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[農心杯] 2年連続日本に開幕戦敗北

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▲韓国の1番手で出場したペク・チャンヒ初段(右側)が日本の一力遼7段に敗れた。ペク・チャンヒは農心杯本戦デビュー戦だった。

第17回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第1局 
韓国先鋒ペク・チャンヒ、日本一力に中押し敗 

先鋒で出たペク・チャンヒが開幕祝砲を打ち上げる事に失敗した。 初めて担ってみた肩上の荷物が重かったのか手が数回乱れた。

20日午後中国、重慶のラディソンブルーホテルから始まった第17回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第1局でペク・チャンヒ初段が日本の一力遼7段に210手で中押し敗した。 ペク・チャンヒは'囲碁三国志'として呼ばれるこの大会の本戦に初めて出場した。

血気旺盛な21才ペク・チャンヒと18才一力は共に戦闘型. 初めての対決なのだが探索の動きなしで序盤から火花を散らした。 その過程でペク・チャンヒから疑わしい手と失敗が出てきた。 時期尚早である凡失によって望む局面を作ることができなくてやむを得ず言いなりになる局面に置かれた。

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▲ペク・チャンヒは3時間35分間の闘志にもかかわらず、自身に向かった視線に対する重圧感、時期尚早である失敗による負担感をついに克服できなかった。

初めての登板で大きく揺れることもあったが冷静を取り戻した。 下辺で序盤失敗を多少ながら挽回した。 だが、形勢判断を誤ったのか中央戦で元に戻すことはできない形勢に陥ってしまった。 終盤は盤面勝負で行き来する差.

本来の技量を発揮できないペク・チャンヒのデビュー戦は残念な思いをし、一力は前期に続きまた、一度の開幕戦勝利をおさめた。 一力は前期にはビョン・サンイルを破って日本に7年ぶりの開幕戦勝利を抱かせたことがある。 反面韓国は2年連続開幕戦を日本に渡した。

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▲一力は前期大会で日本に7年ぶりの開幕戦勝利を抱かせた事に続きグロービス杯世界新鋭大会と日本新人王戦を連続優勝した。

勝利した一力は明日午後3時(韓国見解)中国が1番手で発表したパン・ウィンルォ4段を相手に連勝に挑戦する。 

韓中日の代表選手5人ずつ出場して連勝前で覇権を争う国対抗戦である農心杯の優勝賞金は5億ウォン(2・3位賞金はない). 対局料(300万ウォン)があって3連勝達成時から1勝1000万ウォンずつの連勝賞金を取得する。 制限時間は1時間(秒読み1分1回),これまで韓国11回、中国4回、日本1回優勝した。

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▲ペク・チャンヒはフューチャーズ囲碁リーグに選ばれることができなくて今年骨を折るように出発したが韓中未来天元戦と農心杯代表に選抜されて名前を知らせた。農心杯選抜戦ではイ・ウォンヨン、ジョ・ギョンホ、キム・キヨン、イ・ドンフン、パク・ジョンクン、キム・ジソクを順に破って70対1を越える関門を通過した。

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▲昨年グロービス杯世界新鋭大会を優勝して名前を大きく知らせた一力は新鋭棋戦で頭角を現わしている日本囲碁の未来だ。日本新人王戦を最年少で優勝し、日本の最大棋戦である棋聖戦本戦リーグにも最年少で進入したことがある。



第17回農心杯世界囲碁最強戦第1局
●ペク・チャンヒ初段vs ○一力遼7段 
結果:一力、210手白中押し勝ち
 
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43が異常.
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44のアタリが痛かった。
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後で49が大きい錯覚.
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白が切れないものとして速断したことなのだが58まで先手で助けては時期尚早である黒の非勢。
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原文記事:ハンゲーム - 楽しい、カンマ、Goハンゲーム!