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[黄竜士双登杯] 'キム・チェヨン ドラマ' 4連勝で締め切り

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 ▲ 4連勝の能率を上げたキム・チェヨン2段(左側)が日本の謝依旻6段に敗れた。 5局まで進行された現在キム・チェヨンが猛活躍した韓国が4勝1敗、日本1勝2敗、中国2敗。

第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦5局
キム・チェヨン、謝依旻に敗れて4連勝で締め切り

単独主演ドラマを描いて行ったキム・チェヨンの疾走が4連勝で立ち止まった。 キム・チェヨン2段は11日午後中国江蘇省で続行された第6回黄竜士双登杯世界女流囲碁団体戦第5局で日本の謝依旻6段に中押し負けした。

韓中日三ヶ国を代表する女流棋士5人ずつチームを級んで連勝戦で覇権を争う国家対抗戦、'女流囲碁三国志'とも呼ばれるこの大会でキム・チェヨンは韓国チームの1番手。 謝依旻に会う前まで4連勝中だった。

キム・チェヨンは謝依旻と初めての対決を行った。 キム・チェヨンは2011年に入段したが謝依旻が日本棋戦スケジュール関係で国際大会出場回数が多くなくてこれまでには会えなかった。 

出発が良くなかった。 黒の領域を破ろうと思った左上侵入が深かった。 その結果謝依旻に活発な局面が形成された。 キム・チェヨンが転機を求めた大きな部分は左辺一帯の戦闘。 謝依旻が終わらせようと打って行った強硬姿勢を受け返して機会をつかんだ。

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▲キム・チェヨンは初めて出場した3回の時に続きまた一度4連勝活躍を広げた。 3回の時にはキム・チェヨンの先鋒4連勝とチェ・ジョンの仕上げ3連勝で韓国が優勝カップを上げた。
 

相手の石を全て捉えようと欲張ったのが裏目に出た。 互いに生きて生きる道があって、その折衝で優勢だったので全てのものをかけた強攻は冒険だった。 結局謝依旻の逆攻勢を受けてかえって危険に陥った。 わかりやすくゴールインできるところをのがしたことは惜しくて残念だった。

日本の木部夏生2段、中国のワン・シャンウィン2段、日本の青木喜久代8段、中国のソン・ヨンへ5段を順に破った勝利行進が4連勝で締め切られて任務を終えた。 4連勝はキム・チェヨンが初めて出場した3回の時と同じだ。 自身の連勝記録を破るところには失敗したが役割を十分にした。 大会通算戦績は8勝3敗。

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▲謝依旻は2回の時1勝1敗をおさめた以後3~5回の時には無勝に終わった。 日本で取得したタイトルは23回にもなる。
 

日本は3番手で初勝利をおさめた。 5回大会の時5人の代表がただ1勝もおさめられなくて、4回4局で藤沢里菜が勝った以後2年ぶりの勝利だ。 謝依旻は台湾で生まれたが日本に渡っていって最上席を10年超えて占めてきている日本女流囲碁界の絶対強者。 通算獲得タイトルは23回に達する。

12日午後には1勝をおさめた謝依旻と中国が3番手として発表したル・ジャ2段が対決する。 この対局の勝者が13日韓国の2番手と対局を行う。 制限時間は1時間、秒読みは1分1回。

清代に国手と呼ばれた黄龍士の故郷姜堰区が創設した黄竜士双登杯は優勝国にだけ45万中国元(約8000万ウォン)の賞金を授ける。 毎局8000中国元(約140万ウォン)の対局料があるが連勝賞金はない。 制限時間は1時間(秒読み1分1回)、コミは7目半。 前期優勝チームである韓国は3・5回大会を、中国は1・2・4回大会を優勝した。
 
原文記事:ハンゲーム - 楽しいコンマ、Goハンゲーム! 

■第6回黄竜士双登杯各国代表

日本代表:謝依旻六段(1勝)、王景怡二段、藤沢里菜三段、青木喜久代八段、木部夏生二段

中国代表:於之瑩五段、王晨星五段、魯佳二段、宋容慧五段、王祥雲二段

韓国代表:金惠敏七段、 崔精六段、 朴志娟四段、呉侑珍二段、金彩瑛二段(4連勝)

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