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[10回戦] '神の土地'もイ・セドルを選んだ

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▲イ・セドル9段が'世紀の対決'と呼ばれるイ・セドル-古力の10回戦第7局を勝利して5勝2敗で大きく先んじた。 古力9段が弱点を見せるとすぐに懐を突いて行った'イ・セドルの一手'が大石狩猟につながった勝着になった。

 

Mlily梦百合杯イ・セドル-古力10回戦第7局
イ・セドル、大石とらえて5勝2敗…優勝に1勝

イ・セドルが5勝目をとった。 8月の最後の日曜日である31日中国西蔵ラサで広がったMlily梦百合杯イ・セドル-古力10回戦第7局でイ・セドル9段(31)が同年齢の古力9段を237手中押し勝ちで制圧した。 対局を行ったラサはチベット語で'神の土地'という意を持っている。

7局勝利で中間戦績は5勝2敗. イ・セドルは1・2局を勝利した後3・4局敗れたが再び5・6・7局をずっと持ってきた。 5勝は世紀の対決と呼ばれる10回戦の最小共同優勝を確定した勝点だ。 5-5で終われば賞金を二分するので500万中国元の半分である4億1500万ウォンも確保した。

七回目対局は10回戦中でも最も一方的な内容で勝敗が分かれた。 原因は古力の軽率さと欲. 布石でリードして局面を主導していった古力は簡明で厚く置いても良い形勢を一瞬にして誤らせた。 勢いで置いた事が自ら禍を招いた。 

 
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▲最小共同優勝と4億1500万ウォンを確保したイ・セドル. 酸素量が不足した高山帯国は愛煙家には不利なことだがシャングリラ(5局)に続きまた再び勝利した。

 

その場面をイ・セドルがのがさなかった。 それに先立ち左下の素敵な捨て石作戦で追撃の踏み台を用意したイ・セドルは相手が弱点を露出するとすぐに上下大石の捕獲に刃を研いだ。

一直線の攻撃が繰り広げられた。 完全にひっかかった古力の白大石は空しく息の根が切れた。 3500メートルを越える高山帯国で酸素不足を訴えるように。 

熱いKO勝利. 古力にとっては勢いで置いて砕けた格好になってしまった。 一流間の対決でこのように一瞬にして勝負が決定される場合はきわめて珍しい。 さらに古力には時間も多かった。 コミを差し引いても10余目違いが生じる形勢でも投げることができなくて2時間30分程意味のない手順を進行させていったことは普段の古力の姿ではなかった。

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▲終盤に追い込まれた古力. 147手あたりで事実上勝負が終わったが100手近く、2時間30分以上さまよって数多くのホームファンの前で石をおさめることができなかった。 それが古力にはより大きいプレッシャーとして作用されるのではないだろうか。

 

イ・セドルがくさび点を打ち込んだ10回戦は1ヶ月後である9月28日重慶で8局を続行する。 '重慶の英雄'と呼ばれる古力にとって重慶は生まれ育った故郷. だが故郷のファンの前で終盤の悲哀をむかえることもできる。 それだけプレッシャーが更に大きくなる古力をイ・セドルがどのように押しつけようか。 優勝決定局になるかもしれない一勝負だ。
 

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イ・セドル-古力10回戦第7局
●イ・セドル9段vs ○古力9段 
結果:イ・セドル、237手黒中押し勝ち

序盤の右下進行は白が気楽な姿.
65に66がタイムリーな応酬打診で白ペースが続いた。
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68と74は小さい手.
黒の捨て石作戦が功を奏して流れが反転した。
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105は先に107下の方を立ち並んで攻撃したい。
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106・108が良い手で122まで白成功.
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129と130は互いに勢いだったが結果的に130が敗着.
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中央(123下)を受ける所であった.
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131が強硬姿勢で勝着. 'イ・セドルの一手'であった。
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145・147で右辺を捉えては事実上勝負終わりだ。
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以後変化が多かったが負けることもできるという緊張感よりイ・セドル9段が楽しんでいるという感じの方が強かった。

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[総評:パク・スンチョル7段}