ハンゲーム - 楽しいコンマ、Goハンゲーム!
[チャレンジマッチ] "残念で……残念で……申し訳なくて、感謝する"
 
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 ▲イ・セドル9段が五対局を行った碁盤に揮毫をしてデミス・ハサビス ディープマインドCEOに渡した。
 

イ・セドル、1勝4敗で'世紀の対決'終了 
イ・セドル"AlphaGoを上手とは思わなくて"

"とても残念だ。 チャレンジ マッチが終わって有終の美をやり遂げることができなくて残念だ。 (5局は)有利に出発したのだが敗れて私の不足さがもう一度あらわれたようだ。"

'世紀の対決'を1勝4敗で終えたイ・セドルは物足りなさでいっぱいだった。 '残念'という単語を何度も繰り返し使った。 自身が不足したという言葉も欠かさなかった。 

ファンたちに向かった感謝の言葉も忘れなかった。 "個人的には惜しい部分がとても多かったが応援と激励を送ってくださった多くの方々に深い感謝を申し上げる"として"さらに努力してさらに発展するイ・セドルをお見せする"と話した。

イ・セドルはAlphaGoに優勝を渡したが4局で勝利して'人間が人工知能に勝つことはできない'という恐れを克服したことはもちろん人工知能の弱点をディープマインド研究陣に宿題として残す成果も上げた。

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▲ホン・ソッヒョン韓国棋院総裁がハサビスCEOに優勝トロフィーを伝達した。


記者会見後に開かれた閉幕式でホン・ソッヒョン韓国棋院総裁がAlphaGoに代わってデミス・ハサビス ディープマインドCEOに優勝トロフィーを、デービッド シルバーディープマインド チームリーダーに名誉9段証をそれぞれ伝達した。 韓国棋院が名誉アマ段証ではなく名誉9段証を授けたことは今回が初めてだ。 

一方イ・セドルは五回対局した碁盤に揮毫をしてハサビスに渡して、ハサビスは記念写真額縁で答えた。 韓国棋院も囲碁ファンが夜を明かして作った4局の棋譜が描かれたネクタイをディープマインドとイ・セドルに贈呈した。

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▲トロフィーと花束を受けるイ・セドル9段。

AlphaGoの優勝で優勝賞金100万ドル(固定交換率11億ウォン)はユニセフとSTEM(科学・技術・工学および数学)教育および囲碁関連団体に寄付される予定だ。 イ・セドルには五対局の対局料15万ドル(1億6500万ウォン)と1勝あたりの勝利手当てである2万ドルが授与される。

グーグルが2014年買収した人工知能分野企業のGoogleディープマインドは去る1月28日科学技術紙ネイチャーに掲載された論文を通じて初めてプロ棋士との対局で互先に勝利したコンピュータ プログラムであるAlphaGoを公開した。 AlphaGoは最先端ツリー探索と二つの深層神経網を結合して人と似た方式で対局を行うと分かった。

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▲ "AlphaGoはイ・セドル-AlphaGoGoogleディープマインド チャレンジ マッチで創意的で卓越した技量を見せて、囲碁発展に大きい功労をたてました。 これに対し韓国棋院は優れた棋風と業績を認めて名誉9段証を授けます。"

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▲ディープマインドはイ・セドル9段に記念写真額縁を贈呈した。

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▲パク・チムン韓国棋院副総裁が記念品を渡す。

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▲ "世界最強の囲碁実力を持つAlphaGoの開発チーム、ディープマインド開発チームに深い尊敬の念を送ります。 そして数多くのコンピュータと戦って強靭な精神力と創意的天才的才能を発揮したイ・セドル9段に多くの拍手を送ります。" (ホン・ソッヒョン韓国棋院総裁)

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▲ "偉大な挑戦をしました。 1局から3局までを見てイ・セドル9段の勝負師的な苦悩を垣間見たし4局と5局では人間の好奇心と想像力を見たようです。" (韓国語解説者キム・ソンリョン9段)

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▲プレス ブリーフィングの姿。


質疑応答

-幼い時から上手と対局するのを楽しんだと聞いた。AlphaGoを上手だと感じたことがあるのか。

"(イ・セドル)基本的にAlphaGoが上手とは思わない。五対局を打ったがまだ人間が十分にしてみることができる水準ではないのか考える。そうした点でちょっと残念だったという言葉を初めに申し上げた。" 

-幼い時その気持ちで対局を楽しんだのか。

"(イ・セドル)囲碁はもちろん楽しむことだ。プロ棋士だろうがアマチュアだろうが楽しむことが基本だ。だが、ある瞬間から果たして私が囲碁を楽しんでいるかという疑問は常に持っていたが今回のAlphaGoとの対決は本当に間違いなく思う存分楽しんだ。"

-今回の五対局を通じて囲碁に対する理解がどのように変わったのか。

"(イ・セドル)囲碁に対する理解よりは人間の創造力や囲碁格言などに対して少し疑問を感じた。AlphaGoが打つ手法等を見て、果たして私たちが既に知っていた事が本当に正しいのか、そのような疑問は持った。今後もう少し研究をしてみなければならないようだ。"

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▲ "本当に間違いなく思う存分楽しみました。"


-五対局を打って一般プロ棋士と差異点があったのか。また再び機会がくるならば勝負をしてみたいか。

"(イ・セドル)ウーン……違う……それはとても当然の話であるようだ。ひとまず基本的に人ではなくて(笑)、打つスタイルとなじみがうすい環境からあまりにも違った。

それに適応するのに時間がかかったことも事実だ。心理的にも揺れずに果てしなく集中する、再び対局しても果たして勝つことができるだろうかと思う疑問を感じることはある。

確かに実力的な部分よりは心理的な部分、集中力やこのような部分では人間がついて行くことはできない。実力的な部分では優位を認定できないがそのような部分では人が勝つということは少し困難があるようだ。"

-短期的な計画と長期的な計画は。

"(ハサビス)この瞬間まで対局にだけ焦点を合わせていたし今後の計画をたててはいない。AlphaGoを発展させることは部分に対して多くの把握をした。英国に戻って何週間か観察した状況を綿密に分析して、それを基盤として今後の歩みを決めることになるようだ。

より多くの対局をするのか、でなければ一定の時点で大衆に該当技術を公開するのかを検討しなければならないようだ。まだ明確な計画はなくて何ヶ月後かに具体的な案を用意して公開をするのではないかと思う。"

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▲ "この席は私が主人公ではないことのようで先にごあいさつしておきます。とても残念だったが深く感謝申し上げて、とても申し訳なかったです、終始…。

3-0に押されたりもし、このように有終の美もおさめられなかったし。本当に期待に応えられなかったようで非常に申し訳ありません、3局が終わってから申し上げたように人間の敗北ではないようです。

確かに私が敗北したが、私の不足さがよくあらわれたそのようなシリーズでした。 本当にありがとうございました。 一層発展するイ・セドルになるべく本当に最善を尽くします。 ありがとうございました。"

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▲ディープマインドの'頭脳'。

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▲局後復碁の姿。

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▲ホン・ソッヒョン総裁、チョ・フンヒョン9段などが対局場を訪れた。
原文記事:ハンゲーム - 楽しいコンマ、Goハンゲーム! 

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"さらに発展したイ・セドルの姿をお見せする!"
イ・セドルvsAlphaGo第5局記者懇談会速報
  
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▲難しい勝負を最善を尽くして行った世界最高の囲碁棋士イ・セドル。
(写真=韓国棋院) 

午後7時現在記者懇談会詳細内容速報

デミス:
今日はすごい対局を見守ることができた。最も手に汗を握ったひと勝負だった。対局序盤でAlphaGoがかなり大きい失敗を犯した。解説者の話に耳を傾けた。

脈をよくつかめなくて序盤失敗があって、以後AlphaGoが回復をし非常に微細な接戦を広げた。したがって興味深くて驚くべきゲームだった。事実今何を申したらいいのかわからない。 本当にすごい対局を見守った。

私どもはプロではないのでAlphaGoが対局するのを見守って解説者の話に耳を傾けた。 先にAlphaGoが脈をよくつかめなくて序盤に失敗をしたものと見える。 以後微細な接戦を繋げていけるほど追撃戦を展開して形勢を回復した。 AlphaGoが興味深い試合を広げた。 


イ・セドル:
終わって残念だ。有終の美をおさめたかったが惜しかった。今回の対局は序盤優勢なのではないかと思ったがそれでも敗れたということは私の不足することが再びあらわれたのではないかと思う。

個人的には物足りなさが多いがこのように応援して励まして下さった方々に深い感謝を申し上げる。さらに努力して発展するイ・セドルをお見せする。 感謝申し上げる。

クリス・ガーロック:
まずイ・セドル9段とデミスCEOとAlphaGoのすべてのスタッフに深い感謝の言葉を申し上げる。非常に歴史的で美しかった対局だ。永らく記憶するほどの記念碑的な対局だった。

先例のない関心を囲碁に傾くようにした点を感謝する。これよりさらに立派で囲碁に大きなプレゼントは私どもが考えることができないようだ。 囲碁愛好家にとってこの対局自体が非常に大きいプレゼントだった。

最も長い歴史を持っている囲碁というゲームにおいて新しい一頁を開いてくださったことに対して感謝の言葉を差し上げる。  多くの人を一つに繋いだ。 このホテル、ソウルだけでなく全世界の人々が一つになって善意でお互いを助けた。

これがまさに囲碁の美しさをあらわす現象ではないのかと思う。 マイケル・レドモンド9段にも感謝申し上げる。 共にした経験は本当に貴重で畏敬心が入る瞬間だった。

キム・ソンリョン:
1局と5局を解説する事になった。1局よりたくさんきてくださって感謝申し上げる。5局だけを申し上げれば4局と違った戦略を使った。私どもの予想がはずれた。

最もコンピュータが上手に出来るという計算で正面対抗をした。その挑戦が良かった。勝ったらより良かったと考えるがそこはどうしても力不足だった。イ・セドル9段は本当にすごい。

1~3局でイ・セドル9段の勝負師的な苦悩を垣間見た。 4局と5局では人間の挑戦と勝負であった。 この瞬間を永遠に記憶したい。 AlphaGoの父デミスに感謝してAlphaGoの友達イ・セドルにも感謝の意を伝える。


質問応答(グーグル側、3つに制限)

幼かった時から上手と対局を楽しんだと聞いた。今回のAlphaGoとの対決をしながら自身より上手だと感じたことがあるのか、この試合を通じて囲碁に対する理解がどのように変わったのか?
 
イ・セドル:AlphaGoが上手だと考えることはなかった。 まだ人間が十分にしてみることができる水準だと考える。 そうした点で惜しかったという個人的な次元の言葉だ。

二つ目に囲碁はもちろん楽しむことだ。 プロ棋士でもアマチュアでも囲碁は楽しむことが基本だ。 ある瞬間から囲碁を楽しんでいるか疑問を持っていた。 今回のAlphaGoとの対局では間違いなく思う存分楽しんだようだ。

囲碁に対する理解よりは人間の創造力や色々な囲碁の格言にあった内容に疑問を感じた。 AlphaGoの手法を見て私たちが既に知っていたことが果たして合うことなのか疑問を感じた。 今後もう少し研究をしてみなければならないようだ。

五番戦ってAlphaGoとプロ棋士の差をどのように感じたのか、再び機会があるならば戦う意向があるのか?
 
イ・セドル:違うということはとても当然の話だ(笑)。 基本的に人ではないではないか。 打つスタイル、なじみがうすい環境など全てのものがとても違った。

適応するのに時間がかかったことも事実だ。 心理的に揺れないで果てしなく集中する、そうですね再び対局しても勝つことができるかどうか疑問は入る。 確かに実力的な部分よりは心理的な部分、集中力のような部分では人間がついて行くことができないので人間が勝つことは大変な相手であるようだ。

AlphaGoの今後の計画は?
 
デミス:対局を優先して焦点を合わせた。 この時までも対局に焦点を合わせたのでまだ今後の状況に対する具体的な計画を立てていない。 しかし先立って申し上げたようにAlphaGoを発展させることができる方案を申し上げた。

まず英国に戻ってAlphaGoの棋譜を綿密に分析してみて計画を立てなければならないようだ。 検討後で一般にAlphaGoの技術を公開するのか、追加で囲碁試合を継続するのかを決めることになるようだ。
原文記事:タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM