サムスン火災杯、ワイルドカードで李昌鎬選定 

三星火災杯、ワイルドカードでイ・チャンホ選定
統合予選は8月1日から開かれて

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▲イ・チャンホ9段は97年第2期三星火災杯で優勝した以後99年4回大会まで3回連続優勝した。


イ・チャンホ9段が‘星の祭典’三星火災杯ワールド囲碁マスターズ ワイルドカードに選ばれてこの大会十七回目の本戦舞台出場を確定した。 

スポンサーであるサムスン火災は今大会のワイルドカード選手に2011年に続き二回目となるイ・チャンホ9段を指名した。 サムスン火災関係者は“最近中国囲碁に押されている韓国囲碁を応援する次元で韓国選手であるイ・チャンホ9段をワイルドカードで選定した”としながら“3年ぶりに三星火災杯本戦に参加することになったイ・チャンホ9段は中国で人気があって知名度が高くて大会興行にも助けになることと判断してイチャンホ9段を指名した”と伝えた。

イ・チャンホ9段は97年第2期三星火災杯で優勝した以後99年4回大会まで3回連続優勝したし、2005年10回大会と2006年11回大会では続けざまに準優勝を占めるなどが大会本戦で55勝22敗、勝率71.43%を記録中だ。 

イ・チャンホ9段の三星火災杯通算優勝回数3回はイ・セドル9段の4回に続く2位記録であり、決勝進出5回はイ・セドル9段と共に大会最多決勝進出記録だ。 

2014三星火災杯ワールド囲碁マスターズ本戦32強は8月26日から28日まで中国、青島で開かれて、これに先立ち8月1日から6日まで韓国棋院で統合予選が開催される。 統合予選には主催国韓国で209人が出場するのをはじめ中国87人、日本25人、台湾16人、アマチュア12人が出て19枚がかかった本戦チケット(一般組14人、シニア組2人、女流組2人、ワールド組1人)を置いて競合を行う予定だ。 

一方囲碁のグローバル化のために昨年新設されたワールド組には前期大会より4人が増えた12人が出場して1枚のチケットを置いて12対1の競争を繰り広げることになった。 参加現況を調べればアメリカが3人で最も多くてオランダ2人、ロシア、チェコ、メキシコ、南アフリカ共和国、マレーシア、シンガポール、タイ各1人ずつでアメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、アフリカなど多様な大陸で‘星の祭典’参加のために出場を申し込んだ。 昨年ワールド組ではアメリカのエリックルイ(Eric H. Lui 25) 7段が本戦舞台を踏んだ。

2014三星火災杯ワールド囲碁マスターズの賞金総額規模は8億ウォンであり、優勝賞金は3億ウォンだ。去る大会決勝では中国のタンウェイシン(唐韋星) 3段(当時)がイ・セドル9段を2-0で折って世界大会初めて優勝カップを上げたことがある。

[記事提供¦韓国棋院棋戦事業国/広報パート]


大会日程および場所

統合予選(韓国棋院):2014年8月1日~6日
本戦1次戦(開幕式、32強-中国、チンタオ):2014年8月26日~28日(開幕式25日)
本戦2次戦(16強、8強-サムスン火災テジョン・ユソン研修院):2014年10月14日、16日 
準決勝3回戦(サムスン火災テジョン・ユソン研修院):2014年11月3日、11月5日、6日
決勝3回戦(中国西安開催予定):2014年12月9日~11日

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