中国プロ棋士の年平均収入は18万元 

中国プロ棋士の生活実態分析した明智(ミョンジ)大修士論文注目
 
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▲ 2013年中国はその年開かれた世界大会を一気に収めて韓国を抜いて囲碁最強国の面目を誇示した。 順に世界大会を席巻して中国囲碁を最強国の位置にのせた囲碁英雄.


1980年代以前まで囲碁のメジャーリーグは‘確かに’日本だった。 これが1988年富士通杯を始まりに応氏杯など世界大会がスタートして流れが韓国に越えてき始めた。1990年代から2000年代中盤までの流れを主導した国家は韓国であり世界大会を次々と席巻して名実共に囲碁最強国にのぼった。 ところが以後は中国が次第に主導権を握って行く形状を見せている。 経済発展と一緒に豊富な人的資源を前面に出して人海戦術(?)を広げる中国の攻勢に韓国が少数精鋭で対抗してはいるが手にあまるとみられる。 中国リーグの規模で見てもそうで(韓国の最上級棋士が皆傭兵に走っている)優勝回数もそうで、もう中国囲碁が大勢になった。

ところが中国の囲碁界、特に中国棋士の生活実態に対して私たちが知っている情報は相変らず断片的な水準に留まっている。 世界大会で優勝した一部の最高級棋士を除外して-実は世界大会で優勝した棋士といっても実際の私たちが知っている情報はそんなに多くない。 このような時に中国棋士の意識と生活像をのぞくことができる論文一つが出てきて世間の注目を集める。 明智(ミョンジ)大学校大学院囲碁学と修士論文である[中国プロ棋士の生活実態調査分析]だ。

この論文を書いた王鈞琦氏は2007年中国棋院に入段したプロ棋士だ。 2012年上海財経大学を卒業した後、明智(ミョンジ)大学校大学院囲碁学科に留学して修士論文(指導教授キム・ジンファン)を準備した。 中国プロ棋士(初段)として活動してリリースすることができた研究だ。 論文内容のうち我が国ファンたちが関心を持つ程度の部分を一部抜粋してみた。



プロ棋士の現況
 
2013年現在の中国プロ棋士は合計578人だ. 
このうち男性プロ棋士は474人で、300人程度は囲碁界で積極的に活動している。 
女流プロ棋士は合計104人で、囲碁界で積極的に活動するプロ棋士は50人程度だ。 

経済収入と生活水準を基準として大別すると、中国プロ棋士は二つの集団で決めることができる。 
最初は活動している棋士だ。 活動するプロ棋士を再び2種類で決めることができる。 

まずは一流棋士だ。 実力が優れた上位グループをいう。 そのうち国家チーム男性棋士と女流棋士が56人、甲級リーグ戦に走る男性棋士25人と女流棋士10人が含まれる。 

国家2チームには52人がいる。 彼らは良い囲碁資源配分と重要な囲碁大会に参加できる機会を持つ。 中国囲碁界で実力が一番強い棋士等当然だ。 これらは経済的側面で普通二つの所得経路がある。 一つは世界的な大会と各国内大会に参加して得る対局料と賞金で、また他の一つは契約選手として受ける収入と甲級リーグ戦などで取得する対局料と賞金だ。 

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▲中国は2013年世界大会を優勝した6人の囲碁英雄に'新六超'という別称を付けてくれた。 直後トゥ・ジャシ9段までLG杯を優勝して加勢して中国は同時に7人の世界チャンプを保有する珍記録をたてた。 中国でプロ棋士は富と身分を夢見ることができる職業であり、世界大会優勝は夢が実現される頂点だ。 写真は'新六超'を特集で扱った中国囲碁雑誌[囲棋天地] 2014年3~4月通巻号表紙.


2014年1月にSOHU体育は中国プロ棋士が2013年世界大会および国内大会に参加して受けた世伝賞金を提示した。この資料を見れば、ジョウ・ルイヤン(周睿羊)等4人が受けた賞金は200万ウォン(RMB;中国化弊単位)を越えた。タン・ウェイシン(唐韋星)が183万ウォンを受け、ミ・ウィティン(芈昱廷)が180万ウォンを受けた。 レン・シャオ(連笑)が64万ウォン、古力が64万ウォン、王檄は45万ウォンを受けた。 それぞれ賞金順位チャートに5~9位を占めた。 これらはもう中国囲碁界で職歴と生活待遇などの側面で認められた人々だ。 (捜狐体育、2014)

次は予備棋士だ。 全216人だ. 
3段以下の棋士は年齢が比較的に幼い棋士で、国内外囲碁大会で良い成績を受けるために主にニェガル(聶葛)道場でも他の研究会で専門的に技術を訓練する。 
5段以下の棋士は年上である棋士で、ペイピアオ(北漂:北京出身ではなくて北京にきて仕事をしたり生活する他の地方の人や外国人を指し示す言葉)がたくさん占めるので生活ストレスが比較的大きいが、訓練をしない時はアルバイトで囲碁を教えて大きい収入を得ることができる。 ニェガル道場の場合を見れば低い単位の棋士は2時間収入が400~500ウォンぐらいだ。 しかし単位が高いほど棋士の収入はさらに高い。



二番目、プロ活躍棋士は6種類で分けた。 
1番目の種類は国家や地域に囲碁管理人員、代表チームの責任者と囲碁管理に従事する棋士だ。 合計29人だ. 現在の位置が偉い人では囲碁国家チーム引率者華学明、総監督兪斌でも各省市囲碁チームで仕事をしている劉世振などを上げられる。 これらは比較的占める比重が小さいけれど、職業が丈夫で収入が安定的という長所がある。

2番目と3番目の種類は前職教師、囲碁教室経営やクラブを経営する棋士だ。合計113人だ.年上である理由などで成績が低い集団に属する。一部棋士は囲碁市場に入って自ら道場や囲碁クラブを運営する。例えば有名なニェ・ウェイピン(聶衛平),マア・シャオチュン(馬暁春),チャオ・ダウィアン(趙大元)とリュ・シャオグァン(劉小光)等がある。 もちろん若い棋士もあって、各自の事業をしている。 これらの収入はあらまし数十万ウォン程度だ。 (李志剛、2006). ランキングが高くない囲碁監督も毎月数万ウォン程度受けることができる。 実力が良い監督であるほど収入がさらに高くて一般的に週ごとに受ける。 (賈東流、2013)

4種類は海外棋士だ。 これらの棋士のうち大部分は70年代から80年代まで囲碁界で活動した中国国家代表チームのチーム員だ。 彼らは中国を離れて海外に移住した。 アメリカ、フランス、オランダと日本などの外国で移住した中国プロ棋士では豐雲 9段(アメリカ),郭娟5段(オランダ),江鳴久7段(アメリカ),何暁任5段(カナダ),牛力力5段(日本),樊麾2段(フランス)がいる。 現在彼らは囲碁教育に関連した仕事を熱心にして過ごしていて、生活水準も安定的だ。

[中国プロ棋士の生活実態調査分析]修士論文は上のようなグループで分けて中国プロ棋士の一般的特性、経済状況、職業状況を調査して分析して中国プロ棋士の生活実態を把握しようと考えた。 
質問は2013年末まで中国棋院に登録された578人のプロ棋士を対象に実施し、答えた棋士はこのうち251人だ.回答者の性別は男性棋士が204人(81.3%),女流棋士47人(18.7%)だ。単位分布は1~3段が144人(57.4%),4~6段が79人(31.5%),7~9段が28人(11.2%). これらから回収した回答者料を分析して下のような結果を得た。 

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▲中国棋院全景.



学歴-専門大卒業以下が86.5%で最も多くて 
 
中国プロ棋士の学歴は大学校卒業以上が31.5%、専門大学校卒業以下が68.5%で現れた。プロ棋士の90.7%が城市以上の大都市で生活することが明らかになった。 



入門と入段年歴- 10代プロ棋士の入段平均年齢は14才
 
中国プロ棋士が囲碁に初めて習った入門年齢、入段勉強を始めた年齢、入段した年齢は10代が40代に比べて全般的に3年ほど早く始めたことが分かった。具体的に10代が初めて囲碁を習った年齢は6.1才であり40代は9.5才であった。 入段勉強を本格的に始めた年齢は各9.7年(10代)と12.8年(40代)であり、プロ入段は14.4年(10代)と17.2年(40代)で現れた。 

囲碁は所得が多くて、人気が高くて、出路が広い職業として当然人々に歓迎を受けた。 プロ棋士になった後、全国チャンピオン、世界チャンピオンになればプロ棋士として得る名誉、地位と収入が多いはずだ。 これは最近15年間学生たちと父兄が専門的に囲碁勉強をして世話する理由だ。 

だが、プロ棋士になる前に無味乾燥な訓練と勝負があたえるストレスはもちろん勉強する費用と時間もたくさん投資しなければならない。 中国プロ棋士は専門的な囲碁訓練を受け始める時から入段するまで5~8年ほどが必要だ。 囲碁を習い始める時から計算すると男女全て投資する時間は10年ほど必要だ。 

勉強費用は専門的な囲碁訓練を受けるところから入段する時まで少なくとも40万ウォン(RMB;中国化弊単位)程度が入るという。 父兄と学生が共に勉強するために入る住居費用などは除外された費用だ。 現在の中国世論の行方は入段のために勉強するのにかかる費用、時間、心力、機会など、投資が大きい(負担になる)と感じている。 入段の長さ(道が)とても狭いのに比べて行う代価とストレスがとても大きくて最近の父兄の考えは少し変わった。 子供を単にプロ棋士になることを願うのではなくて囲碁を良い趣味と考えて教える父兄が多くなっている。 



年平均収入- 2013年中国プロ棋士の年平均収入は18万中国元
 
プロ棋士の年平均収入は18万中国元で社会的年平均収入に比べて多かった。年齢帯別には年平均収入に差がなかったが、上位層(1位~50位)プロ棋士の年平均収入は40.7万中国元で50位以下プロ棋士よりさらに多かった。 
反面プロ棋士の収入満足度は中間層(150位~200位)のプロ棋士が上位層(1位~50位)と次上位層(51位~100位)より高く現れた。

上位層(1位~50位)のプロ棋士は主に賞金と月給が収入源であり、次上位層(51位~100位)のプロ棋士は上位層のプロ棋士に比べて賞金よりは囲碁教育で得る収入がさらに多かった。101位以下のプロ棋士は囲碁教育が主収入源だった。 

中国甲級リーグ戦の主力選手は毎年月給が10~20万ウォン(RMB),国内早碁戦賞金が10~30万ウォン(RMB),長碁戦賞金が10~60万ウォン(RMB),世界オープン戦賞金は180万ウォン(RMB)程度を受けている。 
全般的に調べれば先立って説明した収入を受けることができるプロは最上級棋士と中堅棋士だけだ。 これらの比重は大変少なくてほとんどのプロ棋士の収入は中下位に属する。 プロ棋士の能力により収入が多様に現れていて、それにともなう問題点も発生している実情だ。 



大会参加と対局数満足も-上位ランカーの満足度は低くて
 
プロ棋士の大会参加状況を見渡してみれば、40代以上のプロ棋士はほとんど参加せず年齢が幼いほどさらに熱心に大会に参加した。 ランキングが高いほど参加回数が多く、当然対局数もまた多かった。 

対局数に対する満足度は活躍しないプロ棋士を除いて中間層のプロ棋士がさらに満足したことが明らかになり、かえって上位層(1位~50位)のプロ棋士が最も満足度が低いことが分かった。

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▲第1回百霊杯中国予備戦の様子.


専業程度- 40代以上‘トーナメント棋士’として生活するのが難しくて
 
プロ棋士の活動分野を分析した結果40代以上プロ棋士は囲碁だけを研究する場合は殆どないと明らかになった。 我が国のようにように中国もやはりいわゆる‘トーナメント棋士’として専念しては(対局料と賞金だけでは)生活することが手にあまるという事実を見せる。 
10代プロ棋士は20代以上プロ棋士に比べて囲碁教室経営と違った仕事をする場合が少なかった。 
反面30代と40代以上プロ棋士は囲碁教室と違ったことを重視する場合が多かった。

福祉
 
プロ棋士の社会福祉現況は40代以上プロ棋士と10代プロ棋士間の差が最も大きかった。 以前に入段した棋士に対する社会福祉がより良いことが分かった。

社会的地位に対する認識-一般社会人より低いと感じて
 
プロ棋士は自身の社会地位をどう思っていようか? 中国プロ棋士は年齢が少ないプロ棋士であるほど自身の地位が同僚プロ棋士に比べてさらに高いと考えていた。 ところがプロ棋士どうしの比較でなく一般社会人と比較した時はプロ棋士の地位が一般社会人の地位より低いと考える傾向だった。

ストレス-幼くて実力が強いほどストレスさらに高くて
 
プロ棋士のストレス原因を6種類で分析した結果、経済状況に対しては困らずかえって裕福だと感じていた。 ところが年齢がさらに少ないほど、ランキングがさらに高いほど成績、技術、競争と発展空間に対するストレスがさらに高いことが分かった。 

プロ棋士に現在の状況を変えたいのかという問いに、年齢が少ないプロ棋士とランキングが高いプロ棋士は現状況を変えたいという考えをたくさんし、年齢がより多くのプロ棋士とプロ活躍プロ棋士は変えたくないことが分かった。

余暇時間
 
プロ棋士の余暇時間は毎日4~5.5時間で年齢帯別差が殆どなく、一般国民の平均余暇時間と比較してみた時、似ていたことが分かった。

運動時間はほとんど類似して、普通一週間に3~4回、一度に1時間程度であることが分かった。

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▲中国はかつて囲碁を'スポーツ'と規定して中華を代表する種目に前面に出した。 国家が出て奨励、育成した結果80年代中盤から日本を破り始め、2000年代に入って韓国に追いついた。 甲級リーグが話してくれるように、現在の囲碁の中心国、最大市場は中国だ。 中国でプロ棋士は子供たちに羨望の対象になって久しい。 楽しくて、時に恐ろしいように激しく囲碁を習うこの子供たちの表情で中国囲碁の現在と未来を読むことになる。

 

中国プロ棋士の活動領域は以前のプロ棋士に比べてさらに多様化した。 それだけでなく一流棋士の実力が強くなって成績が良くなって現時点が中国囲碁の全盛期ということができる。 

実力が良いプロ棋士は各クラブで契約して、国内外囲碁大会と甲級リーグ戦に参加する場合が多い。 入段してからいくらも経たない若い棋士は実力を増やすために専門的な囲碁訓練を受けて、以後に大会に参加する場合が多い。 これに対比して年齢が比較的多くのプロ棋士は訓練と大会に参加するより観戦者として参加する場合が大部分だ。 それだけでなく囲碁教育者として兼職する場合が多い。 

一流と予備から一歩後退した棋士は出路が比較的広い方だ。 主に囲碁管理者、監督、コーチ、囲碁道場とクラブを経営したり海外で囲碁教育をしてあるいは大学で、TVとインターネットで解説をする。 大学に進学したプロ棋士は大学教授、記者、媒体など他の業種に従事した。 

プロ棋士は月給収入以外に賞金、対局料、教育収入、TVとインターネットで解説などで収入を増加させる。 以前とは違いプロ棋士の生活環境は大きく変わった。 世界大会で良い成績をおさめて囲碁に対する人気が高まった。 合わせてプロ棋士が享受する潤沢な生活水準と中国の大学入学試験政策に囲碁が恩恵を受け始めた要因でなくとも囲碁は頭脳啓発、忍耐心培養、克己教育などに効果があるという認識が広がってますます囲碁教育市場が拡大されている。 毎年入段大会に500人程度が参加していて、毎年囲碁教育を新しく受ける学生数が約100万人に達している。 このような規模の囲碁教育市場はプロ棋士に多くの働き口を用意するきっかけになっている。 

ワン・ジュンチ氏が発表した修士学位論文、[中国プロ棋士の生活実態調査分析]専門を見るには、[韓国教育学術情報院www.riss.kr]に接続した後、会員加入>ログイン>検索窓に論文の題名を入力したり簡単に‘中国プロ棋士’で検索すると見ることができます。  


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