TYGEM.COM
棋戦がどんどん消えて行く
国内総合棋戦個人戦たった2つだけ残って…棋戦荒廃化深刻

 926111
▲1月パク・ジョンファン(右側)とチョ・ハンスンが競った第59期国手戦挑戦碁最終局の姿。今年は大会が開かれず、国内最古のタイトル戦歴史に汚点を残した。(写真=韓国棋院)。
 

この記事は朝鮮日報(chosun.com)イ・ホンリョル記者の[棋戦がどんどん消えて行く]を転載しました。→原文見る  

 

伝統の国手・名人戦中断状態、制限棋戦合わせても過去半分の水準
観戦面白味・試合力低下不可避…韓国棋院、棋戦管理に力を置いてこそ

棋戦がどんどん消える。 囲碁界全体を支える菜園でありプロ棋士の運動場がますます荒れはてて行く。 1年周期を守って正常稼働中である国内総合棋戦(個人戦)は現在GSカルテックス杯と囲碁王戦ただ2つだけだ。

マキシム杯、GGオークション杯など出場資格が制限された棋戦と小大会を全て合わせても10個の内外だ。 2000年代直前の絶頂期に比べるとちょうど半分の水準だ。

今年、韓国棋壇が体験した衝撃的事件のうちの一つは国手戦と名人戦など2つの由緒あるタイトル戦の中断だった。

1956年初優勝者排出後、半世紀の間、韓国囲碁の大事な役割をしてきた国手戦はスポンサーとの異見で8ヶ月開かれないでいる。 43期まで進行された名人戦はスポンサーが去年の春に決別を宣言して離れた。

大型棋戦としてスタートしたLet’s Run PARK杯も危険だ。 毎年12月が起点であるのだが現在までニュースがない。

女流棋戦は国手戦が中断1年で回復したが、名人・棋聖戦は今年開かれなかった。 このような現象が加速化したのは2年前からだった。 天元戦、物価情報杯、大舟杯などが相次いで廃止された。 王位戦、覇王戦、最高位戦などはオールド ファンたちには遠い思い出の舞台に残った。

棋戦数縮小による副作用は一つ二つではない。 まず、ファンたちの多様な選択権が大幅に減った。 韓国棋院は"総予算34億ウォンの大型棋戦である囲碁リーグに株式市場を移してきたもよう"という立場だ。

だが、囲碁リーグは制限された出場棋士だけ活動する団体戦だ。 棋戦全滅で多タイトル保持者を決める楽しみが消えて、挑戦制やトーナメントが持つ個人戦だけの観戦面白味も痕跡をなくした。

二つ目、囲碁リーグの過多占有率で主な棋士の主戦場が早碁に合わされて試合力にも影響を及ぼした。 パク・ジョンファンの応氏杯惜敗をはじめとして中国勢に押される最近の現象がこれと無関係ではないという分析が出てくる。

中国は韓国と違い、棋戦多様性を守って甲級リーグでも1人当り2時間以上を提供して棋譜の完成度を高めている。

三つ目は'選手'であり囲碁界核心構成員である大多数棋士の剥奪感だ。 総合棋戦準優勝の貫ろくを持つ30代Aプロと50代Kプロが今年消化した公式戦はちょうど一対局ずつだ。

40代Lプロもわずか二対局の公式戦機会だけが与えられた。

2004年電子ランド杯初代チャンプ キム・ソンリョン9段は"今年対局であげた収入は20万ウォンが全て"として虚しいといった。

昨年は全体プロ棋士4人中3人の割合で年間対局料収入が1000万ウォン以下だったが今年はその半分維持も難しい展望だ。

棋戦は囲碁市場に上場された商品だ。 人気があって商品性が高まれば顧客(スポンサー)が自ずから駆せ参じる。 現代ビジネスでは顧客の記号を把握して彼らと関係を着実に維持するマーケティング技法が強調される。

韓国棋院はこの点で果たして最善を尽くしてきたと言えるだろうか。 専門担当部署が構成されながらも龍頭蛇尾になることが常だった。

中国の好況は囲碁に対する国家的な助けと囲碁界自らの安定的システムに根元を置いている。 これは棋士の意欲を刺激して企業の呼応につながって3拍子がてきぱき揃っている。

日本は新聞社主催の棋戦運営構造が相変らず丈夫で大型棋戦が揺れることなく毎年開かれる。

韓国棋院も政策の最優先順位を棋戦拡充に置いて全力投球しなければならない。 棋戦の種が滅びていく現象を防ぐことができないならば韓国囲碁に未来はない。

原文記事:TYGEM.COM