大陸の「底力」ミ・ウィティン 
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サイバーオロ特集-‘中国新鋭強者5人’に対する棋風探求順序は次のとおり。 

- 2013年LG杯優勝(vsウォン・ソンジン2:0) 
-ペテイル算定世界ランキング1位(2014年1月現在)

- 2013年三星火災杯優勝(vsイ・セドル2:0)
-ペテイル算定世界ランキング10位 

- 2014.1月現在の中国ランキング10位
-ペテイル算定世界ランキング12位

- 2013応氏杯優勝(vsパク・ジョンファン3:1)
-ペテイル算定世界ランキング15位

5編.ミ・ウィティン9段(96年生まれ) 
- 2013年梦百合杯優勝(vs古力3:1)
-ペテイル算定世界ランキング6位

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▲第1回梦百合杯決勝5回戦で古力9段を3-1で負けさせ優勝したミウィティン(右側). 写真は決勝4局の姿.



中国の‘95後’新鋭強者が雨後の筍のように登場しているけれどイ・チャンホ9段の世界大会最年少優勝記録はまだ健在だ。 1992年第3回東洋証券杯で16才6ヶ月で優勝した時少なくとも50年以内には決して壊れない記録として見たが昨年中国のパンティンウィ9段が16才7ヶ月なのでたった一ヶ月差で応氏杯を席巻して考えが変わった。

ターミネーターのような大陸の‘少年棋士’らが次から次へ出現している状況で誰があえて大言壮語できるだろうか。昨年第1回梦百合杯を制覇したミウィティン(芈昱廷) 9段もこのような少年棋士出身のうち1人だ。

ミウィティンはパンティンウィと同い年(96年生まれ)だ。 ミウィティンは1月生、同年でパンティンウィは8月生だ。 その上ミウィティンが優勝した第1回梦百合杯決勝が昨年12月に終わったために17才11ヶ月での優勝に終わったが(この記録もすごいことだが),ミウィティンもまたパンティンウィのようにかつて中国甲級リーグから‘少年長寿’として猛威を振るって立ち上がって一気に世界大会を席巻した棋士だ。 
 

‘16才ミウィティン、古力を狩る!’
'江蘇省の16才神聖が古力を切り落とした!'

2011年5月22日付中国、長江ワンバオは甲級リーグ4回戦で江蘇の少年棋士ミウィティン(大連チーム)が重慶チームの古力9段に主将戦で勝って4連勝を走るとすぐにこれを大きく報道した。 題名は16才だが正確には15才4ヶ月であった。 


2010年を乙級リーグでチーム優勝を牽引した功労で2011年甲級リーグ選手として駆け出したが驚くべきことに,この少年の前にひざまずいた最高級棋士は古力9段だけではなかった。

この年7月2日まで破竹の9連勝をおさめたが、9連勝の犠牲の羊は当時中国ランキング1位ジョオルイヤン5段だった。 9連勝中にはこのように主将戦が色々あったので決して軽く見る勝数ではなかった。 ‘15才ミウィティン、9連勝奇跡’との表現が出てくるだけのことはあった。 (ミウィティンの10連勝を阻止した棋士は西安チームの韓国傭兵チェ・チョルハン9段だった。) 



2011年なら依然として古力9段が体感上中国囲碁第一人者で優遇されていた時だ。偶然一度は勝つことはできる。 ところが2011年甲級リーグでの初めての対決以後2012年にも中信銀行杯と甲級リーグでまた再び勝って3連勝をおさめたとすれば、ただの‘偶然’ではないだろう。 古力は以後2013年末梦百合杯決勝1局ではかろうじて初勝利(それも半目大逆転勝ち)を上げただけでまた3敗にあって優勝カップを渡さなければならなかった。 
 

2011年中国甲級リーグでの活躍を踏み台にしてミウィティンは2012年から国際舞台に顔を出し始めた。 3月12日1回百霊杯本戦64強に進出したがこの程度では注目されなかった。 ところがすぐに8日間後の第4回BCカード杯本戦でパク・ジョンファン(64強戦)とイ・チャンホ9段(32強戦)を順に折って一躍16強まで上がってびっくりさせた。 そして秋(9月5日)には三星火災杯でも本戦16強に上がって偶然ではなかったことを立証した。 

この勢いに乗って21日後には中国全国個人戦を席巻して初めての本格タイトルを腰に巻く気炎を吐いた。 全国個人戦優勝者に富士通杯出場権を与えた時に比較すれば多少人気が落ちたとしても依然として一流棋士が参加する大会で我が国の天元戦のように新鋭の登竜門に通じる棋戦だ。 驚くべきまぶしい躍進だった。 

ミウィティンは96年生まれ同年齢であるパンティンウィと一緒に頭角を現わした。 急浮上するまで行跡も似ている。 だが注目される二頭立て馬車としてパンティンウィに比べる時成績が後れを取った。 一歩程度パンティンウィが先立って歩いたという感じ? イルカのように大きく一度水面上を蹴飛ばして上がったが2013年ミウィティンの国際舞台成績は期待に達することができなかった。

2013年上半期パンティンウィが応氏杯を優勝して上限値を打ったがミウィティンは夏(7月) 4回仁川(インチョン)室内&武道アジア競技大会囲碁混成ペア銅メダル、男子団体銀メダルをとったのがすべてだった。 個人戦では先輩タンウェイシン(金)とタンシャオ(銅)に押されて出場権を得ることもできなかった。 

仁川(インチョン)室内&武道アジア競技大会は韓中両国が精鋭ではあるが新鋭を送りだした大会であった。 このような舞台ですら前面に出ることができなかったので、時期尚早な評価ではあるがすぐにタンシャオのように‘瞬間的な動き’ではないのかという見解もあった。

タンシャオはかつて国際舞台で注目するほどの活躍を広げたのに力づけられて国内(中国)ランキング1位まで上がったが以後期待ぐらい前進(世界大会優勝)できなくて1~2年間停滞している(まだ成長中の棋士だともっと見守るべきだが). 梦百合杯一つを抜けば2013年末までミウィティンの成績はそれだけ目につかなかったせいだ。

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▲ミウィティンは2012年4回BCカード杯本戦64強でパク・ジョンファンを、32強ではイ・チャンホ9段を順に折って16強に進出しながら国際舞台に名前を知らせた。

 

だが‘瞬間的’というにはタンシャオ(93年生まれ)よりミウィティンは年齢が三才も幼かったし、何より7月室内&武道アジア競技大会閉幕三日後開かれた第1回梦百合杯本戦舞台でこれ見よがしに常勝疾走した。 64強戦でカン・ドンユンを、32強でイ・セドルを折るなど韓国の看板スターを横たえて(韓国は16強戦で全滅)気勢を上げると再び8月16強でコンジェを、8強でタンイーフェイを、4強でワンシーを次々制圧しながら決勝に上がった。 決勝でも古力9段に1敗後3連勝をおさめて‘天敵’であることを誇示した。 

梦百合杯優勝,この成果で2013年上半期振るわなかったミウィティンの存在感を如実に表わしたと評価するよりこの優勝がミウィティンの出発点だと見るのが合う。

ミウィティンはパンティンウィと一緒に中国新鋭'ツートップ'として呼ばれる有望株だ。 ミウィティンはパンティンウィの世界大会(応氏杯)優勝が刺激になったと話した。 チョ・フンヒョン-ソ・ポンスのように同い年(戸籍では53年生まれ同い年、実際の年齢はチョ・フンヒョン9段が一才上)ライバルがいるということは勝負世界では痛みもあるが互いに刺激して競争する中で大きい発展を成し遂げることができるという側面で途方もない幸運だ。


中国甲級リーグで“15才にしかならない少年がどのようにこのような勝利をおさめることができたのだろうか?”と尋ねる記者にかつて少年はこのように答えた。 勝負師にこの他さらに要求されることがあるだろうか。

“上手との対局を恐れません。 私の目にはただ囲碁しかないです!”

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▲写真/ [囲棋天地]

ミウィティン(芈昱廷) 9段

1996年1月08日江蘇省生まれ
2007年入段

2012年
03.12第1回百霊杯本戦64強進出
03.20第4回BCカード杯本戦16強進出
09.26全国個人戦優勝
09.05 2012三星火災杯本戦16強進出

2013年
07.05第4回仁川(インチョン)室内&武道アジア競技大会囲碁男子団体銀メダル
12.06第1回梦百合杯優勝(vs古力3-1) 9段昇段



企画特集-中国‘90後’代表棋士5人棋風探求(5) 
大陸の‘底力’ミウィティン

ミウィティン9段は第1回梦百合杯決勝5回戦で大先輩である古力9段をむかえて初戦を渡してもその後3勝をおさめて優勝した。 番碁で初戦は心理的流れに大きい影響を及ぼす。 世界舞台決勝5回戦経験が一度もない新人の上に相手が相手であるからこのように初戦を奪われれば気がくじけるのが普通なのに幼い年齢でも大きい舞台で震えないで逆転優勝した。 この姿でミウィティンの底力を見ることができた。 

ミウィティンの棋風は厚く実利を基本土台にするものの力で相手を押そうとする姿を見せる。 囲碁を眺める観点も他の棋士とはちょっと違う。 ミウィティンのこのような棋風は韓国のキム・ジソク9段と似ている点が多い。 基本的な技量が優れて相手に悪い形を強要する力、それがミウィティン囲碁の本質ということができる。  




ミウィティンの弱点

ミウィティンの最近のペースは十分に無敵という程成績が良いけれど共に研究したL5段の見解では“布石が弱い。 自分だけの布石があり、それから抜け出した時問題点があらわれる。 だが、いわゆるミウィティン'ゾーン'にかかれば誰よりも強い。”と評をした。

筆者もミウィティンの弱点は力で押すのが強い反面布石でよく解けなかった時の囲碁をちょっと大変に引っ張っていく姿と見る。 そうした点で布石が弱点、力が強い点は強みで評価したい。

力碁という側面でウォン・ソンジンとチェ・チョルハン9段を思い出させることもできますがウォン・ソンジン9段よりはチェ・チョルハン9段側に近いがミウィティン9段がはるかに実戦的だ。

チェ・チョルハン9段はミウィティンに比べれば比較的柔軟だと見ることができる。 力で耐えることが強くて、大きな悩みなしで序盤を作り出す姿を見ると普段置いた方法でだけ置くような印象がしたりもする。 このために布石はミウィティンの弱点に選ばれる。 


 


古力9段は自身の‘天敵’として浮上したミウィティンに対してこのように話したことがある。 
“ミウィティンは非常に強いです。 彼と対局をして分かります。 このように幼い年齢でこんなにまでやり遂げることができるというのが本当驚くべきです、素質があります。 このまま継続していくならば彼の将来はさらに有望でしょう。” 

後に古力はミウィティンに‘地道な努力’が本当に重要だと話してくれた。 “希望するに、ミウィティンが自慢を抑制してずっと努力したら良いだろう。 彼は天性の碁の才能があるので囲碁に対する基本だけ着実ならば今後の発展に多いに役に立つだろう。 自惚れてはならない! ずっと努力しなければならない!”

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▲ 第1回梦百合杯授賞式で優勝トロフィーを受けてニジャンゴン(倪张根)会長と記念撮影.ニジャンゴン会長は梦百合杯だけでなくイ・セドル-古力10回戦も成功させた中国囲碁界の強固な後援者だ。




中国新鋭強者棋風探求シリーズを終えて

韓国より中国が優れた新人をたくさん排出する要因がどこにあるだろうか。 人口が多いのでプロ棋士になろうとする志望生が多くてそうだといえば言うべきことがない。 まあ、事実であるから。 我が国の囲碁教室数はIMF外国為替危機のような経済波動を1,2回体験した以前と以後を比較すると半分さらに減った。

現在の我が国の囲碁熱気を克明に見せる指標だ。 囲碁を習う子供が減ればイ・チャンホ、イ・セドルのような天才が誕生する確率も減る。 そうでなくても‘頭数’で押されるのに早期エリート教育まで遅れをとるならば競争になるわけがなくはないのか。 これはどうでもよい話だからそうだとして-

システム、すなわち制度的なインフラで明確な差がある。 国家次元で後押しする中国と個人教育水準で人材を育成する韓国の違いだ。 囲碁に対する理解(単純に置くことができるか置けないかの問題でなく囲碁が持つ歴史と文化、国民的自尊心に達するまでの理解)が深い習近平主席がパク・クネ大統領を招いた晩餐で常昊9段を中国を代表する体育芸術家として紹介したのが端的な例だ。 長い間韓国囲碁に苦しめられてついに念願である‘打倒韓国’を成し遂げた直後であった。 
 

習近平主席は“最近中国囲碁の成績がとても良いです。 すでに多くの棋士が石仏(石仏、イ・チャンホ9段を指摘)に勝ったし、今後続く人材も欠かないと理解しています。"と温和に話したが、内心は‘私たちがついに韓国囲碁を折った。 中国こそ囲碁の宗主国’ということを強調したかったようだ。

中国の‘90後’世代が幼い年齢でこのように頭角を現わすことができた秘訣で‘中国リーグ’のスタートを取り除くことはできない。

‘1999年に始まった中国リーグはサッカーのようにチームに選手選抜の全権を与えて選手の能力により年俸をあたえる‘球団制’と広い土地を背景にした強力な‘地域縁故’を基に常勝疾走している。 甲級リーグ(1部) 12チーム、乙級リーグ(2部) 16チーム、丙級リーグ(3部) 24チームなど全52チームが昇降及第で激しい競争を広げて囲碁人気を牽引している。
中国政府の政策的支援も一役買っていてイ・セドル、パク・ジョンファンなど韓国傭兵を特別待遇する開放的な運営も面白味を高めた。’ (パク・チムン中央日報専門記者)

 

‘90後’世代の世界制覇は中国リーグの凱歌だ。 他の国例をあげることもない。 プロリーグができた以後我が国の野球とサッカーが一段階発展したのを見れば知ることが出来る。

中国は地域局所にチームを設けて運営する。 だから各地域の上手が代表で選ばれることになって自然に有望株を発掘、育成するシステムが取りそろう。 ‘90後世代’までぐらつく必要もない。 パンティンウィ、ミウィティンのような‘95後’幼い少年棋士がこのようなシステムで急成長した棋士だ。乙級から甲級リーグにのぼって経験を積んで鍛える。 中国リーグで注目をあびればまもなく世界大会でも光った。 

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▲ミウィティンの幼い時の姿. かつて一日の犬、虎恐ろしいとは思わない少年棋士として猛威を振るった。

 

ミウィティンは2009年選抜戦を経て国家青年チームに入った。 しかし翌年再び呼んだ時断ったという。 国家チームに行こうとしたためだ。 これに対して“高く上がるためではなくより多くの学習機会を持つことができると考えたため”と明らかにした。

学習機会を提供するという面で中国リーグは最高の実戦舞台だ。 中国最高手だけでなく韓国の最高手まで傭兵に走る舞台だ。 まだ自力で世界大会出場権を握ることはできない実力段階、幼い年齢の時から世界最高級と一対一で(韓国相撲の)まわしを握りしめる機会を得るというのはものすごい恩恵だ。

ミウィティンが甲級リーグで見つめることさえ手ごわい相手を連破して連勝を走る時、あるインタビューで中国の幼い鳩がどのように自信を持つようになって険しい山脈を超えることになったかを読む。

“率直にこんなにまで良い成績を得るとは考えていませんでした...初めには気が気でなかった事でした。 ‘果たして勝つことができるだろうか’と私自身を疑ったこともありましたよ。 後退りしながらコンジェと古力9段に勝利して少なくとも自信ができました。 だんだん心も安定していきましたし。 それでより大きい欲を持つようになりました。” 



優勝した後の不振は激しい内部競争のせい
 
昨年からこの前終わった第18回LG杯まで中国は7人の世界大会優勝者をぞろぞろ出した。 この中で春欄杯を優勝したチョニャオイェ9段だけが89年生まれで残りの6人は全て90年以後生まれだ。 LG杯を席巻したトゥォジャシも91年生まれだ。

ところでこれらの中でまだ世界大会2冠王が1人もないという点、その上全員が世界大会優勝直後約束でもしたかのように振るわなかったために‘90後世代’の‘不安定性’を取り上げ論じる人もいる。 もちろん世界チャンプに上がった棋士の‘次の手’に対する期待値が表わした‘不振’でもある。

 

第1回百霊杯:ジョオルイヤン3対0優勝(vsチョニャオイェ)
第17回LG杯:スウェ2対0優勝(vsウォン・ソンジン)
第7回応氏杯:パンティンウィ3対1優勝(vsパク・ジョンファン)
第9回春欄杯:チョニャオイェ2対1優勝(vsイ・セドル)
第1回梦百合杯:ミウィティン3対1優勝(vs古力)
第18回三星火災杯:タンウェイシン2対0優勝(vsイ・セドル)
第18回LG杯:トゥォジャシ2対1優勝(vsジョオルイヤン) 

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▲今年2月に発行した中国の囲碁雑誌[囲棋天地] 3~4月通巻号は昨年世界大会を優勝した6人を'新六超'という題名で一冊を全部特集記事で整えた。 最近ではトゥォジャシ9段まで加勢(LG杯優勝)して中国は7人の世界チャンピオンを同時に保有することになった。


 

近ごろ広がった7度の世界大会だけおいてみれば‘90後’中でジョオルイヤン9段が最も安定感を見せている。 ジョオルイヤン9段は1回百霊杯と18回LG杯、1回梦百合杯3個の大会で4強に上ってこの中で百霊杯とLG杯2個の大会決勝進出と一度の優勝(百霊杯)を記録した。 
 
次がスウェとタンウェイシンだ. スウェ9段は17回LG杯、18回三星火災杯2個の大会で4強に上って一度優勝(LG杯)したし、タンウェイシン9段は1回百霊杯、18回三星火災杯2個の大会で4強に進出して一度優勝(三星火災杯)した。 

 
これに対し比較すれば‘95後’ツートップ パンティンウィとミウィティンはただ一度の大会だけで優勝した。 4強成績だけでみる時まだ‘90後’走者が五六月の犬の運の恐ろしさを見せた局面でもある。 
 
(※この翻訳ちょっと自信ないです^^;)

 

イ・セドル9段と同じ多タイトル保持者の威厳を見せることができないということに伴った‘相対的貧困(?)’が振るわない印象を植え付けたかも知れない。 実際のパンティンウィの場合、応氏杯優勝以後存在感が微小だったことは事実だ。

これに対してファスェミン中国国家代表チーム コーチは昨年招商地産杯で"中国90後世代棋士は今安定が必要だ。 例をあげようとするならスウェ、パンティンウィのように優勝した棋士が優勝後度々敗北したりする。 こういうものは全部正常だ。”と話したことがある。 これらはまだ幼くて多様な経験を積むことができる機会をより多くやろうと気を遣っているといった。


中国内'90後'棋士の実力は互角だ。 その誰も圧倒的な力を発揮することができない。 最近LG杯を占めてついに世界チャンプ隊列に入り込んだトゥォジャシ9段も優勝する以前から"私たちの実力は差がない。"と断言したことがある。 誰だということもなくこれらは異口同音に話している。 世界大会より国内同僚らと競争することがさらに大変だと。 国内競争で生き残ってこそ世界大会に出場することができるのでこの過程がいつも百尺竿頭の戦いだと。 

“それも全て私たちが歌った流行歌音調だ。 90年代に私たちが世界舞台をさらった時私たちの棋士も国内棋士に勝つことがさらに大変だと愚痴ったことと違わない。” (パク・チムン中央日報専門記者)
 

他の点があるならば4人衆だけ目についた私たちに比べて中国は層がはるかに広くて厚くなったということ。 すでに名前が挙がった有望株はみな最高級水準になったし似たり寄ったりな選手どうし激しく競争している中で1人が打って出て優勝する流れに乗っている。

あたかも我が国のアーチェリーやショートトラックのようにオリンピックで金メダルを取ることより国内代表選手選抜戦がさらに大変だということのように。 中国の‘90後’世代世界チャンプが優勝後不振に見えた理由がここにある。 このような中国の地図がほどなく世界囲碁地図になってしまった実情だ。 現在の中国ランキング(2月基準) 10位中で世界大会を優勝してない棋士はワンシー9段とタンシャオ7段だけだ。
 

昨年第9回春欄杯(チョニャオイェ優勝)決勝が開かれた6月17日以前までイ・セドル9段は三星火災杯と春欄杯を保有した2冠王だった。 ところが以後から今現在まで世界大会2冠王は現れないでいる。 偶然の一致だが、百霊杯を除けば最近7番払った世界大会でイ・セドル9段を折った棋士6人が優勝した。 17回LG杯(スウェ)を始め応氏杯(パンティンウィ),春欄杯(チョニャオイェ)、三星火災杯(タンウェイシン),梦百合杯(ミウィティン),そして今回の18回LG杯(トゥォジャシ)まで偶然にも全部イ・セドル9段に勝っておさめた優勝だった。 強力な第一人者として君臨したイ・セドル9段が揺れながら世界囲碁地図は今や春秋戦国時代の様相を帯びている。  

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▲ [月刊囲碁] 1月号漫評、'オ・ソンスの絵の世界'. 昨年12月、最後の砦イ・セドル9段が最後に残った三星火災杯決勝ですらタンウェイシンに崩れ韓国囲碁は18年ぶりに世界大会(個人戦)無冠に落ちてしまった。 タンウェイシンがイ・セドルに勝つことによって2013年中国囲碁は天下統一を達成した。



これからは絶対至尊に君臨したイ・チャンホ時代のような一人独走は言うまでもなくて、もしかしたらイ・セドル9段のように強力な第一人者時代さえ見るのが難しくなるかも知れないと話す人もいる。 ところが勝負世界というのは本来ピラミッド構造なので時間の問題であるだけ、誰か春秋戦国時代を受け付ける棋士が登場するだろう。

現在その最も近接した勢力が中国の‘90後’と‘95後’棋士だ。 可能性で見るならば一歳でも幼い‘95後’で出現する確率が高い。 要点はこうだ. 

ミウィティン9段のお父さんは息子をプロ棋士として育てるのに家一軒分の費用をかけたという。 個人的にもこのような情熱を見せている上に国家的次元の面倒見が強固なところを提供している。 その上これはものすごい経験であり資産なのに、二十才もならない幼い年齢ですでに世界タイトルを取りながら自信を得た。

それは世界大会で優勝した96年生まれのパンティンウィとミウィティンが大きく見られるがその下に百霊杯4強に上った98年生まれシェ・オルハオと同年齢ヤン・ディンシン(98年生まれ),がやはり98年生まれで18回LG杯8強に上がったリー・チンチョンとシェ・チョンクンのような新鋭が100メートル出発銃声を待っている選手たちのようにぞろぞろ待機している。 

 

巨大な津波のように上積みしてくる人海戦術に私たちはどのように対処するべきか。せいぜい爆竹を撃つことに過ぎない身振りだけれど、備える心情で用意してみた企画特集を終える。
 
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※棋譜解説等省略している部分があります。
原文はこちら。→大陸の「底力」ミウィティン 


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