[パク·チムンの黒い石シロ]一つになった囲碁常備軍...最初の訓練の100%出席 - 中央日報 
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韓国囲碁復活作戦始動
男32人、女8人で構成
最高手・新人ノウハウ共有
日本も5月代表チーム初めての構成



囲碁は個人戦だ。 個人の創意と想像力が何より重要だ。 しかし一人だけの研究は限界があって共同研究が重要だという理論もある。 共同研究をすれば幼い棋士が最高手のノウハウを簡単に習うことができる。

上手の立場では毎日ライバルに会わなければならないし、後輩に自身の体得をそのまま明らかにすることは容易なことでない。 この大きい課題は微妙だ。 だが如何に最高手でも共同研究をしてみるならば習う事がある。

 日本囲碁の没落は‘木谷道場’の閉鎖とともに始まったとのことが定説だ。 木谷実九段が立てたこの道場は、大竹9段、武宮9段、趙治勲9段など日本の最上棋士80人余りを輩出した。

草創期韓国囲碁を導いたチョ・ナムチョル9段とキム・イン9段もこの道場出身だ。 木谷道場は道場出身プロが集まって囲碁を共同研究する所でもあった。 ここの出身者は順に日本の頂上に上がって日本囲碁の黄金期を作り出した。 しかし1975年に道場が門を閉めて棋士はちりぢりに散ったし、400年も派手に花を咲かせた日本囲碁も滋養分を失って徐々に没落の道を歩くことになった。

 韓国にはチュンアム研究会があった。 研究会の主人公は10代の天才イ・チャンホと彼の8年先輩ユ・チャンヒョク. はるかに実力が優れた二人の若者は、自分の中の考えを100%表わしてお互いを育て、その研究を見ている後輩たちは自然に成長した。韓国囲碁が急成長したのは、これらの功績が大きかった。


 中国はかなり以前から国家代表を常備軍で運営した。 常昊や古力のような最高級が義務的に参加して後輩を育てた。 永い歳月恐韓症に苦しめられた中国がいよいよ2013年に韓国をふわりと跳び越えたが、その一番の貢献者に‘国家代表’が挙げられたりする。



 韓国棋院が常備軍制度を導入した。 男32人、女8人. イ・チャンホ9段とイ・セドル9段が陥ったがランキング1位パク・ジョンファンと2位キム・ジソクなど上位ランカー11人とイ・ドンフン・ビョンサンイル・シン・ミンジュン、シンジンソなど英才が皆含まれた。 補償も微小なのに一流がまともに集まるか疑問だったが10日初めての訓練の時、当日手合いがあった6人を除いた全員が参加して予想を跳び越える熱い反応を見せた。


中国は今年4つの世界大会をさらった。 より大きい衝撃はLG杯と梦百合杯の二つの大会で韓国が16強戦で全滅してしまった事件だった。 おりしも10日、中国でもう一つの急報が伝えられた。 女流世界大会である兵聖杯でも中国が4強を全部占領してしまったのだ。

 韓国棋士が敗北するので、4強の一方でも中国に空けることを切実に望んだ時であった。




東京で開かれた富士通杯決勝戦で韓国棋士どうし連続決勝戦を行った時が先日であった。 その時日本ファンたちがネクタイを締めたスーツ姿で解説場をいっぱいに埋めた光景は今考えても珍しい。 韓国ファンたちは韓国棋士が見えない大会は見ることもない。 それを考えれば韓国囲碁は日本よりさらに速い速度で墜落する可能性がある。

 お金をほとんど与えない国家代表常備軍はプロ世界ではかなりぎこちない制度だ。 英才には機会であることもあるが最強者には苦痛で回避の対象でありうる。 それでも常備軍に一縷の望みをかける理由は現状況があまりにも急で差し迫るためだ。 日本も今年5月史上初めて国家代表チームを設けたし国民募金も行われた。