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[メジオン杯] 17才シン・ミンジュン新人王戦優勝…生涯初めてのタイトル

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 ▲ 17才シン・ミンジュン3段が新人王に上がった。 シン・ミンジュンは一才上パク・ハミン初段と繰り広げた決勝戦を2-1で勝利して入段4年で初めてのタイトル獲得も共に成し遂げた。


第4期メジオン杯オープン新人王戦決勝三番勝負 
シン・ミンジュン、パク・ハミンを2-1で破って初優勝

"新人王戦を優勝したのでもうすべての棋士が参加する総合棋戦で優勝したくて、その次には世界大会で優勝したいです。"

17才有望株シン・ミンジュン3段が新人王に上がった。 シン・ミンジュンは一才上パク・ハミン初段と繰り広げた第4期メジオン杯オープン新人王戦決勝三番勝負を総合成績2-1で勝利して優勝した。 

11日の1局はシン・ミンジュンの中押し勝ち(200手)、12日の2局はパク・ハミンの中押し勝ち(208手)。 双方白で勝ち逆転勝ちをした。 14日午後、囲碁TVスタジオで行った最終局は再びニギってパク・ハミンの黒で決定された。 

序盤左上で軽い体の小競合いをすぎて下中央攻防が最大のハイライトであった。 そちらで青々とした二人の新鋭の才覚があふれた。 そのような中でもパク・ハミンが相次いで良い要所を訪れた。 左辺実利で大きい利益をあげた場面では優勢が手中に入ってきた。

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▲シン・ミンジュンは昨年囲碁リーグ中押し勝ちと一緒にパク・ハミンに通算3勝1敗で優勢だ。

10分先に入った秒読みでも安定感を見せたパク・ハミンは、しかし下辺で単純に処理せずもう少し技巧を働かせて強く打ったのが危険な手法。 相手に口実を与えてしまった。

非常手段を講じなければならなかったシン・ミンジュンとしては嬉しいこと。 機会がきたと考えたシン・ミンジュンは当然怒った。 自分のミスを識別したようにパク・ハミンから後悔する時の習慣である舌を打つ声が出た。 

結局そちらの勝負所の勝者は相手の失敗とうすさを刺して行ったシン・ミンジュンであって、決勝シリーズ勝者もシン・ミンジュンになった。 対局開始2時間50分、152手の終局だった。 決勝戦に入って時間も最も短かったし手順も最も短かった。

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▲優勝はのがしたが韓国囲碁はまた一人の有望株を発掘した。


局後シン・ミンジュンは"序盤打開がうまくいって悪くなかったが左辺に入った場面で勘違いしたせいでみな捕えられて負けたと思った"として"その後パク・ハミン選手が難しく打ってチャンスがきて相手の失敗が続いた"と総評した。

新人王はシン・ミンジュンの初優勝としても記録された。 2012年7月1期英才入段大会を通じてプロ棋士として入門して4年で味わった初めてのタイトルだ。 今回の大会でシン・ミンジュンは本戦16強から出発してソル・ヒョンジュン・パク・ヒョンス・ソン・ジフンを順に破って決勝に上がった。

シン・ミンジュンは2014年に全棋士が参加する総合棋戦である天元戦を準優勝するなど4回の準優勝で同じ年頃の入段者などより優れた成績を見せてきた。 それでも一歳下の入段同期シン・ジンソとはたびたび比較対象になったりした。 現在国内最大棋戦であるレッツランパーク杯を保有しているあまりにも特出したシン・ジンソであった。

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▲シン・ミンジュンは全棋士が参加する総合棋戦優勝、進んで世界大会優勝が目標だと話した。


新人王はトップへ行く通過儀礼のようなタイトル。 エリート コースを着々と踏んで行っているシン・ミンジュンが新人王という光る勲章と共により一層成長すると期待される。 一方2015年1月入段後初めての決勝舞台に立ったパク・ハミンは可能性を確認して次の大会を約束した。 

第4期メジオン杯オープン新人王戦の賞金は優勝800万ウォン、準優勝300万ウォン。 1997年1月1日以後出生したプロ棋士23人と韓国棋院研究生5人など28人が予選を行って本戦進出者13人を選抜し、続いてシード3人と一緒に16強トーナメントで優勝競争を行った。 授賞式は22日インターコンチネンタルホテルで開かれる。


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▲シン・ミンジュンは本戦16強から始めてソル・ヒョンジュン・パク・ヒョンス・ソン・ジフンを順に破って決勝に上がった。

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▲パク・ハミンはキム・タヨン・キム・キボム・オ・ユジン・キム・ミョンフンを順に破ってシン・ミンジュンと決勝対決を行った。

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▲シン・ミンジュンのランキングは24位、パク・ハミンのランキングは89位。

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▲入段同期シン・ジンソとともに'両シン'と呼ばれるシン・ミンジュンは2014年に全棋士が参加する総合棋戦である天元戦を準優勝したことがある。
原文記事:HANGAME