タイジェム - 大韓民国1位囲碁サイトTYGEM.COM 

中国リュ・シン、"時間攻撃できない!"
中国倡棋杯本戦で時間攻撃の代わりに敗北選んだリュ・シン

131049메인
 
▲時間攻撃を拒否して敗北を選択した中国のリュ・シン. 

リュ・シン、"時間攻撃できない!"

去る3月23日、中国のあるプロ棋士が対局規則に正面から反する勝負を展開して注目をあびている。 その主人公はリュ・シンだ. リュ・シンは第12回倡棋杯本戦で新鋭棋士であるチャン・チアンと会った。 相手が罰点を受けることになる制限時間を12秒残した状況でリュ・シンは時計を止めてきれいに敗北を認めた。 

この事件は最初中国モン・タイリンプロのブログを通じてあらわれたが彼はブログで"リュ・シンの棋譜を見ると盤面6目であったのに事実は5目が合う。 相手が12秒しか時間が残っていなくてコウをしながら罰点を受けるようにすることができる(相手が罰点を受ければリュ・シンが勝利). それで私がリュ・シンになぜコウをしなかったかと尋ねるとすぐにリュ・シンは相手がやっと12秒残っている状況なのにコウ争いをするのはちょっとやりたくなかったという"と当時の状況を伝えた。

もしリュ・シンが一度のコウをして最後の駄目を占めたとすると相手は残った12秒の時間を みな減少しなければならなくて罰点2点を受けることになる。この場合囲碁内容ではリュ・シンは負けるが規則によりリュ・シンが勝利することになるのだ。だがリュ・シンはその道を選択せずに自らきれいに敗北を認めた。別名'時間攻撃'をしていないということだった。

ネチズンの間では'この試合がもし国家対抗戦や世界大会だったらどうしたか、そしてもしリュ・シンが時間攻撃をして勝利をおさめたとするとネチズンはどんな反応を見せたのだろうか'という内容で討論が入り乱れていた。 だが、実際に世界大会でもこのようなことがあった。

その主人公もやはりリュ・シンだった. 2012年5月25日、第6回応氏杯本戦2回戦でも似たようなことがあったが当時リュ・シンは趙治勲と対局を行って最後までとても微細な接戦を広げた. 最後に趙治勲が1分しか残っていなくて罰点を受けることになる状況だった。 当時の状況は黒で対局したリュ・シンが盤面7目先んじている状況なので1分を持ちこたえるならば自身の勝利が確定する状況であるのにきれいに石をおさめた。

リュ・シンのこのような行動に対してリー・ジョはモン・タイリンのブログに"きれいな勝負を見せたリュ・シンに敬意を表わして、これは囲碁の試合で棋士が所信を持って守る道であり礼だ。 私はこのような棋士は世界大会優勝を決定する状況でもこのように時計を止めたことだと信じる。 私は酒を飲めないが彼と一杯しなければならない"と話した。

プロ対局でもたびたび紛争が発生してきた。 中国メディア媒体もこの事実を報道して2003年キム・ガングン-ファン・イジュン事件、2010年三星火災杯キム・ウンソン-リュ・ジュ事件などを共に言及した。

リュ・シンのこのような態度に対して異議を提起するネチズンもなくはない。 彼らは"試合は規則の範囲内で最善を尽くすことであり、そうではない行為は相手を尊重しないことだ。 リュ・シンが敗北を認めたことはとても立派なことだが相手に名誉らしく勝てなかったという頸木をかぶせて皆が彼の勝利がきれいでなかったと感じるようにさせることが上手にしたことなのか?"と主張したネチズンもいた。