CYBERORO
新人王登板したシン・ミンジュン"今は胸が苦しくない"
 
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中国囲碁に韓国囲碁が威嚇を受けた2012年に英才入段大会ができた。 

より幼い年齢の棋才を発掘して未来を備えようとの趣旨が入れられた制度であった。 当時13才だったシン・ミンジュンと12才シン・ジンソが並んで英才入段大会を通過してプロになった。 韓国囲碁の未来を担いだこれらには‘両シン’との愛称がついて、囲碁ファンたちはこれらが活躍するたびに歓呼して韓国囲碁界の明るい未来を夢見た。 これらはすくすく成長した。 

4年目である2016年7月14日シン・ミンジュンが17才の年齢で自身の生涯初めてのタイトルを取り出した。 

第4期メジオン杯オープン新人王戦決勝三番勝負。 囲碁TVスタジオで開かれたパク・ハミンとの最終局でシン・ミンジュンは152手で白中押し勝ちをおさめて総合成績2-1で優勝した。 

㈱メジオン(代表・パク・ドンヒョン)が後援して韓国棋院が主催した第4期メジオン杯は97年1月1日以後出生したプロ棋士と韓国棋院所属研究生が競争を行う制限棋戦。 シン・ミンジュンは優勝直後“制限棋戦で優勝したのでもうすべての棋士が参加する一般棋戦でも優勝したくてその次には世界棋戦頂上にも上がってみたい。”と話した。 

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▲シン・ミンジュン(左側)とパク・ハミンは韓国棋院4階国家代表研究室で毎日会う仲だ。 シン・ミンジュンは国家代表常備軍でありパク・ハミンは育成軍だ。

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▲今までのどんな時よりも緊張したシン・ミンジュン。

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▲メジオン杯決勝相手であったパク・ハミン。

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▲モニターの後ろにシン・ミンジュンとパク・ハミンが行う対局の姿が見える。
 

シン・ミンジュンにとってこの優勝の意味は格別だ。 自身と比較されて注目された一歳下のシン・ジンソが国内最大棋戦レッツランパーク杯で優勝して遠く先んじ、世界大会本戦でも活躍している。

一才年上のイ・ドンフンはGSカルテックス杯で優勝した後にも日々良い技量を見せている。 同じ年頃の躍進はシン・ミンジュンにとって焦燥感を抱かせた。 心の重さは身体的な症状につながった。 

“同じ年頃の棋士がうまく行っているのに私は停滞しているようで胸が苦しかった。 今は少し解けるようだ。”

普段言葉を慎んで自身の心をあまり表現しないシン・ミンジュンだが優勝の喜びを広々と表わした。 選手控室で会った彼から率直な心情を聞くことができた。 
 

-同じ年頃の棋士のうち最も気になる棋士はシン・ジンソ5段か? 
 
“(へへっと笑って)そうです。” 

-今回の決勝戦の感じはどうだったか? 
 
“パク・ハミン初段とは国家代表研究室で毎日見る仲です。 序盤・中盤が強いということをよく知っていた。 それでも自信はあった。 後半にパク・ハミン初段が錯覚を時々することを知っていたためだ。 しかし実際に決勝対局に入るとパク初段の失敗が少なかったし囲碁内容があまりにも難しくてたくさん緊張したシリーズだった。”

-胸が苦しかったことが緩んだといったが、どの程度心が楽になったか? 
 
“今回の大会で優勝をのがしたとすれば本当にダメージをたくさん受けたと思う。 優勝が目の前に来ていたので極度に緊張したが今は解けた。 運が本当にたくさん従った。 予選でのイ・オドクドゥン初段との対決ではすぐに石をおさめてもおかしくない程滅びていたが相手が突然時間切れになって勝った。 このような囲碁でも勝つ事を見ると運が力強く従っているようだと考えた。" 

- 4年前入段した時と比較して童顔ではなくなって背も高くなったようだ。 
 
“ハハ。 身長がたくさん育った。”

-囲碁訓練量はどの程度するか? 
 
“朝10時から午後5時まで国家代表常備軍訓練をしてすぐに家(鷺梁津(ノリャンジン)方面)に帰って再び勉強する。 その時刻に同僚も所属道場に行ったりして勉強している。 私も勉強で遅れることはできない。”

-趣味は? 
 
“二ヶ月に一回程度映画を見る。”

-最近自身の囲碁内容が気に入るか? 
 
“昨年に比べて良くなってはいないようだ。”

-入段した頃と今の囲碁内容を比較してみると? 
 
“以前には絞り取って出して囲碁を難しく打とうとした。 感覚が弱かったし囲碁も不安定だった。 もう平凡に打とうとする。 それでこそ安定感ができる。” 

-この前中国乙級リーグに参加して、その中でイ・セドル9段との対局もあった。その対局で感じた点は? 
 
“あまり打てなくて…布石が相変らず不足する。 復碁してみるとイ・セドル先生は私に比べてはるかに多くの手を読んでいた。” 

-シン・ミンジュン囲碁の特徴をいってみると? 
 
“囲碁が不安定で特別なスタイルはない。 しかし中盤とヨセは平均以上はあるようだ。 厚く打って一発で終わらせようとする。” 

-中国棋士と対局する時さらに自信があるように見える。 
 
“以前から中国棋士と打つ方がより好きだったしさらに自信があった。 今でもそうだ。 韓国棋士と打つ時よりかえって成績が良い。 中国トップクラスの棋士との対決では分からないが少なくとも中国ランキング20位~30位圏以内の棋士らと相手にする時には確かに自信がある。” 

-昨年韓中未来天元戦では白番だったコ・ジェ9段に勝った。コ・ジェは白番必勝を謳歌していたが中国では非公式として記録されたせいで残念だった。 
 
“コ・ジェ9段が非公式とあらかじめ知っていて、その対局に大きい神経を使わなかったことではないかという考えもする。^^”

-ガールフレンドはいるか? 
 
“いない。” 

-今年の目標は? 
 
“世界大会ではみな脱落したが残っている三星火災杯で機会を狙いたい。 最近では開かれている大会自体があまりない点が惜しい。 韓国囲碁リーグと三星火災杯で良い成績を出そうと思う。 まだ行ってみることが出来ていない世界大会本戦16強に上がりたい。” 

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▲第4期メジオン杯決勝最終局が終わってシン・ミンジュンの優勝が確定した瞬間。

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▲シン・ミンジュンが囲碁TVとのインタビューで少し短く対局総評をした。
原文記事:CYBERORO