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平均ランキング3.6位! 最強ドリームチーム浮かび上がる
ワイルドカード イ・セドル、第18回農心杯囲碁三国志代表確定
 
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 ▲韓国3位キム・ジソクがチョ・ハンスンに勝利した。 


パク・ジョンファン(1位)イ・セドル(2位)キム・ジソク(3位)カン・ドンユン(5位)イ・ドンフン(7位)、平均ランキングは3.6位。 選抜戦を通じて構成された歴代農心杯代表選手のうち最もランキングが高い選手たちで韓国チームが陣容を備えた。

3年連続で中国に覇権を奪われた中でこれまでのどんな時よりも優勝に対する熱望が高い状況。 最精鋭ドリームチームが出撃準備を終えた。

韓・中・日囲碁三国志第18回農心杯世界囲碁最強戦に出場する太極戦士5人が確定した。

28日ソウル、城東区(ソンドング)、馬場路(マジャンノ)韓国棋院で行われた国内選抜戦最終日試合でパク・ジョンファン9段とキム・ジソク9段、イ・ドンフン8段が勝利して太極マークを取得した。

国内選抜戦通過者3人は世界棋戦優勝者資格でシードを受けたLG杯チャンピオン カン・ドンユン9段、主催社ワイルドカード主人公イ・セドル9段と共に9月27日から中国、吉林省安圖に位置した白山水工場で開かれる本戦1ラウンドに出撃する。

ランキング1位パク・ジョンファン9段はシン・ジンソ6段に182手で白中押し勝ちをおさめて一番最初に太極号に乗船した。 引き続きイ・ドンフン8段がキム・キヨン7段に201手で黒中押し勝ちし最後にキム・ジソク9段がチョ・ハンスン9段に203手で黒中押し勝ちして本戦行きを確定した。

今回が五回目の本戦出場であるパク・ジョンファン9段は14回農心辛ラーメン杯最後のラウンドで2勝をおさめて韓国チーム優勝を決定するなど5勝3敗を記録している。

大会六回目の本戦行きを確定したキム・ジソク9段は9勝5敗、二回目の本戦出場に成功したイ・ドンフン8段は1敗だ。

シードを受けたカン・ドンユン9段はこれまで本戦で9勝4敗をおさめ、今回が大会五回目の本戦出場だ。 昨年に続き2年連続ワイルドカードを受けて四回目の本戦行きを成し遂げたイ・セドル9段は7勝2敗の成績を上げている。

中国は、大会優勝を決定したコ・ジェ9段をはじめとしてレン・シャオ(6位)トゥ・ジャシ(7位)ファン・ウィンルオ(15位)パン・ティンウィ(17位)が出場する。

日本は全冠王井山裕太9段をはじめとして張栩9段、河野臨9段、村川大介8段、一力遼7段が出る。

11日から7ラウンドにかけて競合を行った国内選抜戦には213人が出馬表を上げて71対1の競争率を記録した。

韓国と中国、日本の国家代表5人が出場して連勝戦方式で対決する農心辛ラーメン杯の歴代優勝回数は韓国が11回で中国(5回)と日本(2回)に先んじている。

前期大会ではワイルドカードを受けた韓国のイ・セドル9段が終盤の3連勝で奮戦したが最終戦で中国のコ・ジェ9段に中押し負けして中国チームに3年連続で優勝カップを渡した。

韓国棋院が主催・主管して(株)農心が後援する農心辛ラーメン杯の優勝賞金は5億ウォンであり、本戦で3連勝といえば1000万ウォンの連勝賞金(3連勝後1勝追加の時ごとに1000万ウォン追加支給)が支給される。 制限時間は各1時間1分1回だ。 

第17回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦日程
 
本戦1ラウンド(中国、吉林省安圖)
9月26日記者会見および開幕式
9月27日~30日:第1~4局

本戦2ラウンド(韓国、釜山(プサン))
11月25日~29日(火):第5~9局

本戦3ラウンド(2017年中国、上海)
2月21日~25日:第10局~14局
原文記事:TYGEM