【天台山農商銀行杯】第5回農相銀行杯世界女団体戦2R　韓国が中国に1-2で敗北 : 【nitro15】

HANGAME

[農相銀行杯]中国に1-2敗北…優勝戦線に暗雲

▲韓国と中国の女流囲碁を代表するトップランカー間の1将戦でチェ・ジョン(左側)がウィ・ズィンに敗れた韓国が中国に1-2で負けた。

第5回農相銀行杯世界女団体戦2R
オ・ユジンだけ勝利…チェ・ジョンはウィ・ズィンに惜敗

韓国女流囲碁チームがライバル中国に敗れて優勝展望が暗くなった。 14日中国江蘇省で開かれた第5回天台山農商銀行杯世界女流囲碁団体戦2回戦で韓国が中国に1-2で負けた。

1回戦で韓国が台湾を3-0で、中国が日本を3-0で完勝した中で行った韓中戦は事実上優勝決定戦。韓国は2番手のオ・ユジンがワン・チョンシンを破るだけに終わってウィ・ズィンとソン・ヨンへが勝った中国にチーム勝利を渡してしまった。

最大関心を集めた1将戦でチェ・ジョンはコウの過程でコウ材を受け入れず大石が捕えられて劣勢に置かれた。その後ウィ・ズィンの安易な動きに機会を利用して追撃したがヨセで残念な思いをした(262手、2目半負け)。ウィ・ズィンには2013～2014年に6連敗にあって4連勝で反転させたが再び3連敗中だ。

▲韓・中国女流ランキング2位間の対決になった2将戦ではオ・ユジン(左側)がワン・チョンシンに中押し勝ちした。オ・ユジンは相手戦績でも3勝1敗で先んじた。

続けて終わった2将戦ではオ・ユジンがワン・チョンシンの右辺陣営を根こそぎ破って楽勝をおさめた(168手中押し勝ち)。しかし3番手のオ・ジョンアが戦闘失敗で敗色が深まったうえに最後のオールイン攻撃も通じずに石をおさめた(216手中押し負け)。

同時に開かれたまた別の2回戦では台湾が日本を2-1で破った。台湾は黒嘉嘉と張凱馨、日本は向井千瑛が勝利した。

2回戦までの戦績は韓国1勝1敗、中国2勝、台湾1勝1敗、日本2敗。 4ヶ国フルリーグで競争する大会で韓国が逆転優勝するには15日続行される最終戦で日本を無条件で勝って中国が台湾に首筋をつかまれるように願うしかない。だが、中国が台湾に敗れる可能性はきわめて低い。

▲ 3番手のオ・ジョンア(左側)は歴代戦績1敗にあっていた朝鮮族棋士ソン・ヨンへに中押し負け。

三番勝負の韓日戦はチェ・ジョン-青木喜久代、オ・ユジン-向井千瑛、オ・ジョンア-万波奈穂。また、中台戦はウィ・ズィン-黒嘉嘉、ワン・チョンシン-張正平、ソン・ヨンへ-張凱馨だ。

第5回農相銀行杯の賞金は優勝30万中国元(約5300万ウォン)、準優勝15万中国元、3位10万中国元、4位5万中国元。制限時間は2時間、秒読みは1分5回だ。対局は韓国時刻午後1時に始める。去る四回大会では韓国が1・2回を、中国が3・4回を優勝した。

▲台湾が日本を破る殊勲をたてた黒嘉嘉。父はオーストラリア人、母は台湾人だ。