【火曜囲碁]多勝パク·ジョンファン、勝率はカン·ドンユン先頭へ - ニュース速報 

秋に入って記録競争熾烈
連勝王はパク・ジョンファンほぼ確定
 
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秋が深まりながら今年の囲碁界最多勝王・勝率王・連勝王に向かった記録競争も熱くなっている。プロ棋士の最高目標はタイトル獲得だが記録が良ければタイトルは自ずからついてくる。超一流プロには各部門年間順位自体がプライドが関わった戦場でもある。最終順位が目立ってくるまで残った2ヶ月余り激しい角逐が予想される理由だ。
今年最多勝部門レースは7月までビョン・サンイルがリードして8月からパク・ジョンファンにリードを奪われた。パク・ジョンファン64勝(21敗),ビョン・サンイルは57勝(28敗)で7勝差(10月13日現在).この傾向が年末まで続くならばパク・ジョンファンは最多勝部門3連覇を成し遂げることになる。充分に先んじたようだがまだ変数は多い。 来月始まるGSカルテックス杯予選だけでもビョン・サンイル、ナ・ヒョンなどには勝数を積む機会である反面、パク・ジョンファンはシードを受けて予選がない。

勝率部門はさらに霧の中だ。ひとまずカン・ドンユンが2位パク・ジョンファンに1.3%ポイント程度先んじているが対局数がパク・ジョンファンより20局以上少なくて大言壮語できない。現在3位であるキム・ジソク(41勝14敗)と共にこの三人の間で決定される展望. カン・ドンユンが勝率王になるならば2011年以後二度目で、パク・ジョンファンが上がる場合には2012年以後3年連続だ。 キム・ジソクは2009年に続き5年ぶりの勝率王を見上げる。

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連勝部門はパク・ジョンファンの持分に固まっていく雰囲気.7月7日から約一ヶ月の間18連勝を記録した。パク・ジョンファンは2011~2012年連勝王2連覇後、昨年には連勝部門王一つだけ逃した。7連勝を走ったカン・ドンユンは10日囲碁リーグでパク・ジョンファンに負けてブレーキがかかった。

一年に最多勝・勝率・連勝など3つの記録タイトルを独占した事は今まで合計5人によって8回作成された。 イ・チャンホが四回(90年・91年・94年・97年)達成したしチョ・フンヒョン(80年),キム・ジソク(2009年),イ・セドル(2010年),パク・ジョンファン(2012年)が一回ずつ3冠王に上がった。

部門別歴代年間最高記録が今年破られる可能性は低く見える。 歴代年間最多勝記録はモク・ジンソクが2007年記録した93勝(29敗)で,パク・ジョンファンがこれを破るには30勝を加えなければならない。 イ・チャンホが88年作成した年間最高勝率88.2%(75勝10敗)も越えるのが難しい大記録. だが、本当に'難攻不落'はイ・チャンホの41連勝(90年)が挙げられる。 白黒戦士らは今日も記録に向かって盤上を休むことなく疾走している。