[話題] 'チョ・フンヒョン-趙治勲'特別対局行う

 

 

▲囲碁界が産んだ不世出の二人の英雄、チョ・フンヒョン9段(右側)と趙治勲9段が韓国現代囲碁70周年を記念して特別対局を行う。

韓国現代囲碁70周年記念対局として開催 

オールドファンを刺激する囲碁伝説間の対決

韓国囲碁を黄金期に導いた不世出の囲碁英雄チョ・フンヒョン9段と趙治勲9段が韓国現代囲碁70周年を記念して特別対局を持つ。 

（財）韓国棋院が文化体育観光部と国民体育振興公団後援を受けて用意した今回の特別対局は7月12日(日)午後2時から韓国棋院1階囲碁TVスタジオで繰り広げられて、2階大会場では囲碁関係者および囲碁ファンを相手にした公開解説会とインタビューが開かれる予定だ。

'チョ・フンヒョン-趙治勲特別対局'は韓国が産んだ二人の最高のレジェンドスター対決でオールドファンが最も見たがる対局のうち断然最初に選ぶ対局だ。

 

▲趙治勲が日本で名人に登板して帰国してチョ・フンヒョンと特別対局を行う様子(1980.12.31.ロッテホテル).

9才の時入段(世界最年少入段記録)してプロ通算160回の優勝記録を保有しているチョ・フンヒョン9段(1953年3月10日生)は80年代初中盤国内棋戦を全て席巻する前代未聞の全冠制覇(1980年9冠王、1982年10冠王、1986年11冠王)を3回記録した。 

特に1989年開かれた第1回応氏杯で韓国棋士では唯一招請を受けて囲碁辺境国の悲しみを振り切って優勝した韓国囲碁界の生きる伝説だ。

 

▲趙治勲の名人登板を記念して開かれたKBS早碁対局(1981.1.2.KBSスタジオ).

チョ・フンヒョンより3才下である趙治勲9段(1956年7月23日生)もやはり6才の時日本に渡っていって日本囲碁界を平定した天才棋士だ。 1980年に日本最高のタイトルである名人を握って"名人を取らずには帰ってこない"という囲碁ファンたちとの約束を守り90年代中後半には絶頂の技量で棋聖・名人・本因坊を同時に席巻する大三冠を4回も記録した。

今まで二人の囲碁英雄間の対決は合計11回開かれてチョ・フンヒョン9段が8勝3敗(非公式対局含む)で大きく先んじている. 制限時間などの詳しい対局規定はまだ決まっていない。 



 

チョ・フンヒョン-趙治勲相手戦績　* 非公式対局

対局日時　対局名　結果
 

1980.12.31.趙治勲名人帰国記念対局1局(*) 　趙治勲8段196手終わり、黒3目半勝ち

1981.01.02.趙治勲名人帰国記念対局2局(*) 　趙治勲8段254手終わり、白5目半勝ち

1991.02.10.第9回韓日TV早碁戦(*) 　チョ・フンヒョン9段238手終わり、白中押し勝ち

1992.08.20.第4回TV囲碁アジア本戦1回戦　チョ・フンヒョン9段189手終わり、黒中押し勝ち

1996.06.27.第1回LG杯棋王戦本戦2回戦　チョ・フンヒョン9段185手終わり、黒1目半勝ち
 

1997.06.29.第2回LG杯棋王戦16強戦　チョ・フンヒョン9段205手終わり、黒中押し勝ち

2000.04.10.第13回富士通杯本戦2回戦　チョ・フンヒョン9段141手終わり、黒中押し勝ち

2000.06.15.第5回LG杯棋王戦本戦2回戦　チョ・フンヒョン9段131手終わり、黒中押し勝ち

2001.06.14.第6回LG杯棋王戦16強戦　チョ・フンヒョン9段161手終わり、黒中押し勝ち 

2002.05.02.第7回LG杯棋王戦本戦2回戦　チョ・フンヒョン9段246手終わり、白中押し勝ち
 

2003.10.16.第8回三星火災杯8強戦　趙治勲9段20７手終わり、黒中押し勝ち

相手戦績チョ・フンヒョン9段(11戦8勝3敗)