[火曜囲碁]彼の100年の人生は、それ自体が現代囲碁 - 1など朝鮮日報
【韓国話題】イセドルvs古力の十番勝負の分析と観点 : ○●彼の100年人生、それ自体が現代囲碁'生きている棋聖'呉清源、来月100回誕生日…記念行事開かれて20世紀囲碁理論確立した主役
▲来月100回目の誕生日を迎える棋聖呉清源九段.去る2月井山裕太対山下敬吾間第38期棋聖戦挑戦碁現場(熱海市)を訪れた時の姿だ。/日本棋院提供
'生きている棋聖'呉清源が来月誕生100周年をむかえる。1914年陰暦5月19日、陽暦には6月16日生まれ。99才を意味する白寿でもない百寿で'人生2世紀'目の進入が目の前にきた。囲碁の歴史は2000年余りを数えるが今日の先端理論が確立されたのは去る一世紀の間であったしその中心に呉清源がいた。中国福建出身で14才の時渡日した呉清源は一気に日本囲碁界を征服していった。木谷実と共同で発表した新布石は全体のバランス、石の効率、中央の価値を強調する衝撃的パラダイムで囲碁界に革命をもたらした。1939年から1955年まで合計11回にかけて進行された'10回戦'シリーズは現代囲碁最高の争棋史として記録されている。 木谷が最初の犠牲で藤沢朋斉、橋本宇太郎,坂田栄男等当代最高手を全部ひざまずかせる過程でコミ制度導入の必要性を悟らせた。69才の時である1983年現役引退の後にも呉清源は'21世紀布石法'を発表するなど精力的に活動してきた。 世界女流最強者芮乃伟を指導したのも80才を越えてからだった。 2005年91才の時北京まで飛んで行って第5回応氏杯決勝4局審判を引き受けるかと思えば、100才になった今年2月には38期棋聖戦挑戦碁を現場で検討する情熱を見せることもした。呉清源は2年前夫人が90才で死亡した後一人娘を東京自宅に残しておいて神奈川県小田原市の老人療養施設で過ごしている。 まだ精神はまともだが直接対局するのは大変である状態だと伝えられた。 移動時には車椅子を利用して、ときおり散歩も楽しむ。呉清源誕生100周年記念行事は読売新聞が主導的に行っていく動きだ。 読売は第2次世界大戦を前後してさく烈させた呉清源10回戦シリーズの大ヒットに力づけられて社勢を大きく育てた新聞だ。 行事日は7月23日に決まり、行事内容は5月下旬に公開する予定. 日本棋院の記念行事計画はまだ知らされていない。囲碁歴史上最高の人物としてあがめられる巨人らしく100才呉清源の囲碁人生は質と量全部最大限豊かだ。'天才薄命'という俗説も見事に破った。画家シャガール(98才死亡),作曲家シベリウス(92才死亡)等の記録を遠くに締め出した呉清源は全分野芸術巨匠中最長寿という'新記録'まで残していきつつある。