[第18回LG杯朝鮮日報棋王戦]中日戦争 - 1など朝鮮日報 

[第18回LG杯朝鮮日報棋王戦]中日戦争

準々決勝 <コミ 6目半 持ち時間 3時間>
白井山裕太九段/黒チョニャオイェ九段

<第1譜>(1~16)

11月11日仁川(インチョン)パラダイス ホテル特別対局場.チョニャオイェ(陳耀燁)とイヤマユウタ(井山裕太)が4強チケットを置いて向かい合って座った。誰かが"中日戦争だね"といいながら妙な表情をつくる。1937年さく烈した中日戦争は野心に燃えた日本が中国を相手に挑発した侵略戦争だった。 最近の碁盤の上では70余年前の国際情勢とは違い中国が断然'スーパー甲'だ。 動機、展開、結末などすべての面で別の'盤上の中日戦争’であるわけだ。

両国囲碁戦場が何故か大韓民国の地という点は意地悪だ。 16強戦以前に全員脱落することによって8強戦で韓国棋士はただ一人も見られなくなってしまった。 本欄8強戦に外国棋士どうし置いた囲碁が掲載されるのはLG杯朝鮮日報棋王戦18年歴史上この局が初めてだ。

振り返ってみればLG杯の歴史はまさに韓国囲碁中興期の歴史であった。 LG杯がスタートした90年代中盤から韓国は10年以上世界を号令したがその菜園がLG杯であった。 2000年代初期頃には韓国が4年連続LG杯を一人占めするとすぐに主宰側が'バランス方案'を苦心したほどであった。 そうしたLG杯が最近5年連続中国に留まると、今年は中国と日本だけ残したまま韓国の優勝は早目に挫折した。

2013112704062_0 

4まで'小目祭り'と呼んでも良い異彩を放った出発. 再び8まではあたかも'真似碁'のような流れだ。 11では13で直行する手が最近の流行だが実戦ももちろん定石. 14でひとまず付けておいて16で重点を置いたことは何の意味であろうか。 
2013112704062_0 


第18届LG杯8强赛 陈耀烨执黑中盘胜井山裕太
 
棋譜再生