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[TVアジア]韓国V10は'事実上獲得したも同然?'

第27回TV囲碁アジア選手権大会25日からソウルで開催
イ・セドル、パク・ジョンファン、イ・ドンフンが出場して韓国10回目の優勝狩り

'世界の早碁王'を決める舞台であるTV囲碁アジア選手権大会の27回目の大会がソウルで開催される。 韓中日TV早碁戦の優勝および準優勝者が出場するこの大会は韓中日を巡回して開催する関係により3年ぶりに再びソウルで幕を上げることになった。

8月24日夕方開幕前夜祭に続き25日から四日間熱戦を行う今回の大会に韓国は前期チャンピオン イ・セドル9段(32)をはじめとしてKBS囲碁王戦優勝者イ・ドンフン5段(17)と準優勝者パク・ジョンファン9段(22)が代表で出場する。

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▲左側からイ・セドル9段、パク・ジョンファン9段、イ・ドンフン5段.韓国の大会10回目優勝の責任を負う。

中国代表は自主選抜戦を通過したヤン・ディンシン3段(17)とリャオ・シンウォン5段(21),日本代表はそれぞれNHK杯優勝および準優勝である伊田篤史8段(21)と一力遼7段(18)だ。 

中国はこれまで中信銀行杯TV早碁戦の決勝進出者2人が出場してきたが自国内事情で今年は開かれなくて選抜戦を別に行った。 選抜戦は上位ランカー44人が参加して敗者復活戦を併行する2段階で進めた。

韓国の優勝展望は非常に明るい。 実力と貫禄で中国と日本選手たちより優位にある。 イ・セドルとパク・ジョンファンは世界タイトルを保有している世界最上権棋士であり、イ・ドンフンは真っ最中わき上がる新興強者だ。 この大会でもイ・セドルは3度の優勝を誇っていて、パク・ジョンファンは5連続出場中だ。

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▲ヤン・ディンシン(左側)は2012年リコー杯を13才5ヶ月で優勝して最年少非制限プロ棋戦優勝記録を立てたことがある。リャオ・シンウォン(右側)は世界大会に時々登場しているけれど韓国ランキング20位中の棋士に勝ったことはない。

これに対し比べて中国と日本の代表は世界大会でこれといった頭角を現わしていない。 自国ランキングでもパク・ジョンファンが1位、イ・セドルが2位、イ・ドンフン8位. 中国のヤン・ディンシンは16位、リャオ・シンウォンは35位だ。 日本はランキングシステムがない。 

少なくとも今回の大会の韓国代表は中・日選手たちと'格が違う'感じだ。 ただし1手 30秒の超早碁方式は変数になることができる。 早碁戦では誰でも失敗をするはずだ。 また、相対的に年齢が幼い中国と日本選手たちは嘱望されている次世代の旗手という点でも警戒のひもを緩めることはできない。

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▲伊田篤史(左側)は日本に3人だけである現役タイトル ホルダーで十段戦とNHK杯(最年少優勝)を保有している。一力遼(右側)は2014年グロービス杯と日本新人王戦優勝者だ。

KBSが主催してKBS・中国CCTV・日本NHKが協力する第27回TV囲碁アジア選手権大会は制限時間なしで30秒の秒読みをしながら途中1分の考慮時間10回を使うことができる。 賞金は優勝2500万ウォン、準優勝500万ウォン.

■第27回TV囲碁アジア選手権大会日程(ソウル メイフィールド ホテル) 
・8月24日(月):開幕式および抽選式(18時) 
・8月25日(火):1回戦1~2局(10時、14時)
・8月26日(水):1回戦3局、準決勝1局(10時、14時)
・8月27日(木):準決勝2局(14時)
・8月28日(金):決勝(14時30分),閉幕式および授賞式(18時)  
原文記事:ハンゲーム - 楽しい、カンマ、Goハンゲーム! 

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