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[おかげ杯]日本シャットアウト…パーフェクトで2連続優勝

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▲韓国が30才以下団体対抗戦で予選から決勝まで4戦全勝の記録で頂上に上がった。 前期大会に続き2連続優勝だ。

第2回おかげ杯国際新鋭囲碁対抗戦決勝 
韓国、日本を5-0で完勝して全勝優勝

30才以下でも韓国囲碁が最強火力を誇った。 3日午後日本三重県伊勢市で広がった第2回おかげ杯国際新鋭囲碁対抗戦決勝で韓国が日本を5-0で完勝して優勝した。

この大会は韓国・中国・日本・台湾の4ヶ国対抗戦で30才以下(1985年以後出生)代表選手5人ずつチームを級んで競った(チーム当たり2人は女流). 韓国家代表はユン・ジュンサン9段、イ・ジヒョン5段、アン・ククヒョン5段、チェ・ジョン6段、オ・ユジン2段.

予選リーグ戦で日本に4-1,台湾に5-0,中国に4-1で勝ち取って3戦全勝の1位で決勝に上がった韓国は甘い日本にまた会って5-0で完勝した。 4戦全勝のパーフェクト優勝だ。

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▲主将ユン・ジュンサン9段が優勝賞状をもらっている。

太極マークを付けた5人は全員国家代表チームに属している。 ユン・ジュンサン、チェ・ジョンはランキングシード(7月ランキング基準)で自動出場権を取得し、イ・ジヒョン、オ・ユジンは国家代表チームで選ばれた。 また、アン・ククヒョンはランキング上位者4人が行った選抜戦を通過した。 

今回の大会ではイ・ジヒョン、チェ・ジョン、オ・ユジンが4勝で猛活躍し、ユン・ジュンサン、アン・ククヒョンは3勝1敗で力を加えた。 同時に開かれた3位決定戦では中国が台湾を5-0で破って予選リーグ敗北を雪辱した。

韓国の優勝は2年連続だ。 少し違ったシステムで行った前期大会でもナ・ヒョン、キム・ジョンヒョン、パク・チヨンがチームを級んで団体戦優勝を、パク・チヨンが女子個人戦優勝したことがある。

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決勝戦終了後に挙行された授賞式で韓国は優勝メダルと共に450万円(約4200万ウォン)の団体賞金を受賞した。 日本は150万円(約1400万ウォン),中国は100万円(約930万ウォン),台湾は75万円(約700万円)を受けた。

一方個人賞部門では男子1位にイ・ジヒョン、共同2位にアン・ククヒョンとユン・ジュンサン、そして女子共同1位にチェ・ジョンとオ・ユジン選ばれた。 大会は一手30秒、途中1分考慮時間10回を使用できる超早碁戦で進めた。


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▲ユン・ジュンサン(左側)は決勝戦主将を引き受けて予選リーグで敗れた伊田篤史に雪辱した(151手黒中押し勝ち). 予選3連勝をおさめた伊田は日本十段戦とNHK杯タイトル ホルダーだ。

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▲イ・ジヒョン(右側)は昨年日本新人王出身である一力遼を予選リーグに続き2連続完勝した(144手白中押し勝ち). 決勝まで4戦全勝で男子1位賞を受賞した。

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▲アン・ククヒョン(右側)は現在のLG杯8強に上がっている余正麒をまた再び中押し勝ちで制圧した。

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▲チェ・ジョン(左側)は藤沢里菜、黒嘉嘉、ウィ・ズィンを連破したのに続き決勝では謝依旻を188手中押し勝ちで破って女流最強の面目を誇示した。

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▲オ・ユジン(右側)は98年生まれ同年齢藤沢里菜に3連勝を記録した(211手黒中押し勝ち). 今回の大会で4勝を追加したオ・ユジンは今年48勝(22敗)で再び国内プロ棋士最多勝1位に出た。 
 
原文記事:ハンゲーム - 楽しい、カンマ、Goハンゲーム! 

関連リンク:第2回 おかげ杯国際新鋭対抗戦 | 棋戦 | 囲碁の日本棋院