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コラム-曹徐そして両李
巨匠の1月ビッグマッチ
  
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▲永遠のビッグマッチ曹徐対決はいつも多くの人々の関心を集める。 
 

曹徐対決
 
26日シニアクラシック4番目の大会である国棋戦決勝でチョ・フンヒョン、ソ・ポンス間の369回目の対決が広がった。 シニアクラシックは消えた伝統の棋戦の名前を使って思い出を誘導して50代以上プロには勝負に対する終わりのない情熱を呼びおこしている。 

何年か前だけでもシニア大会ができようとすると'チョ・フンヒョンにだけ良いこと'という雰囲気であった。 先輩たちの不平はとうていチョ・フンヒョンに勝つことができないという自己恥辱感が混ざった話であった。 だが、大舟杯でjoonkiソ・ヌンウクが優勝をして雰囲気はたくさん変わった。 ソ・ポンスを除けばチョ・フンヒョンに数十年間対局を味わうことができなかった多くのシニアにも希望ができたのだ。 

シニアクラシック1回大会の時のチェ・キュビョンの優勝もそうだし、'勝負'は完全に離れたと考えたノ・ヨンハの準優勝も示唆するところが大きかった。 しまいには道場を運営する60代院長様がタイジェムIDを作って囲碁を再び練習する状況が広がった。 以前には特に入ってこなかったシニア棋士が最近タイジェムにしばしば出没している。 これはしばらくの間忘れて過ごした勝負師として埋めてあった錆ついた刃を再び磨き上げる喜びであろう。

対局場の雰囲気は普段と違うところがなかった。 80年代挑戦碁が開かれた雲堂旅館時期でもなくて私が知っている90年代鍾路(チョンノ)、貫鉄洞(クァンチョルドン)の特別対局室でもない。 あたかも砲煙のように覆われた吸殻おびただしい灰皿もなくて、喫茶店で注文してきた五味子茶もない。 ただしミックスコーヒーが好きなソ・ボンス名人とドリップコーヒーが好きなチョ・フンヒョン国手の様子から歳月が流れても人のイメージは変わらないという点が珍しいだけだ。 

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▲チョ・フンヒョン、ソ・ポンスの授賞式場面. 

その日の囲碁の内容は水っぽかった。序盤チョ・フンヒョン特有の速力手をソ・ポンスは耐えることができなかった。そのようにたくさん勝負したのにもかかわらず相手のペースに巻き込まれてしまった。序盤から広がった格差は時間が過ぎて大きくなった。記者たちが写真を取る隙間を与えない程、復碁なしですぐに石をおさめてしまった。対局終了写真がない。 

授賞式で互いにかたい顔しか広がらずソ・ボンス名人が授賞式場を離れるとすぐにその時初めてチョ・フンヒョン国手は明るい顔でインタビューに応じた。 そのようにたくさん優勝したのにも関わらず自身が獲得したタイトルのうち一番小さい棋戦であるのだがやはり優勝は貴重なものだ。 

チョ・フンヒョン国手のインタビュー内容のうち'キム・イルファン師範と置いた内容は99%負けた内容なので'という大きな課題が出てくる。 '99%?' 好奇心に関心がなかった4強棋譜をまた見た。 

ソ・ヌンウクと一緒に戦闘囲碁で有名だった、唯一彼の囲碁にはコウがたくさん出て'コウのイルファン'というニックネームがあるほど熱い釜山の男がキム・イルファンだ。 

さすがに序盤からコウが出てきて楽しく戦闘がなされて終る時まで戦闘で終わった。 この囲碁で以前と違った点というならばチョ・フンヒョン国手が始終一貫戦闘で滅びたという点だ。 最後のゴールだけ上手にしたとするとキム・イルファンは'私の生涯の一局'と話すほどの内容だった。 そういえば3~40年前から問題点だったゴールだ。

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▲戦闘囲碁の化身だった'コウのイルファン'キム・イルファンはチョ・フンヒョンにほとんど勝っていた囲碁を惜しくものがした。  
 
 

両李対決
 
27日久しぶりに両李対決. イ・チャンホとイ・セドルのマキシムコーヒー杯16強戦. イ・チャンホは陜川(ハプチョン)英才大会の時会って新年の挨拶はすでにした。 家族が1人更に増えるという話もしたし普段と違った点なしで顔色は悪くなかった。 イ・セドルは永らく離れて過ごした家族と共に、去る2日カナダ バンクーバーに休暇で出かけた以後初めて見た。 '娘バカ'という声を聞く程愛着が強い娘と長時間の休息が役に立ったことか顔は明るく見えたし今年しっかりしている覚悟も言った。 

囲碁内容はそれこそ地囲碁様相. 典型的なイ・チャンホのスタイルだ。 問題はそれでも囲碁が有利でないという点が過去から変わった点だ。 かえって整理のイ・チャンホを相手にイ・セドルが格好良く終わらせる過程が私の目には一品だった。 一言で実力の均衡がこわれた状態だ。 多くの関心を集める対決だったが2003年以後二人の英雄の技量の格差が最も多く広がった状況だという点を確認するだけだった。 

昨年'世紀の対決' 10回戦を見たからなのか今はまあまあな対決では関心が落ちることが事実だ。 さらに遅くなる前に'曹徐10回戦' 'イ・チャンホ:常昊10回戦'を見たい理由でもある。 1月を終えて以前プロの妙手を整理している間、二人の棋士の特徴が現われる素敵な場面を発見した。 チョ・フンヒョンの天才的発想とソ・ポンスの実戦的な手を鑑賞せよ。

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▲徐々にレジェンドに成っていくイ・セドル-イ・チャンホ激突.
 

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第4期倍達王戦挑戦3局チョ・フンヒョン(白)-イ・チャンホ(黒)
 
黒1で白二子を捉える時、白が軸頭を利用して2,6の妙手を放つ場面.チョ・フンヒョンの天才的感覚が分かる場面.

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第5期バッカス杯天元戦ソ・ポンス(黒)-チョ・フンヒョン(白)
 
黒1のサシコミが実戦的な一手.5まで中央主導権を黒が掌握した。