KB LEAGUE
大勝導いたキム・ジソク"信頼をあたえる主将になりたい"
チョ・ハンスン相手に闘魂の逆転劇…反転ドラマ主人公

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▲新安天日塩主将イ・セドルが抜けた状態で事実上の両チーム主将対決になった3局。 自身まで敗れればチームが大きい危機を迎える状況でKixxの主将キム・ジソクがチョ・ハンスンを相手に切なる力碁を披露した。 以後この勝利に刺激された後続走者の善戦が続いてKixxが4-1で勝利。
 

2016 KB国民銀行囲碁リーグ5ラウンド4試合 
Kixx、イ・セドル抜けた新安天日塩猛爆

5人が一つのチームになって戦うKBリーグで主将(1指名)の成績はチーム成績と直結する。 今回のシーズントップを走っている正官庄と最下位に墜落したポスコケムテックがその良い例。 正官庄の場合、シン・ジンソが5戦全勝で個人最多勝トップを、反面ポスコケムテック主将チェ・チョルハンは1勝4敗で底辺をさ迷っている。 野球がたびたび'投手の賭け'という声を聞くようにKBリーグもまた'主将の賭け'と呼んでこそ当然なことではないだろうか気がするほど。 
 

このような状況でKixxの主将キム・ジソクが"信頼をあたえる主将になりたい"という意志をもう一度明らかにした。 普段にはバラバラに活動して試合の時だけチームを級むKBリーグでチーム員の主将に対する信頼は実力で見せてこそ可能になる。 リーグがまもなく中盤へ渡る時点から出てきた彼の発言は今年変わった姿勢でチーム優勝と個人MVPに挑戦するという強い自信の迂迴的表現に聞こえた。 

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▲モク・ジンソクは今回のシーズン自身のトレードマークを'宇宙流'と決めるようだ。 この日も黒番3連星に続く大模様作戦を展開した後、中盤急襲一発で勝利をセーブ。


26日夜囲碁TVで行われた2016 KB国民銀行囲碁リーグ5ラウンド4試合でKixxが新安天日塩を4-1で破った。 過去の試合を休んだ4指名キム・キヨンまで主戦全員が一つになったKixxは主将キム・ジソクの同点打を信号弾として2指名ユン・ジュンサンと3指名ホ・ヨンホ、そして5指名チェ・ジェヨンまで参加して大勝をおさめた。 

開始はKixxが不安だった。 キム・キヨンが自身の天敵のように君臨するモク・ジンソク(相手戦績1勝4敗)に会って簡単に先制点を渡した。 弱り目にたたり目で問題は3局。 序盤順調な流れを継続したキム・ジソクまでチョ・ハンスンの凄まじい反撃に揺れてKixxチーム検討室が感じる不安感はますます高まって行った。 3勝ならチーム勝利が決定されるKBリーグ試合で序盤2敗は事実上勝利が川をわたるのを意味する。 

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▲第1局(長碁)。 ホ・ヨンホ(右側)が粘り強いアン・ジョンギの追撃を半目に締め出して決勝点の主人公になった。


このような危機状況でキム・ジソクが憤然と腕をまくった。 天地がうず巻くようなコウの渦中で自分の腕を切るように右辺大石をあきらめた後、右下のコウもまた耐え忍んだ。 

ハイライトは最後の勝負所である左辺での驚くべき'選択'だった。 このように見てもあのように見てもまったく良い答が出てきそうでない状況。 勝負を継続するとしてもどれくらいイバラの道を行くべきかわからない苦しい別れ目でキム・ジソクの大胆な捨て石作戦が勝負を分けた。 

"いやコウではなくて隅だけそのまま死んだんですか(?) キム・ジソク9段錯覚をしたんですか(?)"中継席のイ・ヒソン解説委員さえも絶望的というように悲鳴をあげた場面。 だが、暫くして冷静な目で数えて見るとキム・ジソクの判断が正しく、盤上はいつのまにか確実な黒の優勢に急変していた。 大石や隅は絶対殺してはいけないという上手の通念を破る、キム・ジソクの一次元高い形勢判断が表わした大逆転ドラマであった。 

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▲勝利後マイクを持ったKixxの1指名キム・ジソクと2指名ユン・ジュンサン。
 
(キム・ジソク)"実利に簡単に行くことができる囲碁を難しくさせて苦しかった。 ファンたちの立場ではおもしろかったが自分としては全く楽しくなかった" "左上隅はコウに行って死んでも神経を使わなかった"(笑) "開幕式で話したように信頼をあたえる主将になりたい。 常に3、4位で大変だったが今年は安らかに上がったら良いだろう"
 
(ユン・ジュンサン)"右辺打開は自信があった。 シン・ミンジュン選手がかなり無理に捉えにきたのでではないかと思う"


ややもすると消えるかも知れないロウソクのあかりを明るくした主将の勝利は後続走者の相次いだ勝戦ニュースにつながった。 続いた後半の早碁戦でユン・ジュンサンはわずか104手でシン・ミンジュンの降書を受け取るかと思えば、ホ・ヨンホは難しいヨセ過程を耐え抜いて強く半目を守った。 末っ子チェ・ジェヨンまで不利な囲碁をひっくり返して勝利したKixxは互いに"よくやった"を連発して週末の大勝を思う存分祝った。 

勝利したKixxはシーズン初めての連勝と共に3勝2敗で3位にランクされた。 1指名キム・ジソクが4勝1敗を記録して最多勝王競争に飛び込んだし、5ラウンドまで正確にチーム成績と同行した2指名ユン・ジュンサンと3指名ホ・ヨンホが3勝2敗で肩を並べた。

反面、新安天日塩は主将イ・セドルが抜けた空白を埋めることができなくて2勝2敗で6位。 過去の試合でポスコケムテックを相手に並んで勝利したフューチャーズ選手のアン・ジョンギとユ・ビョンヨンもこの日だけは火のように立ち上がったKixx選手たちの勢いに対抗できなかった。 

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▲昨年最多勝王(13勝3敗)と優秀賞(10勝4敗)受賞者の出会い。 だが、シン・ミンジュン(右側)の無理な攻撃が火をよんでめったに見ない短命局になってしまった。 中国リーグから帰ってくるやいなや衝撃の敗北にあったシン・ミンジュンはまだ勝点がない状態で3敗目。 イ・ヒソン解説委員は"ペースを引き上げるのにもう少し時間が必要に見える"と。


かくして5ラウンドの試合が終わった。 トップは4勝1敗の正官庄で2位は3勝1敗のSKエンクリン。 BGFリテールCUとポスコケムテックが下位圏に留まった中で華城市コリヨなど4チームが2勝で中位圏に布陣した構図。 KBリーグは来週世界大会日程で一週を休んだ後7月7日華城市コリヨと韓国物価情報の試合を始まりに6ラウンドの砲門を開け放す。 

棋戦総規模34億ウォンの2015 KB国民銀行囲碁リーグは9チームがダブルリーグを行って上位4チームがポストシーズンに上がって順位を争う。 チーム賞金は1位2億ウォン、2位1億ウォン3位6000万ウォン、4位3000万ウォン。 賞金とは別に一対局勝者は350万ウォン、敗者は60万ウォンを受ける。 

KB囲碁リーグ
 

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▲最後のチェ・ジェヨン(右側)の仕上げが印象的だった5局。 結構有利だった囲碁を瞬間の油断で逆転されたユ・ビョンヨンの物足りなさが大きかった。

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▲シーズン初めての連勝と共に3位にのぼったKixx。 、2ラウンドでペク・ホンソクに無気力に当てられた敗北を払い落としたためなのかキム・ジソクの表情も終始明るかった。


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▲ 2指名チョ・ハンスンと4指名シン・ミンジュンが中国乙級リーグから帰ってきたのにもかかわらず並大抵ではなくてはない大敗にあった新安天日塩。 イ・セドルがない時より上手くやるチームという名声にもそっとひびが入った。
 
原文記事:KB LEAGUE