サイバーオロ

●○...15:00-ミン・サンヨン、白で対局開始

ニギリの結果ミン・サンヨンが白を捉えた。 席を変えて座った後、一力遼が右上隅小目に石を置いて第17回農心辛ラーメン杯本戦3局が始まった。 序盤一力遼は右上隅と右下隅を小目シマリで守る実利的な布石を選択した。 

 [520923]151022-ns-11


●○...16:00-果敢な選択、各自の道を行く

ミン・サンヨンが果敢な選択をした。 黒は中央を突破して頭を差し出し白は左辺実利を確保した。 この交換はどちらが得であろうか? 黒はひとまず中央に走っていって(黒X表示)落ち着いて対応する。 先手を捉えた白が下辺に不満はない。 

[520923]151022-ns-17

●一力遼○ミン・サンヨン(39手進行)




●○...16:40-形勢は伯仲

下辺接戦中に黒が手を引いて右上辺に向かった。 白も黒石にぴたっと付けながら応酬する。 今まで進行を見て検討室のペク・チャンヒ初段は"きっ抗した形勢だが、白もなかなか良い流れだ。"と話す。 今までは互いに軽く手を引いて望む所を占めた様相だ。 1,2局は全て中押し勝ちで終わったがこの囲碁は数えまで行くか?

[520923]151022-ns-19

●一力遼○ミン・サンヨン(48手進行)



●○...17:20- 白が厚い

対局は82手まで進行された。 地では黒が8目程度先立つけれど、白が若干厚くて左辺黒がまだ陣地を定めることができなくて白が少し優勢な局面だ。 黒がコミを出すことができるだろうか? 以後無難に進行されるならば白勝ちが有力だ。 黒も勝負の賭けが必要だ。 

[520923]151022-ns-23

●一力遼○ミン・サンヨン(82手進行)
 

●○...17:50-熱くなる


[520923]151022-ns-24

●一力遼○ミン・サンヨン(119手進行)

秒読みに入ったからか? 一力遼が心理的に揺れたように左辺で手順がしばらく右往左往した。 もう白が若干優勢な流れだが、中央がまだ広くて形勢を楽観することはできない。 黒もこのような形勢が分かるので厳しい手が出てきている。 囲碁は熱くなる。 どちらがさらに集中力を持って終了するのかがカギだ。


●○...18:00-勝負!大石死活は?

一力遼の持ちこたえにミン・サンヨンは刃を抜いた。 白(X表示が120手)は中央で実利損害を甘受して、左上黒大石全体を狙う。 突然の'オールイン'だ。 サイバーオロ解説者ユン・ジュンサン9段は"白は冒険だ。形が苦しい。"という評価だ。

[520923]151022-ns-25
●一力遼○ミン・サンヨン(130手進行)  


●○...18:20-コミが飛んで行った

黒大石を捉えることは難しかった。 ミン・サンヨンは再び冷静を探して形を整備してヨセに入る。 しかしユン・ジュンサンは"左辺を捉えに行ってとても大きい損害をこうむった。"と話す。 最小限コミ程度は飛んで行った。 その前に白が少し良い形勢だったので大きい差は出ないが、もう黒が2~3目程度有利だ。

[520923]151022-ns-26

●一力遼○ミン・サンヨン(155手進行)




●○...18:35-絶望的形勢

囲碁は結局最後に仕損じる人が負ける。 リードしていたミン・サンヨンは無理な方法一度で崩れた。 手順が進行されて右辺白も切れて二目を空けて生きなければならないみじめな状態だ。 もう白がしてみる所がない局面だ。 絶望的な形勢だがミン・サンヨンは機会を狙ってしつこく追いかけている。

[520923]151022-ns-27
●一力遼○ミン・サンヨン(171手進行)


●○... 19:03 -一力遼3連勝

白が石を収めた。ミン・サンヨンはヨセから少し追いついたが、形勢は黒が10目ほど進んでいた。一力遼は217手黒中押し勝ちをおさめた。

 


タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM 

午後3時40分現在のハイライト1

161243min1
 

●一力遼○ミン・サンヨン1譜
 
ミン・サンヨンが白1で姿勢を備えるとすぐに一力遼が黒2で破って完全に生きる形態を作った。引き続き白3,5で素早く左辺黒陣営を食い込む'パンダ'ミン・サンヨン.体つきとは違ってとても素早い動作を見せるミン・サンヨンが左辺接戦でポイントを上げて先んじられるか関心が集まる。



午後4時10分現在のハイライト2

161419min2
 
 
●一力遼○ミン・サンヨン2 譜
 
1譜に続きすぐに戦うことは容易ではないと判断した一力遼が黒6に破って出てきて、ミン・サンヨンが白7,9で左辺黒一点をはっきりと制圧しておく進行を選択した。黒6,8で貫いた厚みを基に下辺白を攻撃するのも目についたが、一力遼は落ち着いて黒10で自身の石を先に整備しておいた。ミン・サンヨンは白11で右下隅黒にタイトに付けて効率的に下辺白を収拾しようと思う。 再び勝負所.

 

午後4時40分現在のハイライト3

164013min3
 
 
● 一力遼○ミン・サンヨン3譜
 
一力遼が苦心の末に黒1,3を選択し、ミン・サンヨンが要所、白4のわき腹に付けることを駆使した。黒5には再び白6にハネて形態を整備することが常用手法.すると一力遼は下辺をしばらく保留して黒7で右上隅で右辺白を圧迫する要処を占めた。 タイジェムでこの対局を生中継しているイ・ジヒョンは"白Bの所が厚く見えるが上辺を奪われては困る。 白Aで上辺を広げることが大きい"と。

 

午後5時10分現在のハイライト4

17127min4
 
 
●一力遼○ミン・サンヨン4譜
 
今回の農心杯1ラウンド対局のうち最も進行が遅い。対局開始2時間10分が過ぎたが手順は相変らず60手あたりで留まっている.一力遼が黒1で高圧的な姿勢を取って、ミン・サンヨンがいち早く白2で先手した後再び白4で黒一点を捉えた。"実利ではミンサンヨン (白)が確かに先んじた。 4譜の黒9に侵入は平凡に進行されては地不足にかかると判断した一力遼の勝負の賭けだ。"(タイジェム生中継イ・ジヒョン)

 

午後5時35分現在のハイライト5

17381min5
 
 
●一力遼○ミン・サンヨン5譜
 
ミン・サンヨンが引き続き少しずつ得点を上げている。白1で付けて行った手が形の急所.黒が連結するためにしかたなく6で横ばいをして、白はひらりとひらりと7で越えておく。対局がそろそろ整理されている時点、今の形勢はミン・サンヨン(白)の確実な優勢. せん断を求めなければならない一力遼が黒8,10で左辺後味を狙っているけれど、白11に遅らせて受けるとすぐに特別な運がある所ではない。農心杯2ラウンド韓国初勝利が見通せる圏内に入ってきた。 



午後5時47分現在のハイライト6

17501min6


●一力遼○ミン・サンヨン6譜


非勢を意識した一力遼が黒1で右辺白を圧迫してきた場面.だが、右辺白は全く攻撃される石ではない。ミン・サンヨンはかえって白2で左上隅黒石に対する攻撃を開始した。黒3には白4で立ち並んで丈夫に連結. 黒が苦しい形勢だ. ミン・サンヨンがすっきりと仕上げ手並みを発揮するならば韓国が優勝賞金5億に引き上げられた今回の農心杯1ラウンドで初めて勝ちを勝ち取ることになる。
 

16


07
03