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[話題]ホン・ソッギ、2連勝で'入段試験碁'合格

ホン・ソッギ、日本関西棋院'試験碁'を2連勝で合格
2011年渡日後アマチュア無敵君臨してプロ入段

日本アマ囲碁界の最強者として呼ばれてきた韓国出身のホン・ソッギ(29)がついにプロ入段に成功した。 ホン・ソッギは12日開かれたプロ入段がかかった'試験碁'に合格、関西棋院所属プロ棋士になった。

日本に渡っていく時からプロ入段目標を持っていたホン・ソッギは関西棋院の'研修棋士'募集に志願し'試験碁'を行うことができる機会をつかんだ。 '試験碁'はプロ棋士と最大三対局を置いて2勝をおさめればプロ棋士資格を付与する関西棋院の特別入段制度だ。

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▲日本関西棋院が施行したプロ入段試験碁を2連勝で合格したホン・ソッギ。

ホン・ソッギは去る4月20日開かれた第1局を勝利したのに続き、12日続行された第2局でも勝利することによって2連勝で通過した。 彼が試験碁で互先で折った相手は関西棋院新人賞を受賞した渡辺貢規初段(18)と現在絶好のペースを見せていた谷口徹2段(19)だ。 

正式プロ入段は7月1日予定. 関西棋院の研修棋士制度は2009年に新設されたが一定の成績をおさめるまでは棋戦出場などに制約がある。 韓国出身のユン・チュンホと洪清泉もこの制度でプロに入門した。

小学校1学年の時、父から囲碁を習ったホン・ソッギはプロ棋士に向かうエリート コースとして呼ばれる韓国棋院研究生を過ごしたことがない。 家族と離れてまで勉強したくなかったため。 それで故郷光州(クァンジュ)に留まって国内外アマチュア棋戦で活躍した。

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▲ 2008年ワールドマインドスポーツゲームズに韓国代表で出場した当時のホン・ソッギ。 右側は当時混成ペア戦で共にチームを級んだキム・シニョン(現プロ初段).

囲碁だけではいけないという父の勧めで大学では日本文学を勉強し2011年日本に渡っていった。 韓国でもアマチュア強者として名をはせたホン・ソッギにとって日本舞台は広くなかった。 その年朝日新聞社が主催するアマチュア名人戦全国大会を優勝した。 

アマ名人は現在4連覇中であり、この他にもアマ本因坊2連覇とアマ棋聖3連覇を謳歌しているなど主なアマチュア棋戦で圧倒的な成績をおさめている。

それだけではなく厳選されたアマチュアに特に門戸を開放するオープンプロ棋戦にもいつも出場して阿含桐山杯には2連続で本戦に上がり、今年の竜星戦にも16人が優勝を争う決勝トーナメントに進出している。 日本プロ公式戦でプロと互選で対決しておさめた成績は29勝4敗(勝率87.9%、放送戦のTV棋戦は除外).

プロ入段で保有中であるアマチュア タイトルを返還することになるホン・ソッギは"峻厳な世界の出発点に立った気持ち"としながら"さらに頑張って強くなって今まで応援してくださったすべての方に恩返しさせていただきたい"という所感をいった。  
原文記事:ハンゲーム - 楽しい、カンマ、Goハンゲーム! 

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韓国アマ強豪ホン・ソッギ、日本で入段 

関西棋院試験碁通過して'研修棋士'

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▲ほとんど独学でプロ棋士になったホン・ソッギ。 もう彼の身分は日本関西棋院の'研修棋士'だ。 彼を直ちに世界大会で見るには難しい。 研修棋士は世界大会統合予選に参加できない。 世界大会でホン・ソッギを見るには彼が規定に必要な成績をおさめて正棋士になる時まで待たなければならない。


師匠なしで囲碁研究して入段まで 
専攻生かしに日本に渡っていって 
周囲勧誘で試験碁受験して合格して入段 

日本囲碁界で活動した韓国アマチュア出身ホン・ソッギ(29)が日本プロ棋士になった。 

関西棋院が施行する‘研修棋士’を受験したホン・ソッギは12日‘試験碁’で2勝をおさめて合格した。志望者が試験碁を行ってプロ棋士と3番対局して2勝すれば合格する。4月20日に1局で渡辺貢規初段に勝ち、5月12日2局で谷口徹2段を折った。 

ホン・ソッギはプロになることと同時に‘アマ名人’称号を返却した。 7月1日からはプロ棋士として活動することになる。 研修棋士制度は2009年から施行されているが、研修棋士は正棋士と違い若干制約を受ける。 

現在の研修棋士は合計9人. これらは日本7大棋戦にだけ出場できるのだがそれも選抜戦を経て2人だけ出て行くことができる。 また、世界大会統合予選に参加できない(正棋士だけ可能だ。) 7大タイトル戦本戦まで上がったり20勝をおさめれば正棋士に昇格する。 ユン・チュンホ、洪清泉のような韓国出身関西棋院棋士も研修棋士を経た。 

韓国でアマ強者として活動したホン・ソッギは大学で日本語と日本文学を専攻した。 専攻を生かしたくて2011年日本に渡っていって日本語を勉強した。 フィアンセが当時日本の大学院で勉強中というのも日本に行った理由であった。 

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▲ホン・ソッギとフィアンセのパオ(タイ)さん.

しかし囲碁と縁が深いと見るとアマ大会に参加することになった。 同じ年開かれた朝日アマチュア名人戦で優勝してアマ名人になった。 アマ名人4連覇、アマ本因坊2連覇、アマ棋聖3連覇など日本アマ囲碁界で優れた成績をおさめた。 すると周囲からはホン・ソッギに'プロになる事を考えてみなさい'と薦めホン・ソッギは今一度入段に挑戦してみたことだった。 

多くのプロ志望生が経る韓国棋院研究生になった経験がない彼の履歴は目を引く。全南(チョンナム)、木浦(モクポ)生まれで7才で囲碁を始めた。囲碁教室は通ったがプロのための専門教育システムである囲碁道場に通った経験が殆どない(囲碁道場を通った総期間は2ヶ月にもならない). 

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▲日本で人生の新しい幕を開いたホン・ソッギ。 

“対局する人がいなくてオンライン囲碁(ハイテル、千里眼などが流行した時期)を置いた。 気になる事ができても尋ねる人がいなかった。 アマ大会に出て行ってプロアマ師範らと交流する程度なので一人で囲碁勉強するというのが容易ではなかった。"と過ぎた日を回想したホン・ソッギは“厳重な世界で開始点に立った。 まだ実力がたくさん不足だと考えるが熱心にして、今まで私を応援していただいた多くの方々に恩返ししたい。”と覚悟を明らかにした。 
 
原文記事:韓国アマ強豪ホン・ソッギ、日本で入段  




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