「天才が出現すれば韓・中のバランスは崩れる」 

中国代表チームウィ・ビン総監督

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▲中国囲碁国家代表チームを7年導いているウィ・ビン総監督. 彼は“韓国のような強力なライバルがいるから一緒に発展できるということは幸運”と話した。 /イ・ホンリョル記者


[出処] 10月17日付朝鮮日報[火曜囲碁]のイ・ホンリョル囲碁専門記者が書いた文を移しました。 
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公平な環境で競争誘導主力、コ・ジェ2冠王期待… 10代も有望
韓国シン・ジンソ注目…日本はまだ不十分

韓国と中国が天下を二分している分野はおそらく囲碁が代表的であろう。 現在も世界メジャー棋戦タイトル保有分布は韓国3個,中国4個できっ抗する。 わずか4~5年前だけでも'恐韓症'に苦しめられた中国囲碁の浮上を引っ張ってきた中国代表チーム総監督ウィ・ビン(兪斌・48) 九段に会ってみた。 インタビューは先週農心杯が開かれた重慶で行われた。

―2009年以後7年在任中だ。現在の中国代表チームの骨格は? 
 
"華学明七段がマネージャーを、私が総監督を受け持っていてその下に成人チーム・少年チーム・女性チームがある。"

―どんな政策が戦力強化に功を奏したと見るか。 
 
"国家チームを3つに分割して国際大会の時にシード(自動出場権)制度を実施したのが効果をみた。 道場システムと子供育成組織も硬い。 私が特にしたことはない。"


―国家チーム運営に最も主眼点を置いたことは? 
 
"公平な環境で競争を誘導する事に注力した。 プロ棋士の中には受動的な性格である人が多い。 雰囲気を作れば勉強量が多くなって、このような基盤の上で全体的に実力が向上した。"

―中国が最近2年余りの間に排出した国際大会チャンプが10人に近いが連続優勝者は出てこなくなっている。 
 
"当時中国が1年間でタイトル6個を独占したことは実力よりは運がたくさんともなう結果だったと考える。 才能が似た人材が同じ環境の下で集まって研究して討論して見たら平準化された感じがある。 何人かの天才が今後出なければならない。"

―天才という言葉を好んで使うのだが現在の世界1位は誰だと見るか。 
 
"ひとまずパク・ジョンファンを挙げなければならないようで…. 中国棋士中では柯潔が一番最初に2冠王に上がると期待する。 18才である彼は現在の世界タイトル(百霊杯)を保有中のところで三つの国際棋戦に上がっている。 今までの世界トップ征服経験者は全てまた優勝する可能性があると考える。"

―既存スターの他に幼い有望株のうちで'天才'候補は? 
 
"2000年生まれであるリャオ・ウォンホ(廖元赫)とシェ・コ(謝科)に期待が大きい。 99年生まれチャオ・チョンウィ(趙晨宇),98年生まれグー・ズーハオ(辜梓豪)等も芸がある(10月中国ランキングでこれらはそれぞれ97,115,68,27位に上がっている). 韓国は数的には恐ろしくない。 ビョン・サンイル、イ・ドンフン、シン・ジンソ、シン・ミンジュンが警戒対象なのだが、一人だけ挙げろと言うなら2000年出生者であるシン・ジンソを最も注目している。"

―これからの世界囲碁地図を予想するならば? 
 
"このまま行くならば底辺で先んじる中国が若干先んじないだろうか。 しかし独走はなくて両国が均衡を成し遂げるだろう。 どちら側で'天才'が登場するかがカギだ。 日本は代表チーム発足以後大きく上がってきたし今回の農心杯序盤戦でも善戦した。 しかし日本は入段前の有望株育成制度が脆弱ですぐに韓・中と肩を並べるには難しいと見る。" 
 
原文記事:「天才が出現すれば韓・中のバランスは崩れる」