速報/「新手にもノータイム」イ・セドルvsAlphaGo(人工知能)1局を開始 


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全世界が注目するイ・セドルvsAlphaGo対決‘ディープマインド チャレンジ マッチ’第1局が9日午後1時始まった。 

場所はソウル、光化門(クァンファムン)フォーシーズンズ ホテル。 ニギリの結果イ・セドルの黒。 AlphaGoの着手は非常にはやい。 サイバーオロはこの対局をホン・ミンピョ9段の解説と共にオロ対局室で生中継している。 

AlphaGoの手の役割をするAja Hunagさんとニギリをして選択権を握ったイ・セドルが黒を選択した。 中国ルールで進行されるのでコミは7目半で韓国コミ6目半より多い。 

AlphaGoは初手を1分30秒で着手した後、平均1分~2分程度を所要して着手している。 グーグル ディープマインドのCEOでありAlphaGoの開発者であるデミス・ハサビス博士は"AlphaGoは読みがたくさん必要な場面では時間を費やすがもう少し考える。"と明らかにしたことがある。 

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▲イ・セドル9段が右辺で新手を使用したがAlphaGoは格別悩みなしに右上にカカった。 これに対しオロ対局室で解説していたホン・ミンピョ9段も感心した。考えることが多いはずなのにこのようにはやく対応するのかと。


1時30分 
上辺で戦闘が広がっている。 着手速度が速い。  





1時40分 重たいAlphaGo、すでに戦闘

普通人工知能は荒っぽくなく平和な棋風だと考えられてきた。 ところが今日のAlphaGoは先にイ・セドルに戦いを挑んでいる。 上辺でボウシしてから覗いて切るところまで積極的に戦おうという姿勢だ。

▼黒:イ・セドル白:AlphaGo28手進行
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2時-危機抜け出したイ・セドル、主導権をつかむ

上辺で包囲されてAlphaGoの波状攻撃を受けたイ・セドルだったが生きる幸運にありついたからなのかわかりやすくイ・セドルが大石を生かして危機を抜け出した。 同時に主導権を握る事にも成功した。 戦闘の連続だ。 

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黒:イ・セドル白:AlphaGo55手進行


2時15分-イ・セドル、にっこりと笑う 
 
AlphaGoが中央を整理する手(66)を打つとすぐにイ・セドルがにっこりと笑う。 どんな意味なのか分からない。 

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黒:イ・セドル白:AlphaGo66手進行
 
最高級プロ棋士の対局を見るようだ
 
イ・セドルvsAlphaGo1局中盤までを見守って感じるのはあたかもイ・セドルvsパク・ジョンファン、あるいはイ・セドルvsコ・ジェのマッチを見るようだということだ。 AlphaGoは二連星の布石を使って厚く力良い棋風の棋士の特徴を見せている。 また、戦闘を拒まない。 いや戦闘を先に歩いていく。 
 

反則負けはない 
 
Aja Hunagという代理人がAlphaGoの手と目の役割をするのだが色々な紛争の可能性がなくはない。 Aja HunagがAlphaGoの着手を見間違って他の所に打つこともある。 このような場合、グーグルと韓国棋院は取り消しを可能にした。 反則負けがお互いないことだ。 ただし時間切れ負けはある。 AlphaGoは秒読みに入っても1分3回を満たして読まないようになっているという主催側の説明が出てきた。

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▲対局室の姿。

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▲記録係席。 対局者がいる所とはかなり遠く離れていて。 黒番と白番を知らせるボタンはコンピュータで表示する。 秒を数えるのは肉声とする。



午後2時15分-韓国プロ棋士"AlphaGo気楽な形勢" 
 
多数の韓国プロ棋士がホン・ミンピョ9段と共にこの対局を検討している。 大半の意見は'AlphaGoが気楽な形勢'

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▲ 71手進行



午後2時25分-イ・セドル トイレに行く 
 
イ・セドルはしばらく席をはずしてトイレに行ったと見られる。 


午後2時45分-再び形勢は混沌の中に 
 
優勢を捉えたAlphaGoは突然身の安全をしながら形勢は再び分からなくなった。 勝負所になると見られる左下方面で急に戦闘が勃発した。 

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▲AlphaGoが気をつけた手。 優勢だと判断したようだが'負けると敗着になることができる'というホン・ミンピョ9段の解説。

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▲黒:イ・セドル白:AlphaGo- 86手進行:左下戦闘が複雑に見える。 形勢は分からなくなった。




午後2時55分-増えるイ・セドルの地 
 
"黒地は合計70目が厚い。 白は50目に過ぎない"ホン・ミンピョ9段の形勢判断だ。 イ・セドルが優勢だということだ。 勝負所で到来した左下接戦を経てイ・セドルが確実に優勢になった。 



 

午後3時3分-AlphaGoの勝負の賭け

"この手が通じるならば局面は乱れることがある。 " (ホン・ミンピョ9段)

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▲黒:イ・セドル白:AlphaGo- 102手進行










午後3時35分-速報/AlphaGo、勝負の賭け成功させて

地に遅れをとったAlphaGoはイ・セドルの右辺に浸透した後、右上黒を捉えて実利均衡を合わせた。 先手まで捉えたAlphaGoは左上三三まで占めた。 これでAlphaGoは地で非常に追撃した形勢になった。 それでも'感じ上はイ・セドル9段が優勢に見える'というホン・ミンピョ9段の感想。

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▲黒:イ・セドル白:AlphaGo- 122手進行

 






午後4時8分-AlphaGo'負けにくい形勢'

150手に達するとすぐにホン・ミンピョ9段の判断は断固としている。 "AlphaGoが負けることは難しく見える。"と言い切った。

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▲AlphaGoが勝勢を確認する手。 150手






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原文記事:速報/「新手にもノータイム」イ・セドルvsAlphaGo(人工知能)1局を開始