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国手パク・ジョンファンの'神の一手'
韓中団体対抗戦優勝の主役パク・ジョンファン インタビューおよび妙手解説

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▲パク・ジョンファン(左側)が主将戦でパン・ティンウィを破って韓国優勝を決定した。 

最近パク・ジョンファンはめったなことでは負けない。 全盛期時代のイ・チャンホに肩を並べるほどの'フォース'ではないかという話もちらほら出てくる。

果たしてそうか、パク・ジョンファンの対局を生中継を通じてみていると信頼できる。 初中盤形勢が良くなくてもゆったりと鑑賞することができる。 

この前囲碁TVでパク・ジョンファンのKBリーグ対局を生中継したソン・テゴン解説委員はTブロードで主将パク・ジョンファンに'疑うな!'というニックネームを付けたと紹介した。 囲碁が良く見えなくても、今打った手がすぐに納得いかなくても結局は勝つので生半可な疑いを持つなという意味であろうか。 

パク・ジョンファンは去る6月13日中国甲級リーグ7ラウンドを始まりに昨日(10日)パン・ティンウィとの対局まで16戦15勝1敗、十分に無敵に近い成績を記録中だ。 相手にした選手面々を調べれば、チョ・ハンスン、 トゥ・ジャシ、 ミ・ウィティン(2対局)、チャン・ウェイジェ、パン・ティンウィ、チェン・ヤオイェ、フ・ヤオウィ、チョン・センなどたやすくないメンバーだ。 

2015国手山脈韓中団体対抗戦出場選手名簿が発表された時、多くの人々が韓国の優勢を占った。 中国は1~3位ス・ウェ、コ・ジェ、チェン・ヤオイェが皆抜けた反面、韓国は1,2位パク・ジョンファン、イ・セドル、そしてランキングは6位に多少下落したが最近コンディションが良いチェ・チョルハンが登板するためだった。 

'予想通り'優勝トロフィーは韓国が占めたが、過程は決して順調ではなかった。 韓国は8日康津で開かれた1ラウンドから1-2で敗れた。 パク・ジョンファンがミ・ウィティンを制圧しただけで、イ・セドル、チェ・チョルハンがそれぞれパン・ティンウィとトゥ・ジャシに敗戦を抱いた。 

だが、9日霊岩(ヨンアム)で広がった2ラウンドで韓国は大反撃に出て、3-0完封を勝ち取った。 中間スコア4-2.
3ラウンドではひと勝負だけ勝っても韓国の優勝が確定する状況. しかしそのひと勝負に勝つことが容易ではなかった。 

イ・セドルがトゥ・ジャシに1年前同じ大会で当てられた敗北を雪辱できず、チェ・チョルハンは本大会で2敗にあっていたミ・ウィティンに半目逆転負けにあってしまった。 スコアはもう4-4.
対局開始時点のゆったりとしている雰囲気は跡形もなく、'こういうことでは昨年に続き今年も大逆転負けにあうのではないか'という反応があちこちで溢れでた。

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▲信頼できる守門将パク・ジョンファン.
ミ・ウィティン、 トゥ・ジャシ 、パン・ティンウィを順にはね除けた。

エースの役割は必ず勝たなければならない瞬間に必ず勝利すること。 危機の瞬間、新守門将パク・ジョンファンが韓国エースの役割を完ぺきにやり遂げた。 1ラウンド ミ・ウィティン、2ラウンド トゥ・ジャシを完勝して2連勝を走っていたパク・ジョンファンは最終3ラウンド主将戦で難しい相手パン・ティンウィを返した。

千金のような決勝点をあげたパク・ジョンファンは韓国優勝を自身の手で確定した。 韓国と中国のトップランカーが総出動する大会であるだけに、昨年2014国手山脈韓中団体対抗戦では3連勝が出てこなかった。 だが、今年はパク・ジョンファンが3戦全勝の主人公になった。

囲碁内容もまた話さなければならない。 イ・セドルが非勢に陥ってチェ・チョルハンは微細な半目勝負を行っていた瞬間、パン・ティンウィの決意したような徹底した実利作戦にまきこまれて地不足で苦戦したパク・ジョンファンは希代の妙手を発見した。

パン・ティンウィは見つける事ができず、パク・ジョンファンは捜し出した'神の一手'で囲碁はあっという間に終わった(記事下段の詳細解説参照).世界最高級選手たちの対局でたった一手で有利だった囲碁が石をおさめなければならない状況に急変する場合は多くない。 

しかも3年前の応氏杯決勝で苦い敗北を抱かれたパン・ティンウィを相手に妙手を炸裂させたのでぴりっとすることはより一層倍加された。 授賞式と閉幕式が皆終わって宿舎に帰っていく道、韓国優勝の主役パク・ジョンファンと対話をした。 

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▲ "ジョンファンよくやった!" 授賞式戦談笑を交わすパク・ジョンファンとチェ・チョルハン.

 

3戦全勝をおさめて韓国優勝を確定した。授賞式の時イ・セドル、チェ・チョルハン選手と笑って対話する姿がカメラに捉えられた。何の話をしたか?
 
今日打った囲碁内容に対する話もあったし… (今日の勝利に対して)よくやったと言われた(笑い).

右下隅で付ける妙手は本当に印象的だった。下辺を肩ついて攻略する時から見ていた手だったか?
 
その時からその手を見て打ったことではなくて、打って見たら発見することになった。肩ついた手(実戦進行1)は黒を圧迫して地で利益を見るためだった。 

パン・ティンウィは付ける手を見られなかったものか?顔を突き合わせて対局するので雰囲気を感知できるかと思うが。
 
見られなかったようだ。 1線におりて陥って持ちこたえる時、おそらく先手で終えようとすること程度で考えたようだ。 付ける手にあってからかなり苦しがっていたよ。 

一部では韓国が最精鋭である反面、中国は1~3位(ス・ウェ、コ・ジェ、チェン・ヤオイェ)が皆抜けて1軍メンバーではないようだという話もあった。
 
もちろんス・ウェとコ・ジェは強い相手だが、トゥ・ジャシ 、ミ・ウィティン、 パン・ティンウィも全て最高級で相手にしやすい選手たちではない。

ランキングシードで大会に出場した。出場要請がきた時、快く受諾したのか?
 
もちろん快く参加した。まだ私の実力が大会を選んで出場する程ではない。(囲碁勉強に)良い機会だと考えた。

3対局の対局のうち最も難しかった対局は?
 
1ラウンド ミ・ウィティンとの対局だ。

今までも良かったが、最近では成績がより一層良い。最近は形勢が良くなくても観戦する人々が'最後には勝つだろう'と信念を持つ。特別な変化があったのか?
 
実力はそのままだ(笑い). 特別な変化はないが、最近は心を気楽にして対局に臨む。 以前には'負けてはいけない'という考えが強かったが、それが負担として作用したようだ。 

最近になってタイジェム対局回数が非常に減った。心配しているファンたちが多いんだけど。
 
(試合日程が)忙しくて、主に観戦をたくさんした。 これからまた打とうと思う(笑い).

インターネット碁を打つのはスパーリングの一環か?
 
試合囲碁に比べてインターネット囲碁は負担が減る。 だが、それでも熱心に置かないのではない。 しばしば対局する中国トップランカーは互いにIDを知っているので、公式対局ぐらいの負担はないが自尊心が関わっている。 

勉強量が途方もない事で有名だ。囲碁の他に楽しむ趣味生活があるのか?
 
映画も見て、歌も聞く。 

どんな音楽を主に聞くのか?
 
最新歌謡を聞いて、バラード音楽が好きだ。 MC THE MAXの歌をよく聞くほうだ。

 

パク・ジョンファンの'神の一手'詳細解説
 
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●パン・ティンウィ○パク・ジョンファン実戦進行1
パク・ジョンファンが白1で肩をついて行くとすぐにパン・ティンウィが黒2に連結した場面.序盤から4隅を全て占めた後、上辺と下辺打開に全て成功したパン・ティンウィが地で先んじた状況だ。イ・セドル非勢、チェ・チョルハン半目勝負状況でこの対局にすべての関心が集中していた。

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▲参照図1.
実戦進行1に続き白が参照図1のように白1,3で黒を切ろうとする手は黒6まで成立しない。

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●パン・ティンウィ○パク・ジョンファン実戦進行2
白1と黒2の交換になった状況.だが 白がAの所で遮断する手は相変らず成立しない。アルファベット順でFまで進行されれば、白1と黒2の交換があっても黒が連結するのに何の支障もない。

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●パン・ティンウィ○パク・ジョンファン実戦進行3
白1でハネた手が'神の一手'の序曲.パン・ティンウィは危険信号を感知できないまま当然のように黒2で切って、ここでパク・ジョンファンは白3に回して打つ。この時すでにパク・ジョンファンは手を見ていて、パン・ティンウィはまだ手を見られずにいる。 

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▲参照図2
黒が1で取り出すのは白が2でアタリを打った時すぐに困るようになる。 黒3でアタリには白は△の所に取り出してコウの形態になるが、黒よりは白がコウ材が飛び切り多いからだ。

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●パン・ティンウィ○パク・ジョンファン実戦進行4妙手炸裂!
パン・ティンウィは黒1におりて陥って白は次の手黒3の所を予想した。先手で終えることをするために打った手だと考えたこと。だが、ここでこの囲碁は突然に終局を迎える。白2でつなぐ手が置かれて、検討室はがやがや言い始める。'いや,この狭い空間にどういう方法があるか?' "疑うな!" 白4が置かれた瞬間、あちこちで歓声が溢れでる。

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▲参照図3.
黒が何の考えなしに1で刺すならば、もちろん隅は捉えることができる。だが、白2で渡る手が絶対先手になるというのが罠.白4に打つ瞬間、黒にはライフジャケットがない。黒Aの所からアルファベット順で進行をするならば白がFの所を繋いだ時これ以上置くことはできなくなる。参照図1で言及した連結手段が参照図3 白2の所に石が置かれて成立しなくなったのだ。 これがまさにパク・ジョンファン'神の一手'の威力だ。

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●パン・ティンウィ○パク・ジョンファン実戦進行5 
パン・ティンウィが泣く泣く黒1にハネたことは仕方ない選択だった。だが、白2~白8で黒の陣地で白が暮らしが豊かな2つの地を作って完全に生きると黒は突然にすっからかんになった。

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●パン・ティンウィ○パク・ジョンファン実戦進行6勝負終わり! 
より一層良いのは部屋を明け渡さなかった黒がかえって人生をもの乞いしなければならないという 事実.黒1で一目を作ろうとするが白は2で追及する。すると黒3,命だけでも生かしてほしいという手.白4では黒7の所にアタリを打ってコウを作ることもある。だが、すでに計算書が出てきたパク・ジョンファンは清清しく白6でつないで対局を終わらせる。

黒が後手で7の所に打って、たったの二目で生きることになった瞬間,この囲碁の勝負は終わった。以後手順がたくさん進行されたが心を取りまとめるための時間だけ 。 

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▲参照図4.
顧みれば、黒は白1のハネる手に生半可に応酬せずにより一層気を付けるべきだった。黒2に遅らせて受けたならば実戦と同じ最悪の惨事だけは避けることができた。

"参照図4の黒2で受けることが実戦よりは明らかにより良い。だが、これも自身はあまりにも屈服だから…このように進行されるならば微細だが白が有望な数え碁であるようだ。"(パク・ジョンファン) 



棋譜再生
  


原文記事:タイゼム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM

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