HANGAME
[応氏杯]二回の罰点闘魂…パク・ジョンファン、最初の対局捉えた

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 ▲韓国のパク・ジョンファン9段(左側)が決勝1局で中国のタン・ウェイシン9段を中押し勝ちで破って'囲碁オリンピック'応氏杯優勝に青信号をつけた。 二人の棋士全て罰点二回ずつを受けて応氏杯決勝1局らしい死闘を行った。

第8回応氏杯世界囲碁選手権決勝1局
パク・ジョンファン、死闘終わりにタン・ウェイシンに逆転勝ち

パク・ジョンファン9段が番碁勝負で最も負担になるという最初の対局を制圧して'囲碁オリンピック'優勝に向かった速度を高めた。 10日中国北京のクンルンホテル特別対局室で点火された第8回応氏杯世界プロ囲碁選手権大会決勝戦でパク・ジョンファン9段が中国のタン・ウェイシン9段に先勝をおさめた(286手 3点勝ち、韓国式で2目半勝ち)。

4年ごとにオリンピックが開かれる年に開催される応氏杯は優勝賞金40万ドル(約4億5000万ウォン)に達する最大規模の国際棋戦。 五番勝負で雌雄を決める決勝戦の1局でパク・ジョンファンは序盤の良い流れを生かすことができなかった。 タン・ウェイシンのコンセプトは'持ちこたえ'。 地で持ちこたえるタン・ウェイシンと厚く耐えるパク・ジョンファンが対立した。 

厚みを利用しなければならない局面でパク・ジョンファンの刃が鋭くなかった。 大石狩猟に期待をかける場面で一度は有利で冒険を避けて、一度は不利な中でやむを得ず総力を注いだが最後にはできないと判断して刃先をおさめた。

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▲すべての舌を巻くようにした闘魂の逆転勝ちをしたパク・ジョンファン9段。 応氏杯決勝戦を一度経験したのも精力剤になった。


傾いた後半に機会がきた。 タン・ウェイシンがどのように打っても勝つと考えたのか読みに緩さを表わした。 その弱点を刺して追撃の踏み台を用意し、ヨセで不屈の執念でついに逆転を編み出した。 

皆が難しいといった時、あきらめないで勝負をひっくり返した後半の集中力はすごかったし読み対決は激しかった。 二人の棋士全て二回ずつの罰点を甘受した死闘であった。
 

現在16連勝…中国棋士相手15連勝 

決勝1局を勝利したパク・ジョンファンは6月20日から受け継いできている連勝数を16連勝に増やした(16連勝は今年国内棋士最多連勝記録だ)。 また、4月22日から中国棋士を相手に15連勝を継続した。 タン・ウェイシンとの相手戦績は5勝3敗に広げた。

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▲読みが粘り強く狙いが強いタン・ウェイシン9段。 2013年三星火災杯決勝でイ・セドルに勝って優勝したことがある。


決勝2局は明日一日休息を取った後12日同じ場所で続行する。 引き続き3~5局は10月22日と24日、26日上海の応昌期囲碁基金会ビルディングで続行される予定だ。

特殊ルールで進める応氏杯の制限時間は3時間。 これを全て使えば秒読みなしで20分ごとに罰点2点を受けて2回まで延長することができる。 これさえも超過すれば時間切れ負けになる。 コミは8点(韓国式7目半)。 これまでチョ・フンヒョン→ソ・ポンス→ユ・チャンヒョク→イ・チャンホ→チャン・ハオ→チェ・チョルハン→パン・ティンウィの順で優勝してきた。 
原文記事:HANGAME