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新中国キラーキム・ジソク、'Again 2014'

レン・シャオ、ミ・ウィティン連破したキム・ジソク、8強でタン・ウェイシンと激突

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▲お昼休み時間にタン・ウェイシンの囲碁を見ているキム・ジソク(上海-イ・ヨンジェ記者)。

キム・ジソクが再び翼を広げている。 イ・セドルが早目に自身の後継者として指名したキム・ジソク。 2013年GSカルテックス杯決勝五番勝負でイ・セドルに3-0完封、2014年にはチェ・チョルハンに3-0完封勝ちして2年連続パーフェクト、6連勝優勝という新記録を作成するなど勢いに乗れば誰も止めることができないのがまさにキム・ジソクだ。

キム・ジソクが頂点を取った去る2014年12月。 いつも一年を終わらせる最後の世界大会優勝者が決められる三星火災杯決勝三番勝負でキム・ジソクとタン・ウェイシンが会った。

2013三星火災杯決勝でイ・セドルを2-0で負けさせ優勝を占めたタン・ウェイシンが2年連続決勝に上がって侮れない勝負が予想された。 だが'皇太子'キム・ジソクは嵐のような勢いでタン・ウェイシンを2-0で完勝して派手な戴冠式を行う。 スコアだけでなく、内容面でも圧倒的な勝利であった。

'もうキム・ジソクの時代がきた'という報道をメディアで先を争って吐き出した時、2015年2月に行われたLG杯決勝で懇意な後輩パク・ジョンファンに痛恨の逆転負けにあって優勝トロフィーを渡したキム・ジソクは以後停滞した。

だが、今年、キム・ジソクが'中国キラー'としての容貌を遺憾なく発揮して復活している。

キム・ジソクは今年2月に行われたIMSAエリート マインド ゲームズ男子団体戦でス・ウェを制圧して韓国が金メダルを取得する事に輝かしい功績を立てた。

引き続き去る3月には春蘭杯16強でチェン・ヤオイェを破って8強に上がった。 4月11日に開幕した中国甲級リーグでもキム・ジソクは威容を轟かせた。 1ラウンドでタン・シャオ、2ラウンドで'韓国キラー'チェン・ヤオイェをもう一度制圧して韓国選手のうち単独で2連勝を走った。

そして今回の応氏杯上海血戦。 偶然にもキム・ジソクは連続して中国最高級棋士を相手にしている。 28強では中国で最近最も上手く行く棋士のうちの1人であるレン・シャオを撃破し、16強では難敵ミ・ウィティンをはね除けた。 明日(24日) 8強ではタン・ウェイシンと再会する。

キム・ジソクとタン・ウェイシンの相手戦績はキム・ジソク基準5勝2敗。 先に述べたように、二人の間の最も大きい勝負であった2014三星火災杯決勝三番勝負で2-0完勝をおさめた点が今回の応氏杯8強戦の展望を明るくする。

キム・ジソクがタン・ウェイシンを破って4強に進出するならば、次の相手はス・ウェになる確率が高い。 日本の希望河野臨がチェン・ヤオイェとパク・ヨンフンを連続で破る気炎を吐いて8強に上がったが、ス・ウェまではね除けて4強に上る可能性は希薄に見えるためだ。

偶然にも、キム・ジソクが世界タイトルをふところに抱いた2014三星火災杯でも4強でス・ウェと正面対立した。 当時三番勝負でもキム・ジソクは2-0で勝利した経験がある。 ス・ウェとの相手戦績もキム・ジソクが6勝5敗で多少先んじる。

2014年にス・ウェ(4強)とタン・ウェイシン(決勝)を完勝して三星火災杯優勝したキム・ジソク。 応氏杯で再びタン・ウェイシン(8強)とス・ウェ(4強)をはね除けて決勝に上がれるか関心が集中する。 

レン・シャオ-ミ・ウィティン-タン・ウェイシン-ス・ウェと続く死の対戦を突き抜けて決勝に上がるならば、'皇太子'キム・ジソクは囲碁オリンピック 応氏杯優勝トロフィーをふところに抱いて'皇帝'として新たに出る機会をつかむ。

キム・ジソク-タン・ウェイシン 応氏杯8強戦は明日(24日)午前10時30分から行われて、タイジェムでは対局開始と同時に応氏杯8強戦すべての試合を生中継する。

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▲キム・ジソクはミ・ウィティンとの対局中にもタン・ウェイシン-羽根直樹対局を1回ずつ調べた。

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▲ '中国キラー'キム・ジソクが応氏杯で3連続韓中戦を控えている。
原文記事:タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM