[문용직의 바둑 산책] 배짱·안목·집중력 … 승부사 이세돌 ”이기려고 두었다” - 중앙일보 뉴스 

[ムン・ヨンジグの囲碁散歩]度胸・見識・集中力…勝負師イ・セドル"勝つために置いた"

58年ぶりの大勝負、古力に6対2
古力は助言者同行した危険回避型
イ・セドルは危険押し切る挑戦型

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先月28日中国重慶で開かれた10回戦8局でイ・セドル9段が古力9段に勝った直後復碁をしている。目つきが涼しいだけだ。[写真韓国棋院]


“実際に置いてみると思ったよりはるかに難しい状況であることが分かった。 手合割修正の10回戦の負担をはじめて理解する。”

 イ・セドル(31) 9段が先月28日中国重慶で開かれた‘イ・セドル・古力10回戦’ 8局で勝って優勝を確定した直後にした話だ。

 イ・セドルと古力(31) 9段は10回戦ずっと勝負の重圧感に苦しめられた。 韓・中・日あわせて58年ぶりの大勝負であった。 賞金の大きさと緊張、そして衝撃においてこれぐらいの勝負は今までなかった。 <中央日報9月29日付24面>


 今回の大会賞金は500万中国元(約8億7000万ウォン)で世界大会3~4個を優勝したのと同じだ。 世界大会優勝賞金は2億~3億ウォン水準だ。 緊張に疲れて体力はもちろん精神も大きく消耗した。 毎月一局ずつ9ヶ月に渡った。 普段でも脳裏から離れない強迫は対局者の血を乾かせた。 古力が1局の時に比べて8局の時には若白髪が非常に多くなったという裏話があるほどだ。

 敗者の衝撃は想像を絶する。 過去の10回戦では勝敗差が4局決まれば手合割を直すことが慣例であった。 今度は手合割を直すことでなく賞金一人占めだったがショックは同じだ。 結果は6対2.四局負けると古力の実力はイ・セドルより一級低いといってもかまわない。 この点が中国囲碁界が受けた衝撃だ。 最近古力は中国ランキング2~4位を上がっては下りる。

 大きい勝負は小さい勝負と次元が違う。 ヤン・ジェホ(51・9段)韓国棋院事務総長も“このような大きい勝負は珍しい。 勝負を分けた要因を探して検討する必要がある”として“後輩棋士はもちろん囲碁界も習わなければならない点を探す”とした。

 韓・中囲碁の象徴のようなイ・セドルと古力の勝敗を分けた要因は何か. 囲碁界はその要因として大きく三つをあげた。 勝負気質と見識、そして集中力だ。

 まずは勝負師気質だ。 1~8局全て古力のそばには同僚など1~3人の助言者が付いて回った。 マッサージ師もいた。 これが敗因だった。 助言は危険回避心理を育てる。

 孤独な勝負では危険甘受心理が絶対的だ。 野性の勝負師ソ・ポンス(61) 9段は“勝負が大きいほど度胸の勝負だ。 1,2手よく置いたの置けないのは何でもない”といった。 決断力が弱ければ勝負所で‘新しい心’になって着手を決定できない。 7局敗北後中国メディアが“古力の平常心が崩れた”と批判した理由だ。

 これと関連して最近韓国の若い棋士が優勝に挑戦するより‘囲碁リーグ’進入など適当な成績に安住しているという指摘は留意するに値する。 キム・ソンニョン(38・9段)国家代表チーム戦力分析官は“囲碁界は危険甘受心理である挑戦意識を育てなければならない”と注文した。

 二つ目には盤上見識だ。 プロは自身の見識に責任を持たなければならない。 パク・スンチョル(32) 7段は“イセドル9段は無駄なこだわりに映るほど自分の欲のとおり盤上を作る”とした。 イセドル9段が布石に弱い理由だ。 他の人々のように置く事に満足しなくて序盤から過度に捻るためだ。

 チョ・ヘヨン(29) 9段は“イセドル9段は不利でこそ勝負欲が生き返る。 彼には‘意欲ない正手’より‘正手ない意欲’が答”といった。 だが、すでに危険回避指向の中に入った古力は意欲を自制した。 峠で仕上げをできなかった。

 三つ目に体力と精神力の配分を通した集中力で差があった。 酸素が不足して精神集中が難しい海抜3650mのラサでの7局からだ。 イ・セドルは序盤にはやく置いて中盤以後の体力と精神力弱化に備えた。 だが、古力は“ひと勝負ひと勝負最善を尽くす”という話のように初めから最善を尽くした。 立派だが戦略としては不足した。 イ・セドルは状況に応じて姿勢を変えた。 

 7局が終わった後イ・セドルは“勝つことだけを大切にして置いた。 名局は考えなかった”と吐露した。 “相手の失敗を待った”とも言った。 それだけ切迫感が大きかったという意だ。 囲碁の目的が100%勝利だけではないが敗北する時のショックを削減したので持った心だった。

ムン・ヨンジグ客員記者 


◆手合割=対局者の実力差. 1級と3級が置く場合、3級が先に2子を盤上に置いて対局するのを‘2子局’という。 手合割降格は相手より弱いと公開的に認めることをいう。