待っていた! 譲歩することはできない一戦!

パク・ヨンフンvsカン・ドンユン、LG杯初優勝挑戦
 
LGfinal
▲第20回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝三番勝負が2月1日から4日まで平昌(ピョンチャン)、アルペンシアリゾートで開かれる。 準決勝で決勝進出を確定したカン・ドンユン9段(左側)とパク・ヨンフン9段が善戦を誓って明るく笑った。


パク・ヨンフンか? カン・ドンユンか?
どちらが勝ってもLG杯初優勝だ。 その上2007年(パク・ヨンフン)、2009年(カン・ドンユン)世界大会優勝カップを上げた以後長い冬眠を続けている。 お互い譲れない一戦。

第20回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝三番勝負が2月1日から4日まで江原道(カンウォンド)、平昌(ピョンチャン)に位置したアルペンシアリゾート コンベンションセンターアルプスルームで開かれる。

韓国ランキング2位パク・ヨンフン9段と4位カン・ドンユン9段はこれまで互いに8勝8敗を記録する程互角傾向にを見せていてどんな時よりも勝負を予測する難しい状況だ。 

パク・ヨンフン9段は本戦32強で中国のホァン・ウィンスン(黄云嵩)4段に勝利し16強では前期チャンピオン パク・ジョンファン9段を中押し勝ちで破って通算800勝を祝った。引き続き8強で日本の余正麒7段を、4強では18回大会チャンピオンである中国のトゥ・ジャシ(柁嘉熹) 9段まで横たえて大会初めての決勝進出を確定した。

2004年17回富士通杯で世界大会初優勝を記録したパク9段は2005年1回中環杯、2007年20回富士通杯優勝以後通算四回目の世界大会優勝に挑戦する。 

これに対抗するカン・ドンユン9段は中国のリー・カン(李康)6段、アン・ジョンキ初段を破って8強に上がった後中国ランキング1位コ・ジェ(柯潔) 9段とランキング2位ス・ウェ(時越)9段を連破して決勝に合流した。パク9段と同じようにLG杯決勝進出が初めてであるカン・ドンユン9段は2009年第22回富士通杯優勝以後生涯二回目の世界大会優勝狩猟に出る。 

LG杯決勝で韓国棋士どうし正面対決を広げるのは今回が八回目。 1回(イ・チャンホvsユ・チャンヒョク、以上前面が優勝者)、5回(イ・チャンホvsイ・セドル)、6回(ユ・チャンヒョクvsチョ・フンヒョン)、7回(イ・セドルvsイ・チャンホ)、8回(イ・チャンホvsモク・ジンソク)、12回(イ・セドルvsハン・サンフン)、19回(パク・ジョンファンvsキム・ジソク)LG杯に続き20回大会でも兄弟対決が実現した。 

96年スタートしたLG杯で韓国は8回大会まで6度優勝して絶対強勢を継続したが以後中国に押されて通算優勝回数でも一時中国に逆転を許容してしまった。 しかし前期大会と今回の20期で続けざまに優勝して通算九回目の優勝を確定した。 続けて中国が8回、日本が2回、台湾が1回頂上に上がった。

朝鮮日報が主催して(株)LGが後援する第20回LG杯朝鮮日報棋王戦の総規模は13億ウォンであり優勝賞金は3億ウォン、準優勝賞金は1億ウォンだ。 制限時間は各自3時間に40秒秒読み5回ずつが与えられて別途の昼食時間は提供されない。 

サイバーオロでは決勝全対局をオロ対局室を通じて解説中継して、現地に取材記者を特派してリアルタイム速報で対局状況を伝達する予定だ。スマートフォンやタブレットはアプリを利用して観戦することができる。 [記事提供|韓国棋院] 

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▲準決勝で18回優勝者である中国のトゥ・ジャシ9段を破って大会初めての決勝進出を確定したパク・ヨンフン9段(左側)。


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▲ 8強で中国ランキング1位コ・ジェ9段を破ったのに続き準決勝で中国ランキング2位時越9段まで連破して一躍LG杯の英雄に浮び上がったカン・ドンユン9段(左側)。やはり大会初めての決勝進出だ。
原文記事:待っていた! 譲歩することはできない一戦! 


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