カン・ドンユンの狙いと激しさに期待する!

LG杯8強戦観戦ポイント

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▲ 11月16日午前9時、江原道(カンウォンド)インジェスピーディウムでLG杯8強戦が始まる。 最も注目をひく対局はカン・ドンユン-コ・ジェ戦. 暴走機関車コ・ジェを果たしてカン・ドンユンが止める事ができるだろうか? 韓国囲碁の自尊心を立てるカン・ドンユン9段が対局前日対局場であるインジェスピーディウム ホテルに入る瞬間.
 

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先立って‘コ・ジェはなぜ強いのか’という原稿を書くことになった理由は一つだ。 


三星火災杯準決勝を見て納得いかない何かを感じたためだ。 イ・セドル9段に尋ねなかったけれど、本当にコンディションが悪くてそうした事だろうか? 明確に今年イ・セドルは何かを見せるようだった雰囲気であった。 そのような彼がこんなに力なく負けることだとは考えにくかった。 また、一つはコ・ジェのインタビュー内容のうち白番になった時の話が磁石のように導いた。

1.今年白番で負けた記憶がない。 
2.コミ7目半は白が非常に有利だ。 6目半でも白を選択する。 
3.韓中未来天元戦でシン・ミンジュンに白で負けたことに関し話すとすぐに中国棋院は公式記録と認定しない対局といった。 それなら公式記録と認定する対局では負けなかったという意?
 
何か疑わしくて去る金曜日、韓国棋院職員を通じて中国棋院に正式にコ・ジェの成績に関し尋ねた。今年の正確な成績を知りたいといった。尋ねながらも実際大きい期待をすることはなかった。中国棋院は国家代表選手に関し尋ねれば自国メディア記者の他にはよく知らせてくれない。さらには国家代表戦力分析管を引き受けた人に素直に教えることは考えもしなかった。 

公式返事はこうだ。 10月まで44勝12敗. この他に黒で勝ったのか白で勝ったのか、何手で勝ったのか、どんな棋戦で勝ったのかは分からないという返事. 実際公式記録44勝12敗が必要だった。 残りは捜し出す自信があったためだ。 



コ・ジェの強さ、記録が話している
 
手作業でいちいち中国囲碁サイトを検索して中国公式対局と違うのとを分類して見たら驚くべき事実を知ることになった。 口が開いて塞がらなかった。 コ・ジェの信じられない成績を見よ。 

コ・ジェは10月に9勝1敗、唯一負けたのは竜星戦でホァン・ウィンスンに黒で半目負けたことが全て。 
11月には再び4連勝をした。 中国リーグ2勝と三星火災杯準決勝2勝. 最近の戦績は13勝1敗. そして公式記録は48勝12敗だ。 

ところが今年対局したのを全て見つけてみれば58勝14敗だ。 非公式対局で10勝2敗を記録したという話なのだが推理してみるとこのようだ。 韓中未来天元戦で白でイ・ドンフンに勝ってシン・ミンジュンには負けた。 利民杯で7戦全勝したのと台湾棋士とともにする大会で2勝1敗をした。 そのうちの1敗がタン・ウェイシンに白番で敗れた記録がある。 

コ・ジェの記録をさらに細分化してみるならばこのようになる。 
 
非公式だと合計72戦58勝14敗、白で37勝2敗、黒では21勝12敗となる。 
公式記録だと合計60戦48勝12敗、白で32勝0敗、黒では16勝12敗だ。 

すべての記録は公式記録が重要だ。それならコ・ジェは白で今年本当に一度も負けていない。ひょっとしたらと思ってまた数えてみたが間違っていない。珍記録が。こんな事が。32勝0敗だ。

これならヒカルの碁に出てくる‘佐為’の実存人物という秀策の御城碁(将軍の前で当代最高の棋士が対局する最も重要な対局)の19連勝を越える記録ではないか。 その時はコミがなかった時期なのでそのような連勝が出てくることもあるというが、いくらコミが7目半が多いといってもこれが可能なことだろうかと思うほど。 

また、一つすごい点は今年百霊杯、リコー杯、中国優勝者争覇戦(タイトル ホルダーだけ参加する大会),棋王戦まで4冠王になり、まだタイトルを取り出すことができる棋戦がさらに3つも残っているという点だ。 

こういう‘詐欺キャラ’(※訳注:格闘ゲームでマルチゲームのバランスまで崩すほど圧倒的に強いキャラクター)に最も多く勝った棋士は皮肉にも百霊杯で3:2で敗れて世界大会優勝をのがしたチュ・ジュンで、今年コ・ジェに4勝2敗をした。 二人は6対局全て白番になった方が勝った。

その次にコ・ジェにたくさん勝った棋士がス・ウェで2勝2敗. ところが重要な対局は全てコ・ジェが勝った。 ス・ウェが三星火災杯優勝確率を30%だとした理由が必ずしも謙遜だけとは違うようだ。 

去る13日金曜日、中国リーグでジョウ・ルイヤンを相手にコ・ジェは白で次の一手を見せた。 鑑賞してみよ。 <場面1 /> ジョウ・ルイヤンの黒1削減に白2で付ける一手. 浮び上がりますか。 

▼ <場面1 /> 中国甲級リーグ
ジョウ・ルイヤン9段(黒):コ・ジェ9段(白)

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カン・ドンユンは今年38勝17敗だ。 9月に突然乱調を見せて5連敗にあったのは何か解せないが10月から再び良くなり始めた。 最近10対局を見れば7勝3敗で悪くない。 金曜日(13日)中国リーグで勝利したがこの日の相手はフ・ウェポンだった. カン・ドンユンの狙いと激しさが何なのかを確かに見せた一勝負だった。 

下 <場面2 />を見るとすぐに白のかたい左下隅を黒1で侵入して7まであっという間に殻で作った。 カン・ドンユンの長所は明らかに激しさだ。 不利ならばすべての手法がみな登場するといっても過言ではないほどそのまま負けることがない。 それですべてのプロが有利でも最も緊張を余儀なくさせる棋士がまさにカン・ドンユンだ。 相手戦績はコ・ジェに2戦2敗. 率直に黒で勝ったら良いが必ず白番になったら良いだろう。 

▼ <場面2 /> 中国甲級リーグ
カン・ドンユン9段(黒):フ・ウェポン5段(白)

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キム・ジソク、見せる時になった
パク・ヨンフン、韓国囲碁の砦
軍除隊後のウォン・ソンジン、最も重要な復帰戦


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▲LG杯8強戦対戦抽選が終わった後、互いに対等に戦う選手どうし善戦を確かめる握手を交わした。 左側からウォン・ソンジン-トゥ・ジャシ、余正麒-パク・ヨンフン、キム・ジソク-ス・ウェ.

もう一つのビッグ マッチはキム・ジソクとス・ウェの対決. 事実二人の棋士は中国リーグで会ったばかりだ。(11月8日キム・ジソク、勝)ス・ウェを相手に歴代戦績5勝3敗だ。 37勝31敗のキム・ジソクや36勝21敗のス・ウェもやはり今年振るわないのは同じだ。 だがス・ウェは三星火災杯決勝に進出した。 キム・ジソクも見せる時になった。 

対戦運が従うパク・ヨンフンは私たちの最後の砦. 現在でだけ見ればパク・ジョンファン、イ・セドルがいない時点では最もコンディションが良い棋士だ。 連日自身のランキング点数記録を置き換えている。 昨年初めて9600点を越えるともう9700点まで越えた。 個人技量の発展がずっと続くという点では拍手したいが囲碁ファンが最も嫌いな事の一つがタイトルなしで点数だけ上がるという事も分からなければならない。 私たちの最後の砦になってくれれば良い。 

トゥ・ジャシと対決するウォン・ソンジンは軍除隊後最も重要な一勝負だ。 肉も食べてみた人が食べることではないのか。 ウォンパンチを期待する。 

今週18日まで麟蹄(インジェ)で行われるLG杯で崩れれば私たちは本当に大変でその次の週の梦百合杯を見守らなければならない。 

太極戦士たちよ、どうかちょっと防いでください。プリーズ~!

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▲ 8強対局前日夕方、韓国選手たちが心強く食べたカルビ焼きを添えた味噌(テンジャン)チゲ. 中国選手たちはカルビ煮込みスープ(カルビタン)を飲んだ。

原文記事:カン・ドンユンの狙いと激しさに期待する!