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[国際新鋭]韓国新鋭、'得失点差'遅れをとって準優勝
 
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 ▲韓国の新鋭チームが4ヶ国対抗戦で準優勝を占めた。 中国と2勝1分けで同率を成し遂げたが'個人勝数'で遅れをとって優勝カップをのがした。 授賞式後記念撮影した各チーム主将。 左側から日本の伊田篤史8段、韓国のシン・ジンソ5段、台湾のワン・ウォンジュン7段、中国のリー・チンチョン初段。

2016 四都市新鋭囲碁対抗戦三番勝負 
韓国、個人勝数遅れをとって中国に優勝渡して

逆転優勝を狙った韓国新鋭チームの挑戦が不発になった。 21日に幕が降りた2016 四都市新鋭囲碁対抗戦で韓国が準優勝を占めた。

2回戦までの戦績は韓国1勝1分け、中国1勝1分け、日本1勝1敗、台湾2敗。 21日韓国棋院大会場で続行された最終日で韓国は台湾を6-2で破ったが中国も日本を7-1で破ることによって共に2勝1分けで4ヶ国フルリーグを終えた。

チーム勝数が同率の場合には個人勝数で順位を付けることが今回の大会の規定。 個人勝数で韓国が16勝、中国が19勝。 いわゆる'得失点差'で韓国がわずかな差で後れて中国に優勝カップを譲り渡してしまった。 3位は1勝2敗の日本、4位は3敗の台湾。

日本と台湾に二対局ずつを失って、事実上の決勝戦だった中国との対決で女流棋士が皆勝つ善戦にもかかわらず、男性棋士が2勝4敗に終わった事が優勝をのがした原因になった。



1991年以後出生した8人で(女2人は必ず含む)構成する今回の大会に韓国は最強陣容に出た。 男性棋士6人のランキングは全員30位内で平均16位であった。 これら6人は自国ランキング基準として相手にした中国棋士より高い位置にあったが中国の厚い選手層を確認した結果として現れた。 中国6人の平均ランキングは40位であった。 

個人の成績ではナ・ヒョンが3戦全勝で活躍し2回戦まで連勝を走って台湾戦で敗れたシン・ジンソとパク・ジヨンをはじめとしてイ・ドンフン、ビョン・サンイル、シン・ミンジュン、イ・スラがそれぞれ2勝1敗、キム・ミョンフンが1勝2敗を記録した。 中国のヤン・ディンシン、リー・シャンハオ、シェ・コと日本の許家元も3勝をおさめた。

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▲韓国代表。 左側からイ・ドンフン5段、シン・ミンジュン3段、イ・スラ4段、シン・ジンソ5段、ナ・ヒョン6段、パク・ジヨン4段、キム・ミョンフン3段、ビョン・サンイル4段。
 

1997年韓・中国青少年大会で始まった後2000年4回の時日本が加勢して2004年8回大会から台湾が合流するによって国際新鋭対抗戦の地位を備えたこの大会で韓国は前期大会優勝をはじめとして通算10回の優勝カップを上げた。 今年を含んで9回は中国が優勝した。

4ヶ国が持ち回りで開催する大会の賞金は優勝800万ウォン、準優勝400万ウォン、3位200万ウォン、4位100万ウォン。 賞金より個人と国家の名誉を考えて友情を確かめる舞台だ。 制限時間は2時間、秒読みは40秒3回。

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▲韓国選手のうちで唯一3戦全勝の活躍を広げたナ・ヒョン6段。

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▲中国の3勝者ヤン・ディンシン3段。

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▲リー・シャンハオも3勝をおさめた。

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▲各チームの平均年齢は韓国20才、中国19.9才、日本20.1才、台湾が19才であった。
原文記事:ハンゲーム - 楽しいコンマ、Goハンゲーム! 



 
韓国棋院

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