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対局時間変更、ファンは分からなくてもかまわない?
午前11時から9時40分に変更-前日夕方8時30分に緊急通知



今、大田(テジョン)儒城区(ユソング)サムスン火災研修院では三星火災杯ワールドマスターズ4強戦3回戦イ・セドル-ウークァンア、タンウェイシン-スウェ対決が行われている。 最高の対局環境でイ・セドルの名局が作られることをすべての囲碁ファンたちが静まりながら見守っている。 しかし、対局開始時間が突然変更されて大きい混乱を与えている。

三星火災杯は伝統的に対局時間が午前11時だったが今回の4強戦では午前9時40分に突然変更された。 昨日夜8時30分頃三星火災杯代理店代表から突然午前9時40分に延期になったという連絡がきた。 

初めはあまりにも火急な変更だとおもった。 ところが分かってみると‘突然’ではなかった。 すでに韓国棋院と共同主催社であるKBSは約一ヵ月前から対局時間変更に関する議論があったし約10日前には最終決定になった。 したがってすでに選手たちや韓国棋院関係者など分かっている人は全部知っていたとのこと。 

分かっている人に記者は含んでないのかは分からないが、タイジェムだけでなく各媒体の記者たちに全く変更に関する公示がされていなかったことが問題であった. インターネットサイトは勿論でさらに韓国棋院発行月刊囲碁記者も変更事実を全く知らずにいた。 

 
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▲ 4強戦中継のためのセット場作業. 

三星火災杯報道資料は10月29日付けで韓国棋院広報室にすでに記者たちにばら撒いた。 報道資料を再び読んでみれば、"2013三星火災杯ワールド囲碁マスターズ準決勝3回戦が来月4日から大田(テジョン)広域市サムスン火災有性研修院で開かれる。"とだけなっている。 もちろん対局時間を指摘しないのは当然午前11時なので記者ならば誰も疑問を持たなかったはず。 また"準決勝3回戦はKBS 1TVで午後1時から生放送される予定だ。"とだけ言及されている。 対局開始時間を午前9時40分に変更するという話はどこにも言及されていない。

主催社事情で対局時間変更はありえる。 終わる場面を見せるためのKBS側を恨む考えは全くない。 そして対局者にはすでに通知になっていたので大変なことではないことと見ることができる。 しかし数多くのファンたちを考えないのは手落ちだった。 今年最後の世界棋戦で必ず優勝カップを持ってくることを待ち望む数多くのファンたちの期待に冷水を浴びせた韓国棋院広報パートの手落ちは明らかに見える。 

昨日は特に日曜日だった。 さらに夕方8時30分に変更事実を急に通知すると、収拾にも相当な苦情を感じた。 特にタイジェムの場合、あらかじめ'サムスン杯D-1'棋士にも午前11時対局だと公示したし、タイジェム解説者であるイ・チュンキュにも午前11時に登板するようにと申しつけておいた。 その他サイトも状況は同じことであろう。

タイジェムも昨夜非常連絡網を稼動して修正公示するなど被害を最小化したが,この重大な4強戦を1時間20分も一歩遅れて観戦する囲碁ファンたちが吐き出す恨みは依然として恐ろしい。 合わせて今まで三星火災杯4強戦記事を書いた記者たちは全部'誤報'を出した不良記者になってしまった. 変化と革新を主に主張する三星火災杯ワールドマスターズが'玉に傷'を残した。

今朝8時59分、韓国棋院広報室では'対局時間が生放送の関係で9時40分から進行される'という文字メッセージがきた。