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コラム-パク・ジョンファン、キム・ジソクのLG杯名場面
キム・ジソクの敗着分析
 
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▲キム・ジソク、パク・ジョンファンのLG杯決勝の様子. 
 

パク・ジョンファン、キム・ジソクのLG杯決勝戦名場面
 
ランキング1,2位の対決.それも国内大会ではなく世界大会決勝を見ることは容易ではない。挑戦碁を広げた以前にはいつも見たことだが実力差が紙一重の差である現代囲碁では1年に一度あるかどうかという物事になってしまった。1位が毎度決勝に上がることができる時代でもなくて、上がるといっても必ず優勝するのではないと見ると以前独走時代のカリスマは消えている。 

第19回LG杯決勝戦は昨年本戦を通じて韓国囲碁を泣いて鳴ったいわゆる大ヒットを打った江陵(カンヌン)で広がった。 '16強全員脱落'という衝撃もこちらで、また4強戦は私達で行った場所もこちら江陵(カンヌン)で広がった。 今回の決勝はこれまでの侮辱を一度に解決した。 なぜこのように成績が良くなったのだろうか? 色々と理由を分析してみれば四種類程度で判断される。

1)新しい国家代表の力
2)昼休み廃止
3)韓国棋士だけ使う秒読み1分から40秒に変わった点
4)偶然

去る1年、国家代表戦力分析官として仕事をして見たら1番の新しい国家代表の力は筆者の口から話すのは顔が赤くなってとても話せない。 2番は明らかに私たちが有利だ。 この点は10回戦、三星火災杯、LG杯を通じてある程度立証された。 

3番もやはり今後他の試合も向上してみる余地があるようだ。 理由は中国は世界大会制限時間を中国リーグとともにセッティングした。 最も多く試合をして選手たちが適応しやすい時間、すなわち中国棋士が有利な方法を取ったという点だ。 私たちの棋士にとって最も対局数が多い試合は断然囲碁リーグだ。 それなら私たちも世界大会秒読みは40秒に変えることが明らかに有利なこともある。 

4番は今後私たちが今の小さい成功が自慢に変わる時出てくることができる。 とても底を打って見たらなぜか成績を出した偶然かも知れないという点だ。 最悪の状況に行く前、若干の反騰程度で終わってはいけない。 何度も言及したようにただパク・ジョンファン、キム・ジソクが良くやったことだけのことだ。 先頭走者が時間を稼ぐ時、後発走者は一日もはやく成長しなければならない。 

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▲キム・ジソク、パク・ジョンファンの復碁の様子 

決勝が開かれた8日、春へ向かった天気が急変した。 前日寒波予告を聞いたのだが一日の間に10度を超えて下がって行った温度に適応することは容易ではない。 ランキング1,2位の対決. それも国内大会ではなく世界大会決勝を見に江陵(カンヌン)に向かう道。 家を出た瞬間そのままTVで見たいという考えに葛藤した。 

選手と関係者は大会場宿舎に4時30分到着. キム・ジソクが属したシンジャ研究会はチェ・チョルハン、パク・スンファをはじめ大規模プロ応援団が派遣された。 あたかもキム・ジソクのホーム競技になった感じだった。

2月9日1局9時対局開始. 10時対局が基本である韓国選手には負担になる早い時刻. 夜9時に試合ができる時までも棋士会でプロに何するのかと反発するほど激しく反発した時期もあった。 もうそのような不満を吐露しないのを見れば隔世の感だ。

5分で20手突破. 検討室画面を見て序盤の緊張が二人の棋士の手をはやくするものと思った。 だが、3局まですべての試合パターンがそうだった。 LG杯は制限時間が各自3時間で秒読みがない応氏杯を除けば世界大会のうち最も長い。 そうした点で他の試合よりは時間の圧迫が減る方だ。 もちろん秒読みは1分ではなく40秒で進行されるので突然秒に入る場合、負担になるのは事実だ。 また昼休みがなくて心理的に追われる様子も感じられる。 

以前世界大会決勝では100手以前に秒読みに入る場合が多かった。 LG杯より1ヶ月先に決勝を行った百霊杯でもコ・ジェとチュ・ジュンは最後の試合にもかかわらず途方もない速度で早く展開した。 中国棋士は主に序盤は早く置いて残った時間を勝負所で集中的に使って、微細な場合には最後に失敗を減らすことができる余分の時間を残すことが一つのパターンだ。 今回の決勝戦を通じて私たちも傾向により行っているという点だけは確実になった。

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▲ 4年7ヶ月ぶりに世界選手権を再び取得したパク・ジョンファン. 

1局序盤接戦成功以後、完ぺきに終わらせたパク・ジョンファンを見て検討室の多くの棋士は'天敵関係が確実だ'と話した。 それだけキム・ジソクは無気力だった。 1局と2局の間一日の休息日. パク・ジョンファンにはその一日の休息がうれしいはずがない。 鋭敏でも次の試合までの時間があったのがかえって焦りを増幅させる。 反面誰とでも親しい活発なキム・ジソクは同僚棋士らと一緒に食事もして宿舎近所高等学校体育館でバドミントンを打って緊張を解いた。 

一日の休息は流れを180度変えた。 勝つことができる方法は無条件序盤実利で遅れをとってはいけないと感じたことか、2局でキム・ジソクは徹底的に序盤から実利作戦を広げたしパク・ジョンファンは最も自信がないという'攻撃囲碁'を置かなければならなかった。 打開が上手なキム・ジソクの反撃で勝負は結局3局へ渡り、囲碁内容はあたかも惹かれることでもするように2局と同じパターンにつながった。 

3局は半目勝負を100余手近く継続して名勝負の要件を備えた。 見る人の立場で最もぴりっとした碁を打ったのだ。 問題は'打開の神'という評価を受けるほどの囲碁を連続して置いたキム・ジソクがなぜそんなに楽観して急いだのだろうか。 明らかな点はサムスン火災タン・ウェイシンよりもパク・ジョンファンは持ちこたえることを上手にしたし勝負の賭けをよく飛ばし形勢判断とヨセ能力が卓越した。 

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パク・ジョンファンが指定したキム・ジソクの敗着.白1黒2で先手できて勝利できたといった。白1は4で付けなければならなかった。



3局が終わるとすぐに曺徐対決のように記者たちが写真を撮る間も与えず石をおさめた。キム・ジソクは誰も話しかけられないほど腹が立っていた。自身に対する怒りが激しい時は被害を与えることが上策.彼は最後になってようやく秒読みに入り、それさえも一回も使用しなかった。反面パク・ジョンファンは最後の一回だけで耐えた。 時間攻撃を行ったと考えても良いが、そのような理由ではなくいらだちによって急いだことのように見える。 

優勝インタビューずっとパク・ジョンファンは明るく笑った。 もう満22才なのだが4年7ヶ月ぶりに2度目の世界タイトル獲得なのであたかも初めての優勝のような気持ちではないのか。 ファンたちの非難に、よっぽどでなければランキング1位から降りたかったと言う。 祝いを送って新しい時代を作って行けば良い。 


TYGEM /キム・ソンリョンプロ