キム・ジソク、トゥ・ジャシと賀歳杯'決勝' 

日本代表村川大介折って
 
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▲賀歳杯2局で韓国代表キム・ジソク(左側)が日本代表村川大介を折って決勝に上がった。 キム・ジソクは、先着している中国代表トゥ・ジャシ9段と決勝を行うことになった。


キム・ジソク9段が無難に賀歳杯決勝に進出した。 

賀歳杯は新年を迎えた韓中日囲碁招請戦だ。21日中国北京CCTVスタジオで開かれた2局で韓国代表キム・ジソクは日本代表村川大介7段に142手白番で勝った。逆シードトーナメント方式なので一日前1局で中国トゥ・ジャシ9段にも負けた村川は3位に確定した。これでキム・ジソクはトゥ・ジャシと決勝韓中正面対決を広げることになった。 

逆シードトーナメント方式は普通のシードとは違い逆シードを選んだ選手が2局から出場して1局敗者と対決する。3者対決トーナメントで一勝負だけ負けたらすぐに脱落なので回復の機会がある他の選手より不利だ。

賀歳杯は'慶祝する賀'と'新年歳'の造語でおよそ'新年を祝う大会'という意だ。今回の各国代表は中国棋院が指名して招請した。中国の公営放送であるCCTVが主管するのに2月20日から22日まで開かれる。 

イベント性格が濃厚な大会だが賞金は1位が80万中国元(約1億4千万ウォン),2位が40万中国元(7,000万ウォン),3位は20万中国元(約3千5百万ウォン)で一般棋戦に劣らない金額だ。 

キム・ジソクとトゥ・ジャシが行う賀歳杯3局(決勝)は22日午後3時(韓国時刻)からサイバーオロ対局室で手順中継する。


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▲昨年三星火災杯で優勝したキム・ジソクが中国の関心を集めて賀歳杯に招請を受けた。 キム・ジソクの白番.

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▲中国CCTVで賀歳杯を生中継した。 解説者(右側)と進行者が武術対錬する時の挨拶で解説を始めた。

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▲日本検討陣.

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▲ CCTVリポーターがキム・ジソクと同行したパク・スンチョル7段に形勢に関し尋ねている。 
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[賀歳杯]キム・ジソク、トゥ・ジャシと1億4千万ウォンに向かった決勝
 
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▲キム・ジソク9段(左側)が日本の村川大介7段を142手で中押し勝ちで制圧して決勝に上がった。 決勝相手は中国のトゥ・ジャシ9段. [CCTV画面キャプチャー]
 

2015 CCTV賀歳杯韓中日囲碁争奪戦2回戦
キム・ジソク、村川中押し勝ちで折ってトゥ・ジャシと決勝

キム・ジソクが賀歳杯優勝決定戦に進出した。 韓中日を代表する囲碁上手一名ずつ参加して雌雄を競う賀歳杯は中国が春節を記念して開催するイベント大会だが優勝賞金が80万中国元(約1億4000万ウォン)に達する。

キム・ジソク9段は21日午後中国北京CCTVスタジオで開かれた2015賀歳杯韓中日囲碁争奪戦2回戦で日本代表で出場した村川大介7段を中押し勝ちで折った。

対戦抽選結果2回戦から出たキム・ジソクは前日1回戦で中国のトゥ・ジャシ9段に半目負けした村川に圧倒的な破壊力で開始1時間余り、わずか142手で完勝した。 二人の棋士間の初めての対決を快勝で飾ったキム・ジソクは決勝(3回戦)に上がってトゥ・ジャシと優勝を争う。 2敗した村川は3位に決定された。

'逆トーナメント'方式で進めるこの大会は3人が抽選で対戦を定めて、1)不戦を選んだ棋士を抜いた二人が初日1回戦対局を行って、2)二日目1回戦敗者と1回戦不戦者が2回戦を、3)三番目の日1回戦勝者と2回戦勝者が決勝戦を行う。 1回戦不戦を選んだ棋士は1敗だけでも脱落するので多少不利だ。


決勝で会うトゥ・ジャシはキム・ジソクに扱い易い相手だ。 今まで四回激突してキム・ジソクが全て勝った。 対局は韓国時刻22日午後3時に始める。 制限時間はなくて30秒中に1手ずつを置いていく秒速棋戦(途中1分考慮時間10回を与える). TV囲碁アジア選手権大会と同じ方式だ。

賀歳杯出場者には優勝賞金80万中国元他にも2位40万中国元(約7000万ウォン),3位20万中国元(約3500万ウォン)の賞金を授ける。 3局対抗戦で初めての施行された昨年には中国のス・ウェ、日本の村川大介、韓国のイ・セドルがそれぞれ1~3位を占めたことがある。 
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