HANGAME
[黄竜士双登杯]パク・ジヨン2連勝失敗…中国、3敗後初勝利

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 ▲ 2連勝に挑戦した韓国の2番手パク・ジヨン4段(左側)が中国の4番手ワン・チョンシン5段に敗れた。 中国は今回の大会に入って8局で初勝利をおさめた。


第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦8局
パク・ジヨン、中国ワン・チョンシンに敗れて連勝失敗

六回目の覇権を決める'女流囲碁三国志'は、4月に1ラウンドを行った後50余日ぶりに2ラウンド舞台を開始した。 2ラウンドは優勝国が決定される時まで打つ。 

韓国、中国、日本を代表する女流棋士5人ずつ出場して連勝戦で雌雄を決める第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦が4日午後中国姜堰区で再点火された。 7対局を打った1ラウンドでは韓国が5勝1敗を上げて、日本は2勝3敗に終わり、中国は3敗で振るわなかった。 

韓国が絶対優勢な中で2ラウンドの開始である第8局は韓国の2番手パク・ジヨンと中国の4番手ワン・チョンシンの対決で行われた。 25才同年齢の対決であり相手戦績1勝1敗での出会いだった。

1ラウンド最後の対局で2連勝中だった日本女流ランキング1位謝依旻に完勝する活躍を広げたパク・ジヨンだったがワン・チョンシンには苦戦した。 序盤上辺削減が深かったのが1次的敗因。 ボウシされてからずっと深刻な局面に置かれてしまった。

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▲パク・ジヨンとワン・チョンシンは1991年生まれ同年齢だ。 1勝1敗であった相手戦績はワン・チョンシンが一歩先んじた。


序盤の歩みが絡まった後には強硬姿勢連発。 よく耐えて持ちこたえたが形勢はなかなか好転しなかった。 ワン・チョンシンが簡単に整理できるコースを冷遇して失敗が失敗を呼ぶ流れが現れたのだが追いつくことができなかったことはそれだけ布石に問題があったためだ。 結局開始3時間20分、223手目で石をおさめた。

8局まで進行された中間戦績は韓国が5勝2敗、日本が2勝3敗、中国が1勝3敗。 残った兵力は韓国3人、日本2人、中国2人だ。 ワン・チョンシンは明日午後日本が4番手で発表した王景怡と対決する。 制限時間は1時間、秒読みは1分1回。

清代に国手と呼ばれた黄龍士の故郷姜堰区が創設した黄竜士双登杯は優勝国にだけ45万中国元(約8000万ウォン)の賞金を授ける。 毎局8000中国元(約140万ウォン)の対局料があるが連勝賞金はない。 制限時間は1時間(秒読み1分1回)、コミは7目半。 前期優勝チームである韓国は3・5回大会を、中国は1・2・4回大会を優勝した。 


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▲パク・ジヨンは現在女流国手タイトルを持っている。 ワン・チョンシンとの対局では序盤から絡まってしまったあげく本来の技量を発揮する機会を持つことができなかった。

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▲ワン・チョンシンは韓国女流流囲碁リーグ参加などで韓国にもファン層が厚い。 2回の時8連勝を上げたことがある。
 
原文記事:HANGAME 

■第6回黄竜士双登杯各国代表

日本代表:王景怡二段、藤沢里菜三段、青木喜久代八段、木部夏生二段、謝依旻六段(2勝)

中国代表:於之瑩五段、王晨星五段(1勝)、宋容慧五段、王祥雲二段、魯佳二段

韓国代表:金惠敏七段、 崔精六段、 呉侑珍二段、金彩瑛二段(4連勝)、朴志娟四段(1勝)

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