ハンゲーム - 楽しいコンマ、Goハンゲーム! 

[チャレンジマッチ]イ・セドル"人間ではなくイ・セドルが敗れたのだ"
 
 0312-a21
▲プレス ブリーフィングをしているイ・セドル9段(左側)とデミス・ハサビスCEO。
 

イ・セドルvsAlphaGo、第3局プレス ブリーフィング 
ハサビス"今私たちも話す言葉失った"

最後まで最善を尽くし、闘魂を燃やした。 結果は完敗で現れたが人々は拍手を送った。 今回のシリーズ中で最も自身のスタイルらしい碁を打ったイ・セドル9段は痛い胸を握りしめて、辛い感情を押さえ込んで記者会見場に姿を表わした。 当初予定した時刻より結構過ぎてからだった。

"無気力な姿をお見せしてとても申し訳ないです。" 

イ・セドルの第一声であった。 質問を受けて返事をしながら時々浅い微笑を浮かべたりもしたが先んじた二回よりはるかに熱い表情だった。 勝負をしてみた人々はその中がどうかをよく知っている。 記者会見にはデミス・ハサビスディープマインドCEOも同席し、グーグル共同創業者と韓国語解説者、英語解説者も鑑賞評を表明した。 質問は三つに制限した。
 

セルゲイ・ブリン(グーグル共同創業者) 

"興味深い対局を見守った。 実際大学院に通う時、碁を打ったが非常に美学的なゲームでチェスより人間の生に対して多くのことを学ぶゲームだと考える。 最高の棋士の方々が打つのを見ればその美しさを感じることができる。 

それでコンピュータ プログラムにもこのように囲碁が持っている美を級み合わせてプログラムを開発できるということに満足を感じる。 この位置に立った事を非常に大きい光栄と考える。 イ・セドル9段のような最高の囲碁棋士とディープマインド チーム員らと一ヶ所にいられる事が無限の光栄だ。" 

 0312-a22
▲ "囲碁の美しさを級み合わせてプログラムを開発できるということに満たされることを感じる。" (セルゲイ プリン共同創業者)

 

デミス・ハサビス(ディープマインドCEO) 

"何よりもう一度イ・セドル9段に心より感謝申し上げて韓国棋院にも対局を主催したことに感謝申し上げる。 そして多くの方々の関心にも感謝申し上げる。 

率直に申し上げれば私たちも今少し言葉を失った。 とても驚いたりもし、イ・セドル9段とAlphaGoが接戦に接戦を繰り返し、AlphaGoが下辺にかなり大きい地を形成していって、イ・セドル9段コウを使って活用した戦術を正常に進めた。 

事実AlphaGoはコンピュータなので秒当たり数万個に達する確率と場合の数を演算して計算する。 反面イ・セドル9段はひたすら思考の力で、頭脳の力ですべての対局を広げていく。 それで去る三度の対局の間接戦を広げたと考える。 この機会を借りてディープマインド チームの労苦と彼らの天才的才能にも尊敬と謝意を表する。 

 0312-a23
▲ "私たちも今話す言葉を失った。" (デミス・ハサビスCEO)
 

二対局が残っているので最後の記者会見の時に感慨をさらに明らかにするようにする。 もう一度皆さんが大きな景色を見て下さればと思い願う。 イ・セドル9段と対局を行ったのはさらに多くの学習のためであった。 そして創造力、天才的才能を見せたと考える。 

事実AlphaGoを開発した究極的目標は汎用的な人工知能を開発するところにある。 それで私たちの社会が直面している色々な難題を技術的に解こうとするということが目標だ。 人間が知能をさらに発揮して科学者が能力をさらに倍加して社会が直面した困難を解決しようとするのが私たちの目標だ。" 

 
0312-a24

イ・セドル9段 

"ウーン……。そうだな、何を申し上げていいのかわからない。 ひとまず申し訳ないという言葉を先に言わなければならない。 より良い姿、内容や勝敗もそうで…。 色々な期待をたくさんされたはずなのだがこのように無力な姿を見せることになってとても申し訳なくて…。

結果論的に問い詰めれば事実1局は再びその場面に戻っても難しいようだ。 AlphaGoの能力を誤認したのが多くて、また行っても大変じゃないだろうかと思う。 やはり勝負は2局で出なかったかと思う。 序盤も意図のとおり流れて、色々な機会があったがたくさんのがした。

そして今日3局だったのだが囲碁的な経験はあったがこのように激しい圧迫感、負担感を感じたことはなかった。 それを勝ち抜くには私の能力が不足したようだ。 三対局を負けたので勝敗は決められたが人間は心理的な部分があるのでAlphaGoの正確な能力を問い詰めるならば4・5局も見守らなければならないようだ。 能力を見るには1・2・3局より4・5局がさらに正確なこともある。" 

 0312-a25
▲ "人間ではなくイ・セドルが負けたことだ。" (イ・セドル9段)

 

マイケル・レドモンド9段(英語解説担当) 

"初めにはAlphaGoに対して多くの疑問を持ったでしょうが3局が終わったこの時点ではそのように考える方々はいないだろう。 AlphaGoも戦闘的に出てきて、コウを使うことができるという事実を知った。 混戦模様だったが屈しないで対応し、2局では革新的な手を打った。

さらに強くなるだろうと考え、囲碁棋士には新しい手と新しい布石理論などAlphaGoを通じて3次革命が起きることもあると考える。 AlphaGoを開発したチーム員にお祝いの言葉を送る。 芸術の域で作ったすごい方々だ。" 

 0312-a26
▲ "AlphaGoを通じて3次革命が起きることがあると考える。" (マイケル・レドモンド9段)



イ・ヒョンオク8段(韓国語解説担当) 

"囲碁人として人間と機械の戦いでどの程度対決を広げるのか気になったがおもしろく見た。 思っていた以上にAlphaGoは強かったし驚くべき姿をたくさん見せてくれた。 特にイ・セドル9段が序盤から積極的に勝負をかけていく作戦を持ち出したのだが初中盤、そして戦闘力も強いということを見せた一勝負だった。

コウを恐れないという姿も見る事になって果たしてAlphaGoの弱点は何かをもう一度考えることになった。 イ・セドル9段は人間なので心理的にたくさん揺れたのが良くない結果で現れたようだ。 

最も強い心臓を持つ棋士として知られているが、それにもかかわらず見えない壁と実体がない相手と対決する事がどれくらい孤独で寂しくて大変な対決なのかをそばで実感した。 これ以上緊張せずに私たちが知っているイ・セドル9段の姿を見せるならば機械に勝てると見る。" 

 0312-a27
▲ "実体がない相手と対決するがどれくらい孤独で寂しくて大変な対決なのかをそばで実感した。" (イ・ヒョンオク8段)



質疑応答 

-AlphaGoの棋風や実力が予想外に高かった。英語解説者は'3次革命'という表現までしたがプロ棋士が打ってきた囲碁定石、教本などにメッセージを投げる程AlphaGoの棋力があると考えるのか客観的評価をお願いする。

"(イ・セドル)とても驚くべきプログラムだがまだ完ぺきな、神の境地に上がった程ではない。人間と違った感覚も見せて、人間より優れた事も見せたが明確に弱点はあるようだ。1局もそうだし、2局もそうで。少しずつ弱点を表したのでまだ人間にメッセージを投げることができる実力だろうか…?。 他の見方をすれば今日の敗北はイ・セドルが敗れたことであって人間が敗れたことではないのではないか、そのように考えてみる。"

-圧迫を感じたといったが韓国で開かれてさらに負担感が加わったのではなかったのか。

"(イ・セドル)必ずしもそうではない。韓国なのでかえってさらに気楽だっただろう。そんなことよりは人と人の対局では2-0で押されるといってその程度のストレスを受けなかったはずなのだが、やはりAlphaGoとのこのような勝負では新しい経験なので適応できなくて結局は虚しく最後を迎えたようだ。"


-対決に先立ちAlphaGoの短所を見つけたい、限界をテストしたいといったが3局が終わった時点で見つけたのか。そしてどのような点をさらに改善させるべきだと見るのか。

"(ハサビス)正直今まで対局に集中していて分析する時間がなかった。対局の結果がAlphaGoに良く出てきたので今のところは短所が完全に露出していない。イ・セドル9段も話したように完ぺきでなくて改善する余地がある。2局に現れたように短所があると見られる。戻って分析をしなければならない。"

0312-a28
0312-a29
0312-a30
 
原文記事:ハンゲーム - 楽しいコンマ、Goハンゲーム! 

月刊碁ワールド 2016年 03 月号 [雑誌]

日本棋院 2016-02-20
売り上げランキング :
by ヨメレバ
NHKテキスト 囲碁講座 2016年 03 月号 [雑誌]

NHK出版 2016-02-16
売り上げランキング :
by ヨメレバ

タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM
"イ・セドルは敗れたが、人間が敗れたのではない"
イ・セドル、AlphaGoも弱点ある-まだ'神'とは言えなくて
 
185649main77
 ▲ "イ・セドルは敗れたが人間が敗れたのではないと 言いたい。4、5局がまだ残っている。最後まで見守ってほしい。"(イ・セドル) 

 

午後6時30分現在、イ・セドルvsAlphaGoGoogleディープマインド チャレンジ マッチ第3局記者懇談会が全て終わった。

すでにタイジェム会員たちも放送とインターネットであふれる速報ニュースによって結果は全て知っている。 イ・セドルとAlphaGoの対決を1ヵ月前記者会見から今までずっと現場で共にしているタイジェムは人間の敗北が確定した今日、記者会見場から出たすべての内容を整理して伝達する。

以下は今日の対局に対する所感発表内容。

ディープマインド共同創業者:
囲碁は美しいゲームだ。イ・セドル9段のような最高の囲碁棋士とGoogleディープマインド チーム員らと一つの席を共にしたのは光栄だ。 

デミス・ハサビス(ディープマインドCEO):
私たちも驚いた。話す言葉を失った。AlphaGoが下辺を大きく掌握し、イ・セドルはそちらに食い込んでコウを作り出して立派に戦った。

事実AlphaGoはコンピュータなので秒当たり数多くの手を演算する。イ・セドルは頭脳の力でこのあらゆる事を解決して試合している。 この機会を借りてディープマインド チームの労苦と彼らの天才的才能に感謝の挨拶を伝える。

二対局がまだ残っている。 最後の対局が終わった後、記者会見で私どもの感慨をさらに詳しく明らかにするようにする。 もう一度皆さんに大きな景色を見てほしいという要請をしたい。

イ・セドルとAlphaGoの対決を通じてAlphaGoの限界とAlphaGoに対しては私どもがたくさん学んだ。 創造力、天才的才能を見る事ができたと考える。 事実AlphaGoを開発した究極的な目標は汎用的な人工知能を開発するところにある。 私たちの社会の色々な難題を解くことが私どもの目標だ。 

イ・セドル:
何を申し上げるべきか、まず申し訳ないという言葉を先に言わなければならないようだ。たくさん期待されたはずなのだが無力な姿を見せてとても申し訳ない。

結果的に問い詰めれば事実第1局は難しかったようだ。再びその場面に戻っても勝利する事は大変だ。私がAlphaGoの能力を誤認していたためだ。

そしてやはり勝負は2局から出なかったようだ。 何度も機会があったことのようだが私の能力が不足した。 三対局を負けたので勝敗は決まった。 だが、人間とAlphaGoの勝負はまだ終わっていない。 4、5局も見守ってほしい。 
 

マイケル・レドモンド(現場英語解説者):
おそらく多くの方々がAlphaGoの実力に対して序盤には多くの疑問が3局が終わった時点ではないことだろう。イ・セドルは序盤から戦闘的で棋風に合うように打った。興味深い対局だった。

新たに他の最高の棋士が今日の対局を行ったとすればイ・セドルに勝つことができなかっただろう。 反面AlphaGoも戦闘的に出てきて、AlphaGoもコウができるという事実を私たち皆が知るようになった。

混戦模様で最後まで激しく戦った。 AlphaGoが2局で革新的な手を打って、さらに強くなることができると考える。 囲碁棋士にはAlphaGoによって第3次革命が起きることがあると考える。 芸術の域でAlphaGoを作った方に敬意を表わす。 

イ・ヒョンオク(現場韓国語解説者):
先に驚異的な対局を見せているイ・セドル9段と驚くべきAlphaGoを開発したデミス・ハサビスに敬意を表わす。人間との対決で人工知能がどんな対決を広げるのかとてもおもしろく見た。私どもが考えていた以上にAlphaGoはとても強かった。驚くべき姿をたくさん見せた。

イ・セドル9段が序盤から積極的に勝負をかけていく作戦を持ち出したにもかかわらずAlphaGoは初中盤戦闘力も強いことを見せてより一層驚くべき事だった。 後半イ・セドル9段が不利な状況で闘魂を見せた。 素敵な姿だった。

AlphaGoはコウを恐れるという説を一蹴して勝利した。 AlphaGoの弱点は何だろうかと考え直すことになった。 イ・セドル9段はどうしても人間であるから心理的に多少揺れたのではないか考えられる。

勝負は0-3で敗れたがまだ4、5局が残っている。 イ・セドル9段に個人的にしたい話は、これ以上緊張したり負担を持たずに、私たちが知っているイ・セドルらしい囲碁を見せるならばまだAlphaGoに勝つことができると考えるという言葉だ。 もう一度イ・セドル9段とAlphaGoを作ったディープマインド チームに敬意を表わす。 


次はグーグル側の制限でぴったり3つだけした質問とそれに対する返事だ。
 

AlphaGoの棋風や実力が予想外に高かった。既存囲碁界に投げかけるメッセージが明らかで、'3次革命'として表現した。プロ棋士がこれまで分かっていた囲碁理論にメッセージを投げる程AlphaGoは強いのか?

 
イ・セドル:
AlphaGoというプログラムはとても完ぺきだがまだ神の境地ではない。他の見方をすれば人間より優れる。しかし明確に弱点があるようだ。1局と2局でそうだったように少しずつ弱点を見せた。まだ人間にメッセージを投げることができる実力はないとみる。イ・セドルが敗北したことであって人間が敗北したのではないのではないと、そのように考えてみる。
 

圧迫を感じたといった。韓国で開かれたのでさらに負担を感じたのか?
 
イ・セドル:
違う。韓国なのでかえって気楽だった。場所の問題ではない。人と人の対決ならば0-2で押されるからといってこの程度でストレスを受けることはなかったはずなのだが、AlphaGoとの対決であったため結局は多少虚しく最後を迎えたのではないかと考える。
 

1局が開かれることに先立ってデミスはAlphaGoの短所を見つけたいと話した。AlphaGoの短所を見つけたのか、どんな部分をさらに改善させるべきだと見るのか?
 
デミス:
今まで進行された対局を分析する時間はなかった。対局結果がAlphaGoに良く出てきたのでまだ短所が完全に露出したのではない。しかしイ・セドル9段も話したようにAlphaGoが完ぺきなことはない。特に去る対局を見ればAlphaGoにも明らかに欠点がある。これは対局が皆終わった後戻って分析してみなければならないようだ。
 
原文記事:タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM