CYBERORO
女流棋士がマニキュアをあまり塗らない理由
花より囲碁女王戦、キム・ユンヨン・イ・スラ・クォン・ジュリ・キム・ヘミン準決勝上がって

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▲ 12日韓国棋院で繰り広げられた第1期花より囲碁女王戦本戦リーグ5ラウンド。 二大リーグ日程を全て終えて準決勝進出者(組別1、2位)が決められた。 主人公はキム・ユンヨン、イ・スラ、クォン・ジュリ、キム・ヘミン。 写真はソン・ヘリョン(左側)とキム・ユンヨンのリーグ5ラウンド対局の姿。


神尾葉子が集英社の隔週少女漫画雑誌'マーガレット'に1992年~2004年に連載した少女漫画'花より男子'が当時旋風的な人気を呼んで'花よりOO'とパロディにした名前があちこちで登場した。 韓国放送関係では'花よりおじいさん' '花より青春' '花より姉さん'のようなリアルバラエティ番組が出てきて人気を呼んだ。 

囲碁だと'花より囲碁'がある。 イ・ダヘ、ペ・ユンジン、ムン・ドウォン、キム・ヘリムなど女流棋士が主軸になって2014年ソウル、中区(チュング)にオープンした大人を対象にした囲碁講座施設の名前が'花より囲碁センター'だ。 この会員たちが同意を集めて後援した大会が第1期花より囲碁女王戦だ。 

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▲花より囲碁女王戦大会全景を熱心にカメラで撮っているカメラマン。

囲碁が男たちの専有物のように見なされた時期があったが今は女性囲碁がかなり活性化する方だ。 正官庄杯世界女流囲碁最強戦は女流囲碁を精一杯注目させた大会であった。

男女対決のコンセプトで行われているGGオークション杯では女流棋士がシニア棋士をしばらく圧倒して女流棋士の水準が日々高まっていることを計るようにし、韓国女流囲碁リーグが進行されてからは女流囲碁特有の華やかさを囲碁ファンたちにアピールした。 しかし近ごろ棋戦数は減少している。 花より囲碁女王戦は実戦に喉が渇いた女性勝負師に恵みの雨のような役割をしている。 

女流棋戦話が出てきたついでにという話だが女流棋士が対局の時には化粧やアクセサリーをそれほどしない状態を見ることになる。 おそらく容貌に気を遣うよりは対局に集中するための理由が多いだろう。 イヤリングをする場合が時々あるがマニキュアを塗る棋士は殆どいないようだ。 個人的には一度も見たことがない。 

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▲女流棋士はたいていこのようにマニキュアをあまり塗らない。

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▲集中力を強化するために指圧器具などを使う棋士がいる。


女流棋士に尋ねると"マニキュアを塗った手が囲碁TV画面に映って囲碁ファンに抗議を受けたことがある"という棋士が何人かいた。 ある棋士は"碁石を打つ時マニキュアを塗れば石が滑る。 それで透明マニキュアさえ使わない。"と機能的な面で理由をいったりもした。

棋戦を中継する囲碁TV画面カットの90%は碁盤の上なので手が最も多く登場する。 それでより一層ファン達には視覚的に気を遣うことになる身体部位であろう。 ある男性棋士は手の甲に入れ墨をして抗議を受けたことがある。 

アクセサリーをしたりマニキュアをする行為に対して大会側は概して制限を設けない。 オリンピックやアジア試合大会でも独特のヘアースタイルを披露したり入れ墨をしたスポーツ スターをたくさん見ただろう。厳格な規定は殆どない。 囲碁界も同じだ。

選手たちが個性を現わしたかったり必要に応じてする装いは個人にまかせる。 ある元老棋士は"盤上に集中するという意志を現わすのも良いが時代がかなり変わった。 選手たちの多様な個性表出に囲碁ファンからより一層知られるかも知れない。"と話した。 

10月5日に始まって12日まで行われた第1期花より囲碁女王戦本戦リーグでは4強進出者が決定された。12人がA・ B二大リーグに分かれて競争して。組別1位と2位が4強に上る方式。

準決勝にはA組1位キム・ユンヨン、2位キム・ヘミン。B組1位クォン・ジュリと2位イ・スラが上がった。対戦はキム・ユンヨン-イ・スラ、クォン・ジュリ-キム・ヘミン。 準決勝戦は10月21日(金)午後1時に開いて決勝戦は25日(火)午後1時に開く。 サイバーオロはこの対局をオロ対局室で中継する。 

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▲準決勝戦で正面対立することになったB組2位イ・スラ(左側)とA組1位キム・ユンヨン

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▲準決勝戦で激突するA組2位キム・ヘミンとB組1位クォン・ジュリ。


花より囲碁女王戦は韓国棋院が主催して'花より囲碁センター'が後援する公式棋戦だ。 制限時間は予選と本戦共に各1時間、秒読み40秒5回だ。 大会総規模は2、600万ウォン。 優勝賞金は300万ウォン。 準優勝賞金は180万ウォンだ。 
原文記事:CYBERORO 

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