのぞいたイ・セドルは下辺のうすい大石を追及して変化を求めた。 そちらの攻防が中央に広まって触覚を逆立つようにしたがイ・セドルにも弱点があって勢いよく固め打ちすることができなかった。 

その時点での形勢は地ではコミなしで似た勝負。 代わりに黒は先手をとって、左上白がうすいということ。 やはりイ・セドルの手はそちらへ向かった。 しかし手順に問題があった。 実戦は損害をこうむって始めたことなので、コ・ジェはよどみなくフリカワリで応じた。 

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▲トゥ・ジャシ9段(右側)はファン・ウィンルオ5段に強い容貌を発揮して決勝進出に成功した。 相手戦績9勝2敗。
 

結局イ・セドルの最後の勝負の賭けは得より損失がもっと大きい結果として現れて不発になった。 開始3時間50分目の終局は今回の準決勝戦のうちで最も早い。

'ひどい天敵'コ・ジェに前期準決勝戦敗北、今年のはじめ夢百合杯決勝戦と賀歳杯決勝戦敗北などを雪辱できなかった。 相手戦績は3勝10敗で大きく広がった。 中中戦で行われたまた一方の準決勝戦ではトゥ・ジャシ9段がファン・ウィンルオ9段を2勝1敗で破って大会初めての決勝に上がった。 

決勝戦は12月6日から京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)サムスン火災グローバルキャンパスで三番勝負に進行される。 ディフェンディング チャンピオンであるコ・ジェは中国棋士初の世界大会2連覇に挑戦して、トゥ・ジャシは2014年LG杯優勝に続き二回目の世界制覇を狙う。 賞金は優勝3億ウォン、準優勝1億ウォン。 制限時間は2時間(秒読み1分5回)。

コ・ジェ-トゥ・ジャシ、2連続韓国なしの決勝戦 

1996年創設以来21回目大会をむかえている三星火災杯は前期大会まで韓国棋士が12回優勝して韓国囲碁の菜園として位置してきた(中国は6番、日本は2番優勝)。 このような様相は近年に入って中国が上がってきて変わっていった。 

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▲イ・セドルが敗れることによって2連続韓国棋士なしの決勝戦が行われる。

2009年に初めての中国棋士間の決勝戦を見守って、2010年からは5年連続韓・中国決勝で激しい角逐を行ったが前期大会と今回の大会では2連続中・中決勝戦を許容した。 韓国棋士が2連続決勝に上がることができないのは初めてだ。

7月に開いた統合予選から惨敗して暗い気勢につつまれた。 各国の329人が参加した統合予選に韓国は191人が出馬表を上げたが3人だけが本戦チケットを占めることに終わって中国の14人(84人出場)に大きく押された。 世界大会統合予選史上最悪の成績表であった。

最精鋭棋士がシードを受けて合流した本戦32強戦で8人中7人が生き残る善戦で20人のうち9人が生き残った中国と対等な16強構図を形成したのもしばらく、8強構図2-6、4強構図1-3で再び劣勢を免れなかった。



韓国は今年優勝できる最後の大会である三星火災杯をのがして、2月の第20回LG杯優勝(カン・ドンユン)一つで2016年を締め切ることになった。 パク・ジョンファンが第19回LG杯を優勝した昨年と同じだ。 

反面、中国は新年早々に第2回夢百合杯でコ・ジェがイ・セドルに勝って優勝し、10月には第8回応氏杯でタン・ウェイシンがパク・ジョンファンに勝って優勝した。 この外に第3回百霊杯はコ・ジェ-チェン・ヤオイェの中中戦で進行中であり、三星火災杯も優勝を確定した。 中国は昨年にも4つの大会で優勝している。 

不振に陥っている韓国囲碁は6日から中国が新設した大型棋戦の第1回新奥杯の本戦64強戦に16人が出場して(中国42人、日本4人)、続いて14日には第21回LG杯8強戦にパク・ジョンファンとシン・ジンソが出場して局面転換を狙う。 また、25日からは団体戦である農心杯2ラウンドが続行される。


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▲イ・セドル9段は2年連続韓国棋士では唯一準決勝に上がったが全てコ・ジェ9段に詰まってしまった。

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▲イ・セドルの天敵イメージを固めたコ・ジェ9段。

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▲先週、中国倡棋杯を優勝した勢いに駆けているトゥ・ジャシ9段(25)。 三星火災杯決勝は初めてであり、2014年LG杯優勝経歴がある。 通算タイトル獲得数は7回。

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▲初めての世界4強で満足したファン・ウィンルオ5段(20)。 今回の大会でイ・セドル、シン・ジンソ、パク・ジョンファン、イ・ドンフンなどを破った。

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▲前期優勝者コ・ジェ9段(19)が中国棋士初のメジャー世界大会2連覇を成し遂げるだろうか。

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▲通算14回を記録しているイ・セドル9段(33)のメジャー世界大会優勝は2012年三星火災杯後では出てきていない。

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2016三星火災杯準決勝三番勝負第3局
●イ・セドル9段vs ○コ・ジェ9段
結果:コ・ジェ、188手中押し勝ち 

イ・セドル9段が序盤に非常に厚く対局を級んだがコ・ジェ9段の機敏さに少し気分が悪く出発。 52で捉えた時には白が少し気楽だった。
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コ・ジェ9段の中盤が緩くて侮れなくなったが90・94にあったのが痛かった。
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99が勝負の賭け。
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107では108で切って107で防ぐことがどうだったのだろうか。
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118が良い感覚。
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139が最後の敗着で中央側を先に切ろうという場面。 実戦のようにフリカワリになっては勝負が決定された。
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[総評:ウォン・ソンジン9段]
原文記事:HANGAME 

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