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ライバル構図 韓中の英雄たち
チョ・フンヒョンvsニェ・ウェイピンからイ・セドルvs古力まで、韓中世代別ライバル  
 
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▲囲碁オリンピックと呼ばれた第1回応氏杯決勝戦で正面対立した韓中囲碁英雄チョ・フンヒョン(左側)とニェ・ウェイピン(右側).(写真キャプチャー=月刊囲碁) 

 

韓中歴代ライバル構図はどうなろうか?

世界囲碁界を導いた韓国、日本、中国の三つ巴戦は2000年以後日本が一歩後に退いて韓国と中国が世界囲碁の覇権を争う構造を成し遂げている。 こういう過程で韓国囲碁と中国囲碁は世代間のライバル構図があった。

そのライバル構図はチョ・フンヒョンvsニェ・ウェイピン-マア・シャオチュン、イ・チャンホvsマア・シャオチュン-常昊-古力、イ・セドルvs古力などがそれなのだがこのようなライバル構図は世界囲碁ファンたちの関心を集める役割をすることもした。

チョ・フンヒョン(1953年生まれ)は当時中国で覇権を争ったニェ・ウェイピン(1952年生まれ)とマア・シャオチュン(1964年生まれ)を同時に相手にした。 特に中国囲碁は世代交代期間が短いせいでイ・チャンホはマア・シャオチュン-常昊-古力まで続く3世代の囲碁を全て体験して相手にしなければならなかった。 イ・セドルは同年齢古力と韓中囲碁の代表人物として活動した。

チョ・フンヒョンはニェ・ウェイピンとの歴代戦績で9勝6敗で優位を見せている。 その中でチョ・フンヒョンにとって最も貴重な勝利は1989年9月5日広がった第1回応氏杯決勝5局であろう。 当時2対2で互角に対抗した中で迎えた最終局でチョ・フンヒョンが鉄の守門将で中国囲碁の英雄で賞賛を受けたニェ・ウェイピンを折って世界大会優勝した。 

チョ・フンヒョンの優勝は韓国囲碁復興の踏み台になった。 その他にもチョ・フンヒョンは第3回東洋証券杯8強戦(1991.4.14)から第11回TV囲碁アジア選手権戦本戦1回戦(1995.7.11)まで6連勝をおさめて4年以上ニェ・ウェイピンに無敗行進を繋いでいった。 韓国囲碁を代表するチョ・フンヒョンと中国囲碁を代表するニェ・ウェイピンの対決はこのようにチョ・フンヒョンの勝利で終わった。

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▲去る17日陜川(ハプチョン)韓中英才&トップ囲碁対決で遭遇したイ・チャンホ(左側)と常昊が友情に充ちた乾杯.

盤外でのライバル間の個人関係はどうだろうか? チョ・フンヒョンはニェ・ウェイピン-マア・シャオチュンと個人的な親密なよしみにもそんなに良い方ではなかった。 

イ・チャンホは常昊と互いに言語は通じないけれどとても格別の友情を誇示した。 言葉どおり盤上では互いに敵だが盤外では親しかった。 この二人の関係にはイ・チャンホの実の弟であるイ・ヨンホの役割が大きかった。 イ・セドルと古力はイ・チャンホ-常昊ぐらいではないが格別の親密なよしみを維持し、歴史的な10回戦を一緒にしてより一層厚い縁を誇示した。

ニェ・ウェイピンの後に続いて登場した人物がマア・シャオチュンだ。 チョ・フンヒョンはマア・シャオチュンにも9勝7敗でやはり優勢を維持した。 その中で第3回春蘭杯8強戦(2001.4.29)から2002中国甲級リーグ11ラウンド(2002.6.27)まで5連勝をおさめることもした。 

だが、チョ・フンヒョンは第6,7回東洋証券杯準決勝戦で全てマア・シャオチュンに敗れた痛みがある。 マア・シャオチュンは第6回東洋証券杯準決勝戦でチョ・フンヒョンを2対1で押して決勝戦に進出して決勝戦でニェ・ウェイピンを押して生涯初めての世界大会優勝したことがある。 引き続き第7回東洋証券杯準決勝戦でもチョ・フンヒョンを2対1で押して決勝戦に上がったがイ・チャンホに3対1で敗れて準優勝に終わったことがある。

チョ・フンヒョンの後に続いて韓国囲碁の王座を受け継いだ人物は彼の弟子であるイ・チャンホだ。 イ・チャンホの全盛期はおよそ1990年代初めから2000年代初めまでに見ることができる。 10余年間独歩的な長期政権をする間に中国のマア・シャオチュン、常昊、古力などの3世代を共に相手にした。

イ・チャンホはマア・シャオチュンとの歴代戦績で26勝6敗で圧倒的な優勢を見せた。 マア・シャオチュンは第7回東洋証券杯決勝3局(1996.3.18)から第2回LG杯8強戦(1997.10.27)まで約1年6ヶ月の間イ・チャンホに10連敗にあう侮辱を受けるほどイ・チャンホ コンプレックスに陥った。 

当時メディアでは三国志の周瑜と諸葛亮の故事を遠回しに言って"既生馬何生李(=天はすでにマア・シャオチュンを産みながらどうしてまた、イ・チャンホのような傑出した人物を産んだのか)"という話まで出てきた。

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▲ マア・シャオチュン. 

マア・シャオチュンの次世代として呼ばれる'六小龍'メンバーのうちで核心メンバーである常昊もやはりイ・チャンホによってまともに花を咲かせることができなかった. 常昊は永らく中国1位を守って、好むも好まざるも世界の第一人者であるイ・チャンホと敵対しなければならなかった。 第1回バッカス杯韓中天元戦3局(1997.7.17)から第4回応氏杯決勝2局(2001.11.3)まで何と約4年3ヶ月の間12連敗にあう苦難に会った。

イ・チャンホを克服できない頸木は中国内で第一人者の席を危険にさせて同じ六小龍メンバーの牽制を受けたりもし、また予想よりはやい新しい世代の出現をそそのかした。

中国囲碁界は常にイ・チャンホ、イ・セドルのようなスーパーマンを期待してきた。 不利だがいつでも対局をひっくり返すことができる実力を備えたスーパーマン、不利な形勢だが絶対敗れそうでないそのようなスーパーマンを期待してきた。

いくつかの中には'韓国囲碁はイ・チャンホを抜けば格別なことではない'という考えを有していた。 それで個人戦は分からないが5人~10人で対局を行う団体戦ならば中国の方が強いという話をしばしばしてきた。 その一方でイ・チャンホのような存在が韓国囲碁界にあるということを内心羨んだ。 そのような渦中に登場したのが古力だった。 古力はマア・シャオチュンや常昊よりは韓国囲碁にさらによく対抗した。

イ・チャンホ時代末期にイ・チャンホは自身の席を威嚇して登場したイ・セドルと共に中国'小豹'世代の先頭走者に浮び上がって中国1位を横取りした古力を共同対応することになった。

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▲全員が世界大会優勝者で構成された中国囲碁のスター.上の列 パオ・ウォンヤオ、 パン・ティンウィ、 チャン・ウェイジェ、ミ・ウィティン、 ス・ウェ、 トゥ・ジャシ、ジョウ・ルイヤン、チェン・ヤオイェ、タン・ウェイシン、下の列コン・ジェ、ルォ・シホ、 マア・シャオチュン、ウィ・ピン、常昊、古力. 
 

古力もやはりイ・チャンホとの 歴代戦績で7勝9敗で多少劣勢だ。だが、マア・シャオチュン、常昊と比較するとなかなか良い成績だ。古力は長期間中国1位に上がって中国囲碁の第一人者として君臨したが国内用という評価を受けることもした。

韓国は最高の席に上がればその有効期間(?)は5年以上は維持される反面、中国は古力を除いてはそれほど長くなかった。 その理由は中国の第一人者は韓国の第一人者を相手にしながら自国の厚い選手層の挑戦をはね除けなければならない二重苦に苦しめられたためだ。 そのような理由で中国囲碁界には世界頂上に上がれなかったがジョウ・ホヤン、シェ・ホ、 タン・シャオなどのように短い期間の間中国1位を通り過ぎた者は多い。 

あれこれ色々な理由から少なくともイ・チャンホ-イ・セドル時代は韓国の第一人者が世界の第一人者だと言える時期であった。

この時、イ・チャンホの後に続いて登場した人物が古力と同年齢であるイ・セドルだ。 中国から見る時また他の侮れない相手の出現だった。 

イ・セドルは今まで古力との歴代戦績で22勝1分け21敗を記録中だ。 この二人は44回の激戦中に5連勝などの長期間の敗北をやり取りしたこともない。 そのような渦中に互いに二転三転して平行線を継続する角逐を繰り広げた。 だが、この中で均衡を破った歴史的な10回戦が広がった。

何と優勝賞金9億に近い対決でイ・セドルが6勝2敗で勝利をおさめて今までのすべての勝負を後にして最終勝者として名を馳せた。 60才までイ・セドルと共に碁を打ちたいという言葉に古力は囲碁生涯で最も良いプレゼントだと応酬したこれらのライバル関係は世代が変わっても続くだろう。

現在の古力は下方曲線を描いている。 2014年中盤まで2~4位圏をぐるぐる回って最近急浮上しているコ・ジェ、ミ・ウィティンなどの上昇の勢いから5位に押し出された。 その順位はこれ以上上がりそうではない。 彼の後に続いて今年ずっと1位を守ってきた'90後'世代ス・ウェが古力、チェン・ヤオイェを押し出して次世代大統領選挙走者として登場した。

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▲昨年の末、世界を沸かせたイ・セドル-古力十回戦対決. この二人の英雄こそ真のライバルといえる。
 

ス・ウェは2014年初め二度チェン・ヤオイェに1位を渡したが5月初めからはずっと1位を堅く守って行っている。だが、彼もスーパーマンではなかった。それはやはりイ・セドルをはじめとしてパク・ジョンファン、キム・ジソクを思いのままに攻略するには力不足だ。 

当分牽制対象がないほど堅固に中国1位を守ると見られるス・ウェは今までイ・セドルに2勝5敗、パク・ジョンファンに6勝3敗、キム・ジソクに2勝3敗の成績をおさめている。 中国囲碁界がランキング1位に期待している成績ではない。

全体的に韓国囲碁は世代別対決では優位を見せている。 2015年1月28日現在、韓国は世界囲碁大会で56回優勝、中国は27回優勝した。 この中で大部分がチョ・フンヒョン(11回),イ・チャンホ(21回)とイ・セドル(17回)が成し遂げた業績だ。 当代一世を風靡した英雄の真価を見ることができる記録だ。

現在の国内棋士の中で韓国ランキング1,2位であるパク・ジョンファン(1993年生まれ),キム・ジソク(1989年生まれ)を威嚇する人物や世代はまだ大きくないようだ。 だが、彼らはまだチョ・フンヒョン、イ・チャンホ、イ・セドルのように一世代の大きい一線を引いたというにはまだ不足するということがある。 

中国1位であるス・ウェ(1991年生まれ)はすでにいわゆる'95後'世代として呼ばれるコ・ジェ(1997年生まれ),ミ・ウィティン(1995年生まれ)の強力な牽制を受けている。彼らの荒々しい挑戦を数年間持ちこたえて自分だけの時代を作って行けるかはまだもう少し見守ることだ。中国は選手層が厚い。選手層が厚いのでそれだけトップを守ることが大変でトップに留まる時間もやはり短い。