HANGAME
[黄竜士双登杯]オ・ユジン、中国主将ウィ・ズィン出てこい

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▲韓国の4番手オ・ユジン2段(右側)が日本の5番手(主将)藤沢里菜3段を破って韓国優勝に力を加えた。
 

第6回黄竜士双登杯世界女団体戦12局
オ・ユジン、日本主将藤沢に中押し勝ち

オ・ユジン2段が2ラウンド無勝に留まっていた韓国チームに貴重な勝点を加えた。 オ・ユジンは8日午後中国姜堰区で開かれた第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦第12局で日本の藤沢里菜3段を160手で中押し勝ちで破った。

韓中日の代表選手5人ずつ出場して連勝戦で覇権を争う国家対抗戦でオ・ユジンは韓国チームの4番手。 韓国は4月に7対局を打った1ラウンドで1番手キム・チェヨンの4勝と2番手パク・ジヨンの1勝で中国と日本を圧倒したが6月3日に開始された2ラウンドではパク・ジヨンとキム・ヘミンが空しく敗れて無勝に終わっていた。

藤沢に3戦全勝を記録していたオ・ユジンは四回目の対決でも連勝を継続した。 序盤は実利が好きなオ・ユジンの口に合う出発。 反面実利を与えて占めた藤沢の石は自らの役割ができなかった。 中盤以後オ・ユジンから緩い面がないわけではなかったが形勢判断が後押しされた安全な処理と見えた。 

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▲オ・ユジン(右側)と藤沢里菜は共通点が多い。 18才同年齢で、韓国女流流囲碁リーグ麟蹄ハヌルネリンチーム所属だ。 また、自国女流ランキング2位に上がっている期待の主だ。


18才オ・ユジンは韓国棋院所属55人女流棋士中末っ子で今回の大会出場者中でも最も幼い。 黄竜士双登杯出場は5回大会に続き二回目なのだが初めての出場ではソン・ヨンへに敗れたことがある。

オ・ユジンの追加勝点が出てきた韓国は12局まで進行された現在6勝2敗で、3勝4敗である中国、3勝5敗である日本に優位を守った。 日本は最後の走者である主将藤沢里菜が敗れることによって全員脱落した。

3勝5敗で大会を終えた日本は歴代最も良い成績を出した。 3ヶ国連勝戦で行った2回から日本は順に2勝5敗(11局で全滅)、5敗(10局)、1勝5敗(11局)、5敗(9局)に終わった。 12局まで打ったのも大会最高だ。

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▲現地検討室の韓国選手団。 左側から時計方向でキム・ヘミン7段、チェ・ジョン6段、チェ・ミョンフン団長、パク・ジヨン4段。


オ・ユジンは明日午後中国チームの最後の砦ウィ・ズィン5段と対決する。 オ・ユジンが勝てば韓国優勝が決定されて、もし敗れればあさって午後チェ・ジョン-ウィ・ズィンが優勝カップをかけて最後の決戦を行う。 相手戦績でオ・ユジンはウィ・ズィンに2敗後2勝を記録中だ。


清代に国手と呼ばれた黄龍士の故郷姜堰区が創設した黄竜士双登杯は優勝国にだけ45万中国元(約8000万ウォン)の賞金を授ける。 毎局8000中国元(約140万ウォン)の対局料があるが連勝賞金はない。 制限時間は1時間(秒読み1分1回)、コミは7目半。 前期優勝チームである韓国は3・5回大会を、中国は1・2・4回大会を優勝した。 


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▲復碁場面。 キム・ヨンサム解説者は精密な計算力を土台にしたオ・ユジンの仕上げに'女イ・チャンホ'というニックネームを付けた。
 
原文記事:HANGAME 


■第6回黄竜士双登杯成績

日本代表:藤沢里菜三段(1勝)、青木喜久代八段、木部夏生二段、謝依旻六段(2勝)、王景怡二段

中国代表:於之瑩五段、王晨星五段(3連勝)、宋容慧五段、王祥雲二段、魯佳二段

韓国代表: 崔精六段、 呉侑珍二段(1勝)、金彩瑛二段(4連勝)、朴志娟四段(1勝)、金惠敏七段

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